育児・親子・家族・子どもの心の問題

「理想の育児・家族ってどんなもの?」と疑問を持ちつつ読んだ本の感想を書き留めました(本棚4)。

「あなたが生まれてから」

2017-07-08 06:47:23 | 子どもの心の問題
あなたが生まれてから
くわばた りえ:著
マイナビ、2014年発行



<内容紹介>
「100点の母」にならんでいい。「0点の母」じゃなかったらええやん♪
 オフィシャルブログ「くわばたりえのやせる思い」がママたちから絶大な支持を集めているくわばたりえさん。
 本書は、ブログ記事に書き下ろし原稿を加え、イラストと組み合わせたメッセージブックです。子育ての喜び、悩みがリアルに綴られていて、子育てママなら共感必至!
 特に、くわばたさんが「赤ちゃん」「お兄ちゃん」「パパ」の視点からママたちに伝えたいことを絵本のように展開した「絵本ページ」は必見です。
 子育て中は心に余裕がなくなり、子どもや旦那さんにつらく当たってしまいがちですが、そんなとき、この「絵本ページ」は、家族への思いやりを取り戻すきっかけになるかもしれません。
 「絵本ページ」を子どもに読み聞かせることで、「大好きだよ」という思いを伝え合うのもおすすめです。
 読む度に「これでいいんだ」「わたし、がんばってる! 」と自分を認めることができ、わが子への愛を再確認できる貴重な一冊。疲れたとき、元気が出ないとき、子どもを寝かしつけた後にそっと開いてみてください。


 一読しての感想は「なぜ日本の子育てはこんなに苦行になってしまったのだろう」という素朴な疑問。
 苦しみ:楽しみ=7:3 という印象です。
 これでは出産・子育てに希望を持てません。

 主因は母親の孤立でしょうか。
 支え合う横の人間関係がないと孤立無援の大プロジェクトになってしまいます。

 この本の白眉は旦那さんの独白ページ。
 ここまでストレートに書いてある本をついぞ見たことがありません。

 育児関係の本を読むたびに感じていました。
 母親は赤ちゃんを守る。
 父親は母親と赤ちゃんを守る。
 では父親を守ってくれる存在は?

 仕事から帰った父親は、母親の育児報告を黙って聞くべきである、とよく書かれています。
 では父親の抱える仕事のストレス、母親の訴えを聞くストレスの蓄積はどう解消すればいい?

 追い詰められる母親ばかりがクローズアップされますが、会社にも家庭にもこころ休まる場所のない旦那さんのストレスを顧みる視点がなければ、父親はつぶれてしまう、日本の自殺者は減らないと思います。

 ここまで悪化してしまった育児環境、絡み合った糸をほどいて一つ一つ解決していかなければ、日本の未来はないと思いました。
ジャンル:
きいて!きいて!
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