CROSS SECTION*BLOG

櫻井郁也/十字舎房のブログ。ダンス/オイリュトミーのクラスだより、ダンスノート、公演情報その他。

ほびっと村学校・舞踏クラス、2012年度年間スケジュール

2012-05-19 | ほびっと村学校「舞踏」WS・内容/報告
月2ペースの舞踏クラス、年度内予定が確定しましたので、お知らせしておきます。
いつでも歓迎です。ご興味のある方、ぜひ遊びにきてください!

ほびっと村学校レギュラークラス
チケットクラス
「 舞 踏 」BUTOH DANCE
〜からだとこころの解放区〜

2012年度・年間スケジュール
それぞれのペースで、ご来場可能な日にご出席ください。

【日程】
★原則・第2第4火曜日★
(ただし8月は第1と第4の開催、10月は第1のみの一回となります。)
5/22、
6/12、26、7/10、24、8/7、28、
9/11、25、10/2、
11/13、27、12/11、25、
1/8、22、2/12、26、3/12、26。

【時間】毎回19:00スタート、21:00終了
【参加費】=4回11000円、10回20000円、単発3000円。
【会場】=西荻・ほびっと村学校 (杉並区西荻南3-15-3 TEL 03-3332-1187)

【ご参加連絡・お問合せ】 j-ss@rj8.so-net.ne.jp〈十字舎房〉 電話: 080-3507-3860(櫻井) 
※ご連絡は稽古当日でもOKです。(メールは前日まで)
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「身体感覚をひらき、自由に踊る楽しみを体験」・・・・・・「舞踏」は、瞬間瞬間の心の変化を身体に反映し、カラダの潜在能力を引き出しながら自己本来の姿を見つめ直す踊りです。その基礎として、からだとの付き合い方や感覚の磨き方を稽古するクラスです。稽古の主目的は、「カラダを知る、磨く。心身をほぐして踊る」ということ。無理のない動きをさがし自由なダンスをいざないながら、呼吸と気持ちの変化・腰の据え方や背すじの意識・美しい姿勢のコツなどを学びます。また、舞踏ならではの即興的な動きで感情とエネルギーの解放を体験し、心と身体のバランスを整えます。

【舞踏クラス、季節のテーマ(予定)】

春(5〜6月)空間と身体をむすぶ〜空気と踊る
・深い呼吸とリラクゼーション(自分の呼吸を意識し、コントロールする)
・立ち上がること、身体の軸、無理のない姿勢。
・衝動(思い)と身体の波(感じたことを動きにうつす練習)

夏(6〜8月)身体を知る〜流動の踊り
・骨を感じる/肉を感じる。体の深部を意識する。コアマッスルの認識。
・接地、つかみ(足腰の感覚や筋力を高める練習)、バランス。
・ブラインドモーション(目を閉じて動き、身体の感覚を敏感にする練習)

秋(8〜11月)躍動の踊りと大地の認識。
・足と腰を鍛える。反射神経を磨く。旋回の技法。
・渦巻き、八の字、伸び、ちじみ、屈曲〜全身の大きな動き
・呼吸から姿勢や動きの連鎖(柱・炎・波)

冬(11〜3月)感情そのものになる
・背筋と胸を柔軟にする。全身運動による感情の解放に挑戦する。
・胸と背面の深い動き
・メリハリ。ゆるむ動きと張りつめた動き、激しい動きと柔軟な動き
・運足(ハコビ)と空間の把握

【稽古の様子など】カテゴリー:舞踏クラス内容
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このクラスは、毎回かんたんなテーマを示し、自由に踊りながら身体の感覚を目覚めさせてゆくフリーワーク中心のクラスです。その日その日のカラダの状態と対話するように、自然な動きで感情の解放を楽しんでください。

お手本を見ながらカラダを整えたり操作のコツを学ぶクラス、振付をこなしながら上達するクラスなどは、
毎週の定期クラス(3種類)をご利用ください。春〜夏は、全くの初心者も入りやすい時期です。


舞踏ワークショップ5/22レッスン 予約受付

2012-05-07 | ほびっと村学校「舞踏」WS・内容/報告
ソロ公演の反省会がやっと出来たり、新しい舞台の企画を進めたり。近日ここでも色々ご報告できると思います。五月も半ば、稽古でもいい汗が出る季節ですね。

さて、来週の舞踏クラス、予約を受付です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
西荻ほびっと村学校年間ワークショップ
舞踏 2012
〜からだとこころの解放区〜
講師:櫻井郁也   

☆姿勢・息・しなやかさ・感受〜〜〜〜オドリ入門☆

【日時】
5月22日(火曜日)
19時〜21時
*以後、隔週火曜日開催

【参加条件】初心者より、健康で自己管理の出来る方。年齢は問わず。

【チケット】4回=11000円、10回=20000円、どちらも年度内有効。単発=3000円。

【場所】西荻・ほびっと村学校 (杉並区西荻南3-15-3 TEL 03-3332-1187)
JR西荻駅南口から徒歩2分。駅前みずほ銀行角を曲がり最初の十字路、デイリーストア前が会場の「ほびっと村学校」ビル。稽古場は3階、一階は無農薬野菜の八百屋さんです。

