テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ZOOM MS-60Bがver2.0に進化

2017年08月07日 | 日記
昨日はベース三昧の休日だったのだ

「細い弦も悪くないね~」




張り替えた弦が良い感じなのだ

細いと言いつつもギターよりは遙かに太いという・・


非常にスラップ向きな弦に感じられるのだ

【ヴィクターウッテン』という天才ベーシスト御用達の弦なのだ

動画サイトで検索してみていただきたい


基本、私はギター弾きなので必要以上にベースに執着する必要もない


”レーコーディングに必要なレベル・・・”

これ以上でも以下でもないと考えているのだ


それ故に過剰な機材は不要なのだ

一方、ここをケチると音楽としての品質が下がるのだ

何故だかギター弾きはベースを軽視するのだ

「低音域を埋めているだけっしょ?」

私が良く知るおじさんもそんな発想なのだ

故にベースを練習しようともしない

録音の際もギター用のエフェクターで代用しているのだ

「イコライザーで低音を補正すればいいっしょ?」


やはりベース専用のマルチが一台欲しいところだ

これは最適なのだ




昨日、検索していたらバージョンアップの情報に出会ったのだ

「えっ? こんなにエフェクトが増えていたの?」




同社のギター用マルチが先行してバージョンアップを行ったのだ

かなり前の話なのだ


ベース用もそれに続きバージョンアップされたようだ

80個以上のエフェクターが無償追加されたのだ


やはり情報は定期的にチェックしておくべきだと痛感したのだ


同社の製品は値段の割に良く出来ているのだ

実機のベースアンプは多く知らないが・・

スタジオで鳴らし録音した経験がある



そんな音に近い印象を受けるのだ


ギターの場合にはかなりアグレッシブに攻めるが・・

ベースの場合には既存のプリセットパッチの音を尊重するのだ


つまりは微調整なのだ


昨日のスラップの音もプロが作ったスラップに適したパッチを流用したのだ

ベースもギターと同様に色々なボディ材が使われているのだ


アッシュ、アルダー、バスウッド、マホガニー・・・

私のベースはバスウッドなのだ


一部のベテランギター弾きはバスウッドに良い印象を持っていない

比較的低価格なギターで良く用いられるからなのだ


先入観念に縛られてはダメなのだ


バスウッドにも材としてのメリットも多い

軽量なのだ

独特の鳴りを持っている


実際、アイバニーズではかなり高額な価格帯のギターにもバスウッドを採用している

以前に私が所有していた20万円以上の日本製のアイバニーズもこの材を使用していた

レスポールに使用されているマホガニー材に音の印象が似ている

ストラトで良く用いられるアルダー材やアッシュ材とは対極にある音なのだ


歪みと相性が良い印象を受ける


実際のところ、ベースの場合、ボディが大きいので重さは重要なのだ

長時間の演奏で疲れてしまうようでは本末転倒なのだ


バダスというブリッジなのだ

マーカスミラーが愛用しているブリッジなのだ



音が重厚になるのだ

スラップ系の演奏ならば、弦がフレットに当たる時の音が強調される

指弾きならば、暴れた感じの倍音が増える

一方ではフェンダーのデフォルトのブリッジのような軽快な感じがスポイルされる


この辺りは一長一短なのだ

ギターの改造と同じなのだ


改造に万能なものはない

どこかの性能を伸ばせば、どこかが削られる


つまりは欲しい音の傾向が見えない人は無闇に改造に手を伸ばさない方が良いのだ

しかしながら、改造の方向性が自分の好みとハマった時の爆発力はハンパではない


私のベースがまさにそんな感じなのだ

生粋のベーシストにはあまり好まれないベースだと思う


それで良いのだ

それが個性なのだ


ギターで喩えるならば、レスポールとストラトのミックスのようなベースなのだ

ハムとシングルを積むという・・・

昨日のスラップの音はハム9、シングル7、トーン10という設定なのだ


ベースのボリュームとトーンの関係も面白い

ギターのそれとは動きが異なるのだ


やはり、ここでも『絞りの美学』が重要になる


良い音、個性的な音を求める人は是非とも『フルテン』を卒業していただきたい



以前にもお話したが・・・


絞った音に耳を傾けてみては如何だろうか?

それ相応の演奏テクも不可欠ではあるが・・

単にコードを鳴らしただけでも音の善し悪しは分かる


絞った音がショボいギターはダメなギターなのだ

ダメという言い方が適切かは分からないが・・・


”応用範囲が狭いギター・・・”

だという事に違いはない


少々脱線したが・・・

何となくベース弦の方向性が見えてきた気がするのだ


ベース弦は高価なだけに耐久性も選択のポイントになるのだ

特にスラップが主体の場合、キラキラした音は必須なのだ

ハズレ弦の場合、一日で劣化していることがある


今回の弦は流石の高級弦なのだ

バリバリでパキパキな音が持続している

特筆すべきは安定感なのだ


まったく弦が伸びない

しっかりとペグに絡んでいるのだ

「やっぱり高い弦は良いのかな?」


良い弦を張って長期間使うか?

リーズナブルな弦を頻繁に交換するか?

ギターならば確実に後者だが・・・


ベースの場合は微妙なのだ

指弾きが主体のプロの中には『死に弦』を好む人も多い

つまり劣化した弦の事なのだ


むしろ、スラッパーが好む高音域の音を嫌うのだ

演奏のスタイルや奏法によっては都合が良い


ギターと重複する音域は邪魔だという発想なのだ

宅録で音が決まらない人の多くは『帯域』の調整が下手なのだ


特にロック系の場合、迫力を増す為に無意識に低音域ばかり強調してしまう

ドラムのキックやベースなど・・


私もブログのネタなどで音源を上げる場合、色々と工夫しているのだ

ギターが単体の場合にはそのまま、録ってしまうことも多い


一方でベースなどと一緒に演奏(録音)する場合は大胆に低音をカットしてしまう

それによって抜けを作ることも多い

「削るのって勿体なくない?」

実際に生のバンドで演奏する場合とレコーディングではまったく発想が異なる


この辺りに開眼した宅録ギター弾きは良い音が録れるようになる

”良い曲やフレーズが浮かぶ・・”

というのは別の話だが・・・


この辺りに拘るだけでかなり品質が上がる

「音がモコモコじゃね? 何か抜けね~わ」

「ピックアップが悪いんじゃね? 交換しよ」


素晴らしいピックアップを積んでいるギターを社外に交換する人の流れなのだ

プロのそれとは区別したい


そんな事を言っている私もかつては『交換マニア』だった

買ったギターのほとんどに社外のピックアップを積んでいた


呆れるくらいの散財ぶりなのだ

しかしながら、それはムダにはなっていない


経験という名の引き出しになっているのだ


ギターに詳しい読者の皆さんの前で語れる理由の一つなのだ


そんなこんなで今夜辺り、ベース用マルチに新規追加されたエフェクトを確認してみたい

楽しみなのだ

「それにしても80個以上って凄いよね・・


私は今週末から夏休みなのだ

遠出の予定はないが・・

遣りたい事は山積みなのだ

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