箱庭富貴蘭

凝縮された自然の美、癒しの緑

富貴蘭栽培考

2017-04-19 10:09:44 | その他
富貴蘭栽培においてはほぼ例外なく水苔を使用した方法が用いられている。
裾ものだからといって庭木に付けられている方もおられるが、まぁそれはおいといて。

水苔の養分で…水苔に住むラン菌で…などの水苔万能記述を見かけるが、使っている感触としては「脱脂綿」を使って「薄い液肥、活力剤」の水耕栽培のような育て方だと思っている。



水耕栽培でも適切な管理をすれば作上がりする。まぁ機械的細胞分裂のレタスのようなものだが。

ペレポスト開発者宇井氏の記述から、水苔に木材腐朽菌を住まわせる方法として砕いたペレポストを混ぜる案が出されており、今回検証に入っている。
それを踏まえ、空洞植えの応用としてアンコにペレポストを混ぜ、さらにこのような植え方を試した。



これには複数の効果を期待しているがすぐに結果は出ないであろう。対話を通じてカスタマイズしようと思っている。

本来のペレポスト植えは富栄養となるため、洋蘭には最適ながら、貧栄養で育つ富貴蘭などには直接の応用は今回避けた。あくまで水苔という詰め物にラン菌たる木材腐朽菌の住まわせが今回の目的である。
元々このコンポストの使用は宇井氏の検証記録と一定以上の知識が要る。水苔にただ混ぜただけで使用された方も過去におられるかもしれないが、植え方自体の緻密な設計、水管理もセットにしないと思った効果は上げられないと思っている。

故に、鉢数を大量に所持されている方には向かないのでオススメしない。より手間のかからない、水耕栽培の工場システムでよろしいと思う。

これは自然との対話であり、それ自体を楽しむのが目的である。換金的、珍品貴品優越主義から一線を画す富貴蘭自然美への探求である。
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