【ご予約・お問合せ】
〈十字舎房〉メール j-ss★rj8.so-net.ne.jp (★を@に) 電話 080-3507-3860 
稽古時間前にご連絡の上、ご来場下さい。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まずはリラックス。
畳の床に横たわって力を抜いてゆく練習から。
たっぷりと呼吸を味わい、全身のすみずみに意識を配ってゆきます。
そして、コトバや音によるインストラクションを行いながら、ゆっくりと、本当にゆっくりと、身を起こしてゆく。
立ち上がるまでに、沸き起こる感覚を味わいつくす。
日常では味わえない、身体の息づき、時の流れの深まり。
立ち上がった一人一人のカラダは表情をもっています。
ここから、その日の踊りがスタートします。
静かな空間に、それぞれの思いを秘めて立っているカラダ。
その表情を読みとりながら、音楽を流したり詩的なイメージ言語を朗唱したり、僕は感情や感覚に働きかけてゆく。参加者はカラダの表情を変化させて、沈黙の対話をするようにダンスを発生させてゆく。
時に柔らかい空間が、時に緊張感あふれる向かい合いが、時にダイナミックな運動が生まれて相互に刺激しあい作用しあって、稽古場は舞踏の空間そのものに変容してゆくのです。
さて、今回はどんな時空が生まれ、どんな気づきが待っているでしょうか。毎回、とても楽しみです。

レッスンは少人数のセッションスタイルで会話もフランクにできます。ゆえに経験や年齢は一切気にせず稽古できます。
初心者から、それぞれのペースでご出席下さい。お待ちしております!



舞踏クラス3/13報告

2012-03-13 | ほびっと村学校「舞踏」WS・内容/報告
それぞれが、それぞれの魂の時間を呼吸している。
肉体を味わいながら、肉体に蓄積された時間や空間の記憶を味わいながら、いま「私」が、「私として」、この地上に居る、その居方を、静かに感じ取っている。
純粋に、純粋に。
淀みを祓う時の流れが、ただひたすらに流れてゆく。
そんな時の流れを垣間見ることが、多くなってきました。
舞踏クラス、この2時間が美しくデリケートな時間になってきたのは、やはり参加者の一人一人によるものではないか、
そう確信できる何かが、今日の稽古には、ありました。
場を開いて待つことを。
教える、教わる、とは少し違った発見や気付きの場所。
そう思って続けてきました。
踊りはハレである。自らを開き、自らを晴らし、開き晴らしめる道を探る。そのための時と場を確保する役割りをしたい。そう思って続けてきたこの場が、少し少し、かたちになってきたのかなと、いま思います。
カラダは、つつましいです。
そして、堅く、かしこい存在です。
置き去りにされても、じっと耐えてきたカラダ。その声。
心の耳を、カラダの方へ。
わずか2時間、されど2時間。
さまざまな道を歩み、さまざまな人生を歩む一人一人が、真っ白になって何者でもなく何に属するでもなく、ただひたすらに、ただ一つの存在として、ハダカのままの心身に、命そのままの私に、向き合い大切に過ごす時間=身体の時間を、きっちりと確保してゆきたいと思います。そう思える稽古でした、きょうの稽古は。
感謝です、ありがとう!

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レッスン&ステージinfo.
いずれも、当ブログ内の記事ご参照ください!

Lesson受講要項 《募集中》

★「短期ワークショップ」
4月★コンテンポラリーダンス/舞踏篇★
4月7、8、14、15に決定。
土13時〜、日13時〜/14時45分〜
各90分、6コマ完結。予約受付中。


★weekly「定期クラス」
水、金、土
からだづくり/基礎、コンテンポラリー&舞踏、オイリュトミー
各クラスとも新メンバーの募集を開始しました。
どのクラスも初心者から参加できます。

★月2「西荻ほびっと村学校《舞踏》」
スローワーク&自由なうごき/即興ダンス
火18:30、次回は3/27(4月からは19時〜21時になります)
※不定期参加も可能なチケット制クラスです。

Stage舞台公演《チケット発売開始!》

★3/30上演《櫻井郁也ダンスソロ『かつてなき、結晶〜三月の沈黙へ』》
※最新作、ようやく上演です。ぜひ!(⇧click 詳細&予約フォーム)

やんちゃ者になろうか・・・。:舞踏クラス2/14の報告

2012-02-15 | ほびっと村学校「舞踏」WS・内容/報告
舞踏クラス、だった。
ぎゅっと、存分に踊った。集中力が残響した、空気は温かくやさしい感じがした。

