ウィリアム マルクス (著), William Marx (原著), 本田 貴久 (翻訳)
過去のテクストを読み、注釈を入れ、ときには未来に向けてテクストを書く者=文人とはいかなる存在なのか?古今東西の文人たちの―孔子から菅原道真、そしてロラン・バルトまで―さまざまな“生”を題材に、その誕生から死までの“文人の一生”を24章で描きだす。
単行本: 317ページ
出版社: 水声社 (2017/04)
ISBN-10: 4801001807
【目次】
第1章 誕生
第2章 身体
第3章 性
第4章 時間割
第5章 教育
第6章 試験
第7章 書斎
第8章 経済
第9章 家
第10章 庭
第11章 動物
第12章 性別
第13章 食事
第14章 憂鬱
第15章 魂
第16章 宗教
第17章 論争
第18章 アカデミー
第19章 政治
第20章 戦争
第21章 戴冠
第22章 島
第23章 夜
第24章 死
マルクス,ウィリアム
1966年、ヴィルヌーヴ=レザヴィニョンに生まれる。パリ第十大学教授。専攻、比較文学
本田/貴久
1975年、東京都に生まれる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、中央大学准教授。専門は、両大戦間期のフランス文学