Dance and Art by Sakurai Ikuya:CROSS SECTION*BLOG

ダンスアートユニット《櫻井郁也/十字舎房》発。コンテンポラリーダンスとオイリュトミーのレッスン、ステージ、エッセイなど。

断片・3/19

2017-03-20 | アート・音楽・その他
長い友人に音楽家の舟沢虫雄氏がいて、昨夜はそのライブに行くことができました。
電子音の持続によるもの。
デリケートな雰囲気のなか、息をころし、
音の推移を感じながら、あとは何も考えずに、じっと座っている。
そのような時間が僕には楽しみです。
聴く、というよりは、居る。
音というのは鼓膜もふるえるけれど、
まわりの物も全部が振動している、そういうなかで、い、ると、わずか小一時間だけだが余計なものを気にしなくなり、なんとなく、内心の振動までもが意識されてゆくような感じもする。
終わると談笑が始まり、徒然と四方山話だけする、そこではもはやさっきの音はなく、その音にさわるような言葉を互いに述べることもなく、それゆえ誰かの声やら言葉で残響が濁ることもなかった。
長い友人がたまたま音楽家になっていてくれて、そのひとりの聴衆であることができる、という関係に、ありがたさを感じながらの音体験だったのでした。
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