クラスの日に向けてさまざま用意をするのだが、西荻ほびっと村学校の稽古場に入って参加される方に向き合うと、なぜか、そのワクに縛られて進行するのでは気が済まなくなる。
すっきり並べられた畳、少なめの光。
すごく落ち着いた場所である。そして静かである。
そこに、生身の人を迎えた瞬間かならず、インスピレーション、というのか、トンと降りてくる言葉なりイメージなりがあって、「これで、いきましょう」となる。そして、佇まいや、動きから、ある種のライブセッションのように稽古の時間が流れてゆく。
いやあ、忙しかった〜。もう梅の花、見ちゃいましたよ。病み上がりでね〜、etc,etc・・・。
ちょっとした言葉が重なり、温度をつくる、気配をつくる。その段階で、その日の踊りはコレだ、と感じる。
顔を合わせば、もう、始まっている。
人と人が出会う場である。ましてや、体温や息から生まれてくる「舞踏」のクラスである。当たり前のことかもしれない。

前半のスローワーク/基本練習は、からだをころがす、という事から始まった。
呼吸を聴き、鼓動を聴き、身体の感知できるところあらゆるところを感知しようとする。
少し少しもっと少し、動いては感じ確かめまた動き、感覚を可能な限り身体に向けてゆく。
そこにあるカラダを見つめながら、沈黙を用意したり、音を投げたりする。そこに言葉を架けてゆくこともある。
今日は言葉を架けた。
動きについて、生命の木について、植物について、動物について、生命連鎖について、光合成について、食とセックスについて。
ゲーテの形態学や三木成夫の健康論を参考にした。言葉は、栄養素である。
ひとりひとりが、自らのからだに向き合い、感性の世界を開いてゆくには、ゆっくりとした手続きが必要だ。

息を抜く。非日常。
仕事から家庭から離れて「一個のからだ」にシフトしてゆく。

後半は即興に入る、暖まったカラダは、教わるモードから遊びモードへと変化する。
戯れを演じるのでなく、ほんとうに戯れることが出来たならば、その人の変化は始まる。
踊りの場では、前進するよりも退行するほうが良いときがある。ばかになれ。とは、よく言ったものだと思う。
少年少女赤ちゃんまで、あえて退行してほしい。だれもがその経験を内面に携えている。大人が本気でバカになろうとする時は素敵だ。鎧がパカッとはずれて、やんちゃな少年やコケティッシュな少女が光にさらされる。
もっと踊りたかった。そう言われると、うれしい。

踊りは行儀作法ではない。稽古は、いろんな失敗をこそ楽しんで良い時間である。
デタラメ、やんちゃ、マイペース、不器用、そこに核心がある。
こんなにゆっくり動いたことがなかった。という人がいる。
こんなメチャクチャに動いたのはガキの頃以来だね。という人がいる。
そう、まずは極端で行きたい生きたい。
踊りや歌は、本当は、ただ楽しみ、それなんだから。

ほびっと村学校「舞踏クラス」次回は2/28の開講。楽しみです!
※このクラスは4月からは19;00〜21:00になります。

時の深まりゆくなかで (舞踏WS報告)

2011-05-26 | ほびっと村学校「舞踏」WS・内容/報告
時の深まりを感じながら、肉体が呼吸している。

昨日の舞踏ワークショップでの稽古感想は、一言にすれば、そんな印象。過ぎゆく一瞬を大事にすること、ひと呼吸ひと呼吸を味わうこと、心を感じて丁寧に身を動かすこと。
レッスンを続けている方ならではの落ち着いた丁寧な稽古でした。

お話しながら下半身のストレッチ、足腰の立て方から「運び」を中心とした基本練習へ、これを活用しつつ音と遊ぶ「即興」の動き。昨日は、ゆったりとした流れを感じたかったので、箏と笙の曲で踊ってみました。

足腰や肚は、何と言っても土台ですから、そこにしっかりした稽古を入れないとカラダが強張りリラックスできません。気持ちも自由になれない。
丁寧な練習を重ねたい由縁です。

遊ぶ、踊る。
即興の練習は、やはり回数を重ねるほどに意義ある時間となっていきますが、昨日のレッスンで良かった点は、内的な集中が出てきたことでした。
落ち着いた佇まいでドラのリズムに受け答えするような始まり、いつしか戯れとなりつつも、音が内面に染み込むのをちキチッと感じてゆこうとする意識が、姿勢や重心の安定につながっていました。そして、決して乱暴ではなく、それでいて強い手の動きが誘導されていたと思います。
気持ちの変化をしっかり受け止めてこそ、 動く必然が現われ出るので、即興練習はタイミングの練習とも言えます。
内のエネルギーを捉えて動くこと、内面観察、それが、あるポイントを超えるとき、外に働きかける力を生み出せるんだという体験。そういう方向へ。
まあ、実際に動き語らいつつのセッションから出来る体験なので、文字にしるすのは難儀ですが、現われ出る動きや体験を通して磨かれるのは、やはり自分というものへの眼差しだと思います。

うれしかったのは、稽古中に発せられた声。
いま居る場所が、こんなに広く見えるのが、新鮮。
と…。
それは、カラダの動きが意識に働きかけている証。稽古の仕方が良くなってきたのだと思います。
全身への気配りから「意識」が冴え、目が敏感になってゆく、場所そのものも広々余すところなく感じる、いわば「ひらけてゆく」のでしょう。

