テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

USA製ストラトの音は何だかんだ言ってもイイよね・・

2013年10月17日 | 日記
※今回は音源が『2テイク』あるので注意してね~


前回はオレンジドロップのコンデンサー比較という事で
アリアとグラスのレスポールの弾き比べをしてみたのだ




コンデンサー交換の音の違いを実感できないという人も多いようだ

人それぞれだと思う・・・


私の場合には幸いにもかなりの効果が実感できたのだ

グラスのレスポールの場合にはダンカンピックアップの音の輪郭が見えるようになった

さらには音も太くなったような印象を受けているのだ


特に顕著なのだがアリアの変化なのだ

オレンジドロップに交換前はトーンを絞った状態でボリュームを絞っていくと4辺りで音が消えてしまったのだ

フルテンならばトーン10~0でも音は消えない状態だったのだ

「トーンのカーブの特性かな?」

程度に軽く考えていたのだ


こんな流れから使用時は常にボリュームを8~10くらいで止めていたのだ

ピックアップ交換前にも特に意識をしたことはなかった

「ダンカンに交換したから・・ピックアップの特性なのかな?」

と深くは追求しなかったのだ


・・実は悪さをしていたのはショボいコンデンサーだったのだ




オレンジドロップに交換後には問題なくボリュームを絞って使うことができるようになったのだ



電気的な説明をすることはできないが・・・

まぁ、結果オーライという事なのだ


単なるコンデンサーの交換だけでこれだけの変化を見せるのだ

実際の音に影響を与えないはずはないのだ


読者の皆さんも現状の音にプラスαを求めているならば
お手軽なコンデンサー交換にチャレンジしてみていただきたい

楽器店でも快く交換作業に応じてくれると思う


前回、ご紹介したマルチの設定とまったく同じ状態で一曲弾いてみたのだ

ギター側のボリュームとトーンで音を作り込んでいるのだ

同じアンプでもギターの調整で音は変わるのだ


ある意味でこれが理想の状態なのだ

もっとボリュームを絞ればクリーンに近い状態までいけるのだ

音が消えるという悩みも解消されたのだ


”良いピックアップには良いコンデンサーを使え!”

