櫻井郁也ダンスブログ Dance and Art by Sakurai Ikuya/CROSS SECTION

◉新作ダンス公演2024年7/13〜14 ◉コンテンポラリーダンス、舞踏、オイリュトミー

断片・11/1

2017-11-01 | ダンスノート(からだ、くらし)
きのう掲載した写真は、吉田一穂の詩からダンスを、とお誘いいただいて公演したときのものです。

「一穂の空へ」というタイトルだったのですが、その機会があったことに僕は強く感謝していて、いまも時を経て、また何らかのかたちでと思う作品のひとつです。

会場は街中のビルの屋上で、そこは一穂の墓所のすぐ裏でもありました。
季節は今ごろ10月末でした。
この経験もあるせいか、秋から冬には、しばしば吉田一穂の本で過ごしたくなります。

一穂の言葉は、鮮明な星みたいで、回転している冬風のようで、遠くの白鳥のようでもある。そして、見たこともない風景がなぜか見えてくるような感覚、というと実に変てこな言い方ですが、そんな気分さえする。音楽にさえ感じます。
一穂の言葉にふれるたび、言葉なるものと新しく出会いなおすような気持ちになります。

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写真 photo

公演情報 Stage info.

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