さて、次の稽古はどんなセッションになるでしょうか?
毎回、楽しみでなりません。

次回は6月14日です。
くわしい記事

舞踏クラス11/10:報告

2009-11-11 | ほびっと村学校「舞踏」WS・内容/報告
公演を前に、舞踏ワークショップを行なった。ウィークリーの定期クラスと並行して、毎月2回、必ず行なう。このワークショップは、いつでもオープンなので、初めて踊る体験をしに来る方も多い。これが逆に、長い方にも刺激になるのか、しばしば魅入る稽古ぶりが出る。基本のあと、僕が出すシンプルなテーマで自由に踊る。それについて、また課題を提案し、参加者は次第に踊りの世界に入ってゆく。そんな運びのなかで、僕は、毎回のように人が自らのカラダにむすぼれ直す姿のすがすがしい解放感、そして、感じ合いたいという気持ちの切実さの表れに、心の芯を洗われる。器用さを競う、独自性を競う、そんな卑しさを遠ざけ、おのおの「居かた」を探しながら、のびのび解放されてゆく。そこをこそ見つめ、試行錯誤する空気が出たとき、このワークショップは何か暮らしにつながるのだと思う。次回は24日(火)です!
ほびっと村学校WS「舞踏〜カラダの夢、ココロの翼」参加詳細

舞踏クラス報告5/26

2009-05-27 | ほびっと村学校「舞踏」WS・内容/報告
西荻の「ほびっと村学校」で舞踏WSを行った。今日も初めての方が参加して下さった。たえず初心者の方が訪れて下さるのは、このクラスの特徴でもある。初心の動きはとても大事な体験になる。そして初々しく稽古に加わる姿は、まわりのひとにもいい影響がある。フレッシュな風がふきこんでくるように・・・。さて、何度も通っていられる方の動きは、いつのまにかすごく豊かになっている。それぞれ一人っきりで完結しないで、人と人が踊りの熱で刺激しあったり許しあったりできるようになれば最高だと思いながら進めている。個々、いかなる思いを育てて下さっているのか。回を重ねるたび、動きから発される力がしっかりとしたものになっているのを感じる。今日はとても長い時間をかけて呼吸とカラダのうねりを誘導した。床に全身をあずけること、明確な力の流れを構築しながら起き上がること・旋回すること・波うつこと・・・。つま先立ち、さらに片足軸でのうごきへ。一時間以上の時間をかけて、体の芯から指先アタマのてっぺんまで意識を入れていった。そしてとても集中したステップ練習へ。強い足・優しい足・大股開きの足腰や恥ずかしさをたたえた内股ステップ。運動とかけ声とゴングがどんどん一体化して、部屋中が熱気を帯びて終わった。このクラスの稽古は、教え教わる、という関係ではなくて、セッションのようだと感じている。自由で開放的な遊びでありつつ、とめどない力の流れをつかみとる有効なフィジカルワークでありたい。参加者の皆さん、気持ちよい稽古をありがとうございます。これからの稽古も、ぜひよろしくお願いします!

この稽古(WS)は毎月2回(火)18:30〜20:30、西荻ほびっと村学校にて開催していますくわしくはココ

舞踏クラス:練習報告2/10

2009-02-11 | ほびっと村学校「舞踏」WS・内容/報告
「舞踏」クラス。初心者から、ダンスの最も原点となる要素「身体を味わうこと」を体験するクラスです。この日は訪ねて下さった方の興味を伺い、いろいろと会話をしながら、踊るというよりは初歩的な身体操作の稽古を丁寧に行いました。主に練習したのは、「腰回りと股関節のストレッチ方法」と「足運びのコツ」を集中的に。とりわけ、足運びでは、骨盤が閉じたり開いたりする状態、上半身と下半身の連動を集中的に体験。今後もじっくりと練習していきます。あと、練習中に話題になったのは、気持ちの持ち方と身体の運用が相互にリンクしてゆくという点でした。

「舞踏」はその名の示すように「踏み舞い」であるから、一歩一歩のステップの説得力を大事にする踊りです。それゆえ、足腰の安定は生命線です。「踏」とは大地との交流、だから感性豊かな「柔らかい足」でありたい。つまり、何よりも「楽に」足を動かすことが出来る状態を稽古してもらおうという内容に入ったわけです。イメージとしては、全身コントロールと足腰を連続させる状態。棒立ちにならぬよう、気を流し続ける状態。重心を把握できていて、体幹が中空に浮かんでいるような状態へと稽古を進めてゆきます。そのために必要な筋力・柔軟・感覚・感情を育ててゆくプロセスをゆっくりやさしく行います。

次回の「舞踏」クラス稽古日は2/24(火)18:30〜20:30、予約受付中。ご興味ある方は、下記ご参照の上ご予約下さい。

舞踏クラス・ほびっと村学校

「歩み」を「ダンス」に:舞踏クラス練習報告1/27

2009-01-28 | ほびっと村学校「舞踏」WS・内容/報告
東京マインド&エコ・カルチャーの草分け、西荻・ほびっと村。ここでの「舞踏クラス」、大都市のなかで自分自身に還ってゆける踊り場を、との思いで行っています。