というのはギターに熟知したギター弾きのお約束なのだ

ピックアップの交換も検討されている方はコンデンサーの同時交換も考慮していただきたい

購入と取り付けは信頼できる楽器店に依頼していただきたい

「オレンジドロップって・・?」

「あぁ・・あのでっかいコンデンサーね・・」

このような鈍い?反応の楽器店(店員さん)はかなりリスクが高い




久々にベースも弾いてみたのだ

使用頻度が低いという理由でベース弦は張りっ放しなのだ

2000円超えの弦を頻繁に交換するのは辛いのだ

心なしかベース弦の方が劣化が早いような気もするのだ

これが放置の理由なのだ


かなり音が死んでいるのだ

それでも無理やりにスラップを弾いてみたのだ




とりあえずアリアはここまでなのだ



読者の中にはこんな感想を抱いている方も多いと思う

「全部のギターをオレンジドロップに交換しちゃうんじゃないの?」

たしかに現状の流れではそんな勢いなのだが・・・


トーカイにはすでにヴィンテージテイストのコンデンサーが搭載されている

問題はストラトとアイバニーズだが・・・


二本とも現状にかなり満足しているのだ

特に手を入れる部分はないように感じる


20万円前後のギターではそれなりにパーツにもお金をかけられるのだ

おそらくコンデンサーもピックアップとの相性を考慮して選ばれていると思うのだ

もちろん現状に不満があればUSA製でも改造はありだと思う


実際、プロでも高価なギターに躊躇なく改造を施し世界に一本のオリジナルを作り出しているのだ


すべてのギターのコンディションを『最良の状態』に保ちつというのが私のモットーなのだ

最近では当ブログへの登場が減った感があるストラトだが・・・



実は一番弾いているギターであったりするのだ




あくまでもブログは最新のネタ紹介の場だと考えているのだ

ピックアップの交換、コンデンサーの交換、ブリッジの調整etc・・


好きなギターだけを弾いていたのではブログは成立しないと思うのだ

余談だがスタジオなどに持ち込む機会が多いのもストラトなのだ



自転車乗りからは嫌われているハードケースだが・・・

個人的にはかなり重宝しているのだ



何本かハードケースを所有すると面白いのだ


ハードケースにもメーカーの個性が表れていたりするのだ

ツイード地のヴィンテージ系の薄型ハードケースも捨て難いが現代的なケースもかなり質感が高くお薦めなのだ


楽器店やネットでも同メーカーのケースを購入する事が出来る

実際にアリアにも類似のケースをオーダーして使っているのだ


私のストラトも購入から3年が経過したのだ

時が経つのは早いものなのだ

初回の頃からお付き合いいただいている読者の皆さんとも
数年来のお付き合い?という事になる

不思議なもので良いギターは時間と共にどんどんと音が良くなっていく気がするのだ



弾き込む事でピックアップのエージングが進行するのだ


ただ眺めているだけでは何も変わらない

コードを押さえてストロークプレイをしているだけ・・というギターも育たない

フレットが減るのを恐れて?撫でるようにペチペチと弾いているギターの仕上がりは最悪なのだ


気付いていないのは本人だけなのだ

ギターに熟知した人が触れれば(弾けば)どんな弾き方をされていたギターはお見通しなのだ

車屋さんもお客さんの車のボンネットを開けた瞬間に乗り方が分かるそうだ


乱暴に乗ればすぐに壊れる

大人しくばかり乗っていては回らないエンジン(その他可動部分)になってしまう


ギターにも同じ『匂い』をい感じるのだ


ギターは弾き手が育てるものなのだ

常々そういう気持ちでギターに接しメンテをしているのだ


オヤジさんが大事な盆栽を眺めるような感じでネックの反りやその他の状態をチェックしているのだ

ギターにあまり興味が無い人・・

格好(ファッション)だけでギターを弾いている人・・・

から見れば完璧なる『変わり者』だと思う


まぁ、他人に迷惑をかけていないので良しとしているのだ


”レスポールVSストラト・・”

のような対決?をギター誌などで見かけるが・・・


弾き手は互いをライバル視しているようだ

個人的にはどちらも好きなのだ


好きというよりは音楽的に欠かせない存在なのだ

楽器屋さんのNo2のお兄さんが言っていた

彼は生粋のレスポール弾きなのだが・・・

特に音楽の垣根はないそうだ


レスポールでリッチーブラックモアなどもコピーすることがあるそうだ

「やっぱりレスポールだとリッチーの雰囲気は出ませんね~」

やはりストラト弾きの音色を真似る時には似たようなギターを使う方が雰囲気が出せるのだ


ストラトの特徴はあの独特の『パキパキ感』なのだ

歪ませても独特の鈴を鳴らしたような音色が残るのだ


鳴らし切った時の爽快感はレスポールのそれとは別格なのだ


ストラトのお手本的演奏が多いが・・
私の中ではスティービーレイヴォーンとChar氏なのだ



特にレイボーンの音にはかなり衝撃を受けたのだ

アンプの空気感とギターの鳴りが他のギタリストとは大きく異なるように感じたのだ



機材云々もあるが・・・

やはり、弾き手の技量によるところが大きいように感じる



極太弦と極端なネックの順反りは有名な伝説なのだ

一時は6弦にベースの1弦を張っていたそうだ

ネックは反ると思う・・

前人未到のチャレンジなのだ

おそらく、突き抜けるような野太いストラトサウンドを求めた結果なのだと思う


常に他人の真似をしている(真似しかできない?)最近の人には無い感性なのだ

個人的にはこういうアグレッシブな感覚は大好きなのだ


特に音楽をクリエイトするような人間の感覚は常人では理解不能なのだ

コピーばかりに精を出している人はどんなに巧みな演奏が出来たとしても普通の人なのだ

それ以上でもなくそれ以下でもない


ましてやギターの演奏よりもパーツの交換に没頭しているような人々はギター弾きとは程遠い存在なのだ

コードの押さえ方よりもパーツのカタログスペックに熟知している人も少なくないような・・・


ギターを弾くというよりも科学実験や技術家庭というノリなのだ

このような人々がどんな趣向の音楽を好むのか?は私には想像もつかない


レイボーンのギターを聴くと泥臭い音の中に人間らしいグルーブを感じるのだ

「何を言っているの?」

と思った方もいると思うが・・・


特にこの部分に説明は不要だと思う

分かる人だけ分かれば良い世界観なのだ


レイボーンが生涯愛したストラト通称『No1』なのだ



このギターに一目ぼれしたレイボーンは当時所有していたギター数本とこのギターを交換したそうだ

数年前にオークションにて約5000万円で落札された逸品なのだ

当時の価格では特に高価なギターではなかったようだ


レイボーン以外にも当時は『交換』という概念があったようだ

「このギターを手に入れる為にマーシャルとレスポール、ストラトを手放したんだ」

愛車を手放し追金で59年製レスポールを手に入れたギタリストもいる

自分よりも上手いギタリストに出会って無償で譲ってしまったギタリストもいる


非常に人間味溢れる時代だったのだ


現代では考えられない

「え~こんなに買い取り安いの?」

「もう少し何とかならない・・?」

余談だが楽器店では何処かの質屋さんのような融通は効かないと思った方が良い

特にプレミアム性が高いようなギターならば楽器店も欲しがるが・・・


二束三文の価値しかないようなギターの買い取り金額はやはり二束三文なのだ

ギターの市場原理に無理に逆らってはいけないのだ


話は変わるが・・

読者の皆さんは楽器店のスタジオを利用したことがあるだろうか?

”楽器を練習する場所・・”

と思っている方も少なくないと思う


間違ってはいないが・・・

最近は都内の一部楽器店においてレコーディングに特化したスタジオを併設しているのだ

場合によっては専属のプロのレコーディングエンジニアも貸出?してくれるのだ

料金はかなりお高いが・・・


素人バンドがプロクオリティのレコーディングが可能なのだ

ギター弾きの方は機会があったら一度経験していただきたいと思うのだ


宅録のそれとは空気感が異なるのだ










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