キャプテンアブラーイド

初のヨルダン映画を見た。“キャプテン アブラーイド”

キャプテンっていうのは、飛行機の機長のこと。アブラーイドは名前。

タイトルからの印象とは全く違って、いい映画だった。可哀想だったけど、とっても心に響くいい映画。
ストーリーはありがちなんだけど、新鮮で、自分に一体何が出来るんだろうと考えさせられる。

そして、イラン映画同様に出てくる子供たちの純粋さと不遇な環境に胸が詰まる思い。

キャプテンは実はキャプテンではなく、空港で働く掃除夫で、ある日空港で拾った機長帽を冗談で被って帰った時に子供から機長なんだと勘違いされてしまい、そこから話はぼちぼち進行し、ある子供の家庭の深刻なＤＶ問題へと踏み込んでいき・・。

映画レビューには厳しいこと書いてあるものもありましたが、私はよく出来た映画だったと思います。
わかりやすく、話に入っていきやすいし、始まりと終りもいい。

故にすっごく心に残るいい映画となりました。