きょうのレッスン、(ちょっと大げさかもしれないけど)精神の発光が感じられて、感動しました。
ずいぶん歩きました。フットワーク=足の稽古を進めたのです。このクラスでは、初心者から、いろんな経験のひとが渾然となって自分や肉体と向き合い、踊りの原点を体験してゆきます。
強く強く、弱く弱く、大地まで低く、空まで高く、もっと腰を使って、もっと息をして、腕を解放して、胸を広く、背中も広く、空気を感じて、音を感じて・・・・。

歩くことは踏むこと、踏むことは、地熱を呼吸することです。
フラメンコでは(ドュ・エンデというんだそうですが)ステッピングは地霊との対話なんだそうです。人が地を踏み、地の霊魂が眼を覚ます。壮大なイメージですね。

舞踏において、歩く練習は呼吸と同じくらい決定的かつ継続的な稽古項目だと思います。
人生の中で、人間はひたすら歩き続けます。歩きながら闇におののき、光にあこがれ、友達や恋人を見つけたり失ったりします。泣いたり笑ったりしながら繰り返してきた「歩く」という営みを踊りに転換してゆく。そんなことにチャレンジを繰り返しています。

練習ポイントは、一歩一歩のなかで体の状態をよく味わい、それにシンクロしてくる精神的な変化に敏感になる事です。ベトナムの仏徒ティク・ナット・ハーン師は歩くことと瞑想を深く結びつけられたそうですが、これはダンス舞踏の稽古でも同じ事だと思います。歩くという事は、移動する、という以前に、地面に触れたり地面を踏んだりという行いであるし、だから、足元の地面と対話する事でもあります。いろんな地面があり、そこが土ならば自然と、土でなくて床や畳であるならば人の営為痕跡と、対話することになります。わたしは、どんな地面と接しているのでしょうか。また、トントンと踏めばリズムが起こりますし、そのリズムに傾聴して身を委ねてゆく事はおのれを揺さぶる行いにも通じましょう。さらに、そうしながら歌を想ったり、思い出を想ったり、未来への期待や、今生の悲しみ怒り愛おしみなど、その人の心の広がりをいくらでも載せてゆけば、無限の旅を表現/内省することにつながってゆくのではないかと思います。歩く、は、波を起こす、ことに、近しいのでありましょう。そういえば、日本語「歩く」を構成する言霊には、ア(広がり)、ル(流転)、ク(凝固)の味わいがあります。

ごく基本的なステップの反復練習を1時間、そしてドラミングやイメージ言語や音楽のなかで、各自フリーの試行錯誤を1時間。じつに多様な「歩み」の試行錯誤があった。冬の夜とは思えぬほど汗が出ていました。参加者の皆さんには、さまざまな思いを胸に帰路についていただきましたが、どうでしたか?僕には、ひとりひとりの眼が、ずいぶん深く輝いていたように見えました。良い稽古を、ありがとうございました。今日の体験/想像を糧に、もっともっと稽古内容を豊にしてゆきたいと思います。みなさん、一緒に歩んで下さい!!

毎月2回火曜/ほびっと村学校年間ワークショップ「舞踏:BUTOH DANCE」〜カラダと触れあうことから次回=2月10日(火)18:30〜20:30 参加予約、受付中:初心者より、毎回10名程度まで【チケット】単発は3000円。4回=11000円。10回=20000円。西荻・ほびっと村学校


随時参加受付中櫻井郁也主催クラス「土曜:基礎オープンクラス」毎週土曜15時〜17時:初心者より、毎回15名程度まで。
毎回の流れ:呼吸法〜ヨガ&バレエストレッチ初歩〜筋力調整〜コア・トレーニング〜基礎的なダンステクニック。
コンセプト:もっとも基本的なダンストレーニングを通じて、日々の体調管理・姿勢矯正・活力アップを行う爽快なクラスです。深い呼吸リズムにのって、全身をくまなく運動で満たしてゆく練習。20〜50代まで幅広い年齢層が参加されています。運動の楽しさが実感され、ストレスの軽減などにもおすすめできるプログラムです。【チケット】単発3000円。4回=11000円。月謝=8000円(月謝の場合は入会金5000円)。
定期クラス案内

【クラス参加の予約・問合せ】
練習場所・持ち物・詳しい情報など
090-6163-4762 または メール j-ss☆rj8.so-net.ne.jp ☆を@にしてください。


BUTOH WORKSHOP by Sakurai Ikuya

[BUTOH dance class]
Basic technich and improvisation. Language=easy japanese. Lesson on Feb=10th and 24th.1time=3000yen, 4times=11000yen, 10times=20000yen
Venue=2minutes walk from JR Nishi-ogikubo station

[Bacic technich and training class]
on every Saturdays 15:00 to 17:00. (Physical training for Butoh It includesYoga)1time=3000yen, Monthly =8000yen/ admission fee=5000yen for 1st month.
Venue is 10minutes by bus from JR Ogikubo station.

If you're interest in , we can send you direction to the place.
contact = j-ss☆rj8.so-net.ne.jp (change☆to@)

22日、舞踏クラスやります

2008-07-20 | ほびっと村学校「舞踏」WS・内容/報告
きょうは土曜日、基礎クラスだった。暑いですね〜、このさい出せるだけ汗、出しちゃいましょ。とばかり、脚の動き、背筋の動き、ヨガ・アサナ、バレエ・トレーニング。みんなカラダが柔らかくなってきている。夏って、カラダが変わるのだ。ただし注意は必要。冷房、冷たい飲みもの、陰性の食事・・・。肚・足首・頸部に冷えが溜まるといけない。来週の基礎クラスでは、ちょっと夏の暮らしについてアドバイスもしようかと思う。ともかく、きょうは動いた、動いた・・・。終了後、センセー、ちょっと速いよ〜、との意見あり。ここの力が抜けかかってたのに〜、ここでつまづいちゃったから、もう少し反復したかったよ〜。こんな意見、とてもうれしい。話した。すごく意識的な稽古をしている人だと思った。受講者のみなさん、どんどん意見くださいね、みんなの練習ですから!

さて、来週の準備だ。まずは22日(火)の「舞踏クラス」だ。(下記ご予約案内)
動きをカラダの芯から生み出してゆく体験。アタマ・ココロ・ニクタイ。この三位一体が認識されることがメインターゲットの稽古。海外でのクラス指導が、このクラスを開くきっかけになった。「舞踏」の根拠には、日本の生活知がある、風土がある、精神基盤がある。
目前に迫るソロの稽古を自身で行いながら、感じること、考えること、このクラスには積極的に注ぎ込みたい。平易、シンプル、自由度。これらが特徴だが、それでいて、本質へ、本質へ。深くカラダに染み込んでゆく何かを提供したい。

舞踏クラス・近況

2008-06-27 | ほびっと村学校「舞踏」WS・内容/報告
「稽古」といえる状態に一歩近くなった。
単発受講ありのチケットクラス。さまざまな方が来て下さる。重心、姿勢、足腰、集中力。多様な即興も楽しい。

たとえば、6月末の稽古日。この日は、プロから初心者まで混在だが、動ける面々と見た。集中力のなかで、初めての人も動きが湧いてくる。正面をとってみよう。ひそかに気合い。準備していた解説・誘導のたぐいは止めた。準備運動、最低限の解説をへて、立ち姿へ。散漫を指摘。集中力の確認、背骨の認識、試行錯誤を経過の後、軸のチェック、そしてこの日の踊りを提示。また、やり直し。もぞもぞしない!やり直し、と言った。言わせてくれた。まずダイナミックに動くべきだ。大胆さと雑さはまったく別だ。跳躍作業、関節作業、屹立作業。転倒をいとわぬ挑戦も見える。個々の傍に行ってアドバイスや課題を次々に声がけ、ダメ出し。動きたおしてもらう。時間半ばにして、すごい汗と熱。仕切り直しの後、再度挑戦。その調子、しかし冷静さと観察眼を失うなと言い続ける。楽曲との対峙。バッハの無伴奏とメシアンのクロマティック。食らいつくように聴き、挑んだ。もっともっと動けるなと、良い調子のところで残念ながら時間切れ。しかし可能性が見えた。いま、ダイナミックな動きを育てたい。ヘタクソでも勇気を持って全身で動く。それが初心のすがすがしさだ。さて、夏の稽古が楽しみである。

踊りの大基本からしっかりやります。運動・ダンス大好きな方、初心者より。身体の息吹を!
舞踏クラス・夏の日程(予約受付中)7/22、8/05、8/26(いずれも火曜日)18:30〜20:30 西荻ほびっと村学校にて
 クラス紹介&アクセス

ほびっと村学校・舞踏クラス:4/22報告

2008-04-26 | ほびっと村学校「舞踏」WS・内容/報告
22日の「舞踏クラス」終了後・・・。
部屋が明るくなった。広く感じる。という感想を得た。うれしい。
ダンスは身体本来のヴァイブレーションを恢復する。そのきっかけが踊ることやレッスンによる知覚の変化だ。
自然へのアンテナ、身体の感度、これらは抑圧されて眠っているはず。
本来の感覚をとりもどすには、萎縮した状態からの「ゆるみ」をつかまねばならない。それが舞踏の入門レッスンの主題だ。決め手は、まず腰にある。腰は身体の中心である。中心が定まらないと周りはゆるまない。ゆるまなければ神経は自己にばかりまとわりついて外部に開かない。踊れない。クラスの当面課題は腰。次回のレッスンでは、くわしく話そうと思う。

ところで、この日の練習。
場所とカカワルこと。カマエ。ハイル。ヌケル。
「場所とカカワル」。これは、幼児なんかはいつもやっている。走ったりそろそろ歩いたり回り巡ってみたり。身体の感覚で場所をつかみ、感じ、把握する。そして、戯れる。目で見ていても、自分がいる場所の本質は、わからない。
「カマエ」、始まりの姿勢。身体感覚に集中する状態を、僕はこう呼んでいる。
「ハイル、ヌケル」。イメージに対するアプローチだ。かんたんな振りでも良い。いや、形にでも、運動にでも、気分にでも・・・。想像の何かに、なりきって、そして、きちんとやめる。踊りでも芝居でも、まずこれだ。大事なのは、想像力を疑わないこと。なりきる前に勝手に自己批評しないこと。
たとえばチューリップになる。球根があり、植えられ、根が芽がでて花咲き色彩を生んで枯れてゆく。その有様を活き活きと思い浮かべることが出来るかどうか。
何になっても良いが、明確なビジョンがないと、なれない。良く知っているものを想像することが初歩だと思う。(僕はどんなもの・ことを「知って」きたのだろう?)
形には、芯と周辺がある、勢いがある。形はエネルギーの関係やバランス、動きはその過程である。踊りでは、エネルギーの流れを意識し、カラダに重ね合わせることが初歩となる。踊りは観察につながるのだ。(表現の対象は、観察対象でもある。良く知っているものに身体を当てはめて、はじめて踊りが見える。さまざまなものに変容することが出来る。またその途中を創造することも出来る。)

シュタイナー教育ではエポックという学習法がある。これは踊りの発想に似ている。興味から興味へと枝わかれしてひろがり、最初は無関係であったものを結びつける能力を養うのだが、途中に絵や記述や踊りもふくめて、さまざまな仕方で興味の対象を観察する、時には生産も体験しながら。一度分かたれたものを再び結びつける力は人間の個性につながるという考え方。関係をつくることは、その人独自の世界を構築することでもある。これはアートにも当てはまるのではないか。
次回は星の形をヒントに動く。これは人間の身体とエネルギー放射の関係である。
人体のことを踊りの視点で解説するのもありかもしれない。動いたり、話したりしながら、今年の「舞踏クラス」は少し知的な側面もやってみたい。踊りは多面体だ。『ほびっと村学校・舞踏クラス』、次回の開講は5月13日。お楽しみに!

舞踏クラス 10/9報告

2007-10-10 | ほびっと村学校「舞踏」WS・内容/報告
きょうは、ほびっと村学校で「舞踏」クラスでした。
日曜日のワークショップから一転して、おだやかな畳の稽古場での少人数レッスン。
初めての方、それから妊婦さんも一緒でした。

みんなで輪を囲むように座り、開脚。お尻や膝の裏で、じわっと畳を感じ、その下の大地を呼吸するようなイメージでストレッチ。そして、互いに力を伝え合うような気持ちで、上半身のゆらぎ。
背筋をスッと立ち上げ、胸から腕を天に差しのべて、星や月にあいさつ。

準備運動から、気持ちをこめて動きたいものです。
「舞踏」は、魂の踊りなのだから、カラダを動かす限り、すべて踊りとして・・・。

空気を感じつつ、腕をおろし、さらに方の力をぬき、さらに、さらに、さまざまなイメージをいだきながら、関節をゆっくりと折り曲げて、まるく自身を抱えるような姿。そのカタチを感じながら呼吸を味わう。
イノチとしての自分を観察する体験、いよいよ、本当の基礎タームです。

一枚の写真を見てもらいました。
子どもを宿した、お母様のおなかの写真です。
性別・年齢・体験をこえて、こんなおなかになってみましょう!

この美しい写真は、レナード・ニルソンという写真家が撮った、人間の誕生記録から。
お母様のおなかに始まり、その内部へ。胎内のピンク色の薄闇、胎児のまどろみ、やがて誕生の瞬間、それを見つめる大人のまなざし。この世に生きるだれもが、確かに通ってきた体験の道。
これが、このクラス当面のサブテキストになります。

おかあさんは、新しいイノチをいたわり、そのために自分自身もいたわり、四季を一巡り生きてゆきます。
「私のカラダ、私のイノチは、私だけのものではない」
この、母のマントラこそ、僕ら舞踏家の金科玉条ではないかと思います。
そのような思いから、僕らは、この地上に生まれてきました。
そして、いま、自分の足で大地や夢を、歩いています。

生のひと時を力の限りに踊るのが、舞踏のステージとすれば、
イノチを受け継ぐように生まれ、生活を営んでいるその事実、一日24時間存在した事実をリアライゼーションするのが、舞踏の稽古だと、僕は思っています。その基礎は、「生みだされて、在る」「生かされて、在る」ことを思いながらのカラダの動かし、カラダの確かめ。

ダンスのなかでは、だれもが母であり、父であり、受肉しつつある胎児(未来)であります。
母、父、子。
この3つの存在に、イメージをふくらませて行きつ戻りつしながら、踊りとの出会いを、育ててゆきたいと思います。
日々を生きつなぐ。この現実への深い感動が、新しい一歩を生むのではないでしょうか。

レッスンのあと、参加者みなさんの笑顔がうれしかったです。
今日もありがとうございました。

(次回、舞踏クラスは10/23。明日からの定期クラス=オイリュトミー、ダンス、基礎、それぞれ新タームです。入りやすい時期になりますので、どうぞ遊びに来て下さい!)
クラス新規募集・受講案内

9/25の舞踏クラス

2007-09-21 | ほびっと村学校「舞踏」WS・内容/報告
9/25(火)ほびっと村学校「舞踏」クラス、予約のご案内
予定通り、来週25日(火)は「舞踏」クラスを行います。

何回かやってみるうち、カラダと気持ちがふれあい始めたとか、このクラス特有のすごくゆっくりした動きから発見できたこととか、いろんな話しが飛び交いながら踊りました。楽しかったです。
このクラスは、ひとりひとりの自由な動きを見つけてゆくクラスなので、時には参加者同士が動いた感想を話したりするのも良いのだな〜、と思うような、アトリエみたいな時間の流れでした。

これまでは、音に集中することが多かったのですが、前回は写真を鑑賞した印象から、身体の動きをさがす練習を始めました。
今後も徐々にイメージのヒントを拡げてみたいと思っています。

舞踏は、イメージを身体で呼吸する踊りです。秋冬は、精神の季節ですし、その点に重点を置いて、わきあがってくる気持ちの変化をカラダで受け止めながら、心に正直でムダなこわばりがないカラダを導きたいと思います。

9〜10月は「赤ちゃん」だったころの動きを思い出しながら、いろんな印象との出会いをカラダで遊んでみたいと思います。赤ちゃんはすごいです。みんな最初は踊りの天才だった。
(稽古場の畳が新しくなったので、床の動きも気持ちよくできますし・・・。)

いよいよ今年度も後半ですが、このクラスは毎回を原点としたいので、やはりスローペースで。
すでにワークを体験済みの方から、初めての方までどうぞ。幅広い参加をお待ちしています!
※下記をご参照の上、予約してください。
各クラス案内&予約先

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PS:別クラスの情報ですが・・・

9/22から10/6の土曜・基礎クラスは、前半を通常のトレーニング、後半では初歩的な動きを用いて「やさしい振付け」を体験してもらおうかな、と思っています。イメージは、のびのびしたエクササイズの組み合わせ。もちろんテーマは気持ち良く体を動かすことです。ヨガ・モダンダンス・舞踏などから、基礎中の基礎のエッセンスにしぼって、1回でも覚えきれるものを。また動きを覚えるコツや気持ちの解き放ち方なども。それで、希望者は10/7(日)のショーイング&WSで踊ってみる・・・。基礎クラスって、1年の大部分をトレーニング三昧ですが、秋ですから、とにかく気持ちを解放しましょうか!(10/13からは、秋のメインメニューです)

レッスン報告(8/28舞踏クラス)

2007-08-29 | ほびっと村学校「舞踏」WS・内容/報告
8/28。今日の舞踏クラスは、身体の実験室みたいで印象的。迫力がありました。
静けさの中に、強い衝動がぶつかりあっています。
ツンと体を突っ張っている人、フルフルとするまで足でカラダを支えている人、眠りのような安らかさで姿勢を運んでゆく人・・・、ひとつのヒント、同じ導入、同じイメージ・モチーフを踊りにしてゆくのに、多様さが際立ち始めています。セッションを重ねるうち、はじけた動きも見え始めてきた。雲のむこうの皆既月食から、あるいは突然の雷鳴からエネルギー・・・?いいえ、すべて自己決定の動きです。参加された一人一人の気持ちと熱が、そうさせたのです。回を重ねた方からは蓄積されつつある底力が、初めての方からは、すがすがしい勇気が、発散されて「磁場」が生まれていました。初心から経験まで、稽古量をこえて作用し合っていることが、何よりうれしい!


先日このブログで報告しました白州フェス・野外公演の創作体験を交えつつ、イメージの置き所について、踊る根拠について、僕なりの思いを話したあと、本稽古へ入り、上記の様相。
今日は、エクササイズというよりも同じコンセプトでセッションを繰り返すイメージ訓練の日となりました。

モチーフは「重力の受容」。
僕が少しの動きを見せながら、向かい合ってみたいイメージやハコビを提示。それを各自が自分なりの動きを実現してゆく。
2時間の中で、注意や感想タイムをはさみつつ、3回のセッションでタイムアウト。

稽古中に声がけしたポイントは、1=「見つめられている」という認識をきちんともつこと、2=コンセプトを見失わぬこと、3=流されず自分なりのメリハリをもつこと、4=きちんとやるのだが、神経質にならない〜情緒のふくらみとカラダがゆるむ「すきま」を持たねば!

舞踏は、深く感じつつ意志を持ち続け思考を展開する、全器官のバランス感覚を探してゆく作業だと思います。
体を飼いならしてゆくような稽古でなく、いつも新鮮に体と出会い続けるような稽古としたいもの。
だから、ハプニングや思い通りにならぬことを失敗ではなく出会いとして受け止めて、どんどん動いていきましょうとお願いしました。失敗はアタマの問題。本当の失敗は、カラダに対する支配的・命令的な向かい合い方なのです。
大事な時間だから、どんどん試行錯誤が生まれる方向に、育ててゆきましょう。
この時間・この場所では、誰もが自由な踊り子として出会ってゆきましょう!