鳥インフルエンザについてはWHOがその脅威について指摘しており、日本でも行政が動き出したようである。半分は、ベトナムとの外交上の資金協力ということなのかもしれないが、厚労省が共同で研究を行うことには安全対策上重要な意味がある。しかも、中国での発生が再び確認されており、日本の鳥にも感染が拡大する恐れはないとは言えないだろう。鳥の被害も確かにあるが、それ以上にパニックに陥りやすい状況はヒトへの感染で、これがもし確認されようものなら、また騒動が起こりかねないだろう。
Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 鳥インフルエンザ ヒト感染、危険性拡大 東南アジアで続発 ウイルス変異か
この記事より、以下に一部抜粋します。
今月三日のWHO報告書によると、ベトナムではこれまでに鳥インフルエンザ発生の波が三度あった。二〇〇三年十二月から〇四年八月までに起きた最初と二度目の波では、両方をあわせた致死率が74%と高かったが、第三波にあたる同年十二月から〇五年四月は36%と低下。しかし発生は続いており、現地からの報道によると、今月に入って二人の感染者が出た。これは、ウイルスの毒性が弱まったことで致死率が下がった半面、感染の効率はよくなった可能性があるという。
今月六、七の両日にマニラで開かれたWHO専門家会議での議論のまとめによると、ベトナムでも地域差があり、致死率は北部では34%だったが、南部では83・3%と高かった。その一方で、集団発生は北部で八件と多発したが、南部では二件だった。タイでも昨年、ヒトからヒトへの感染が確認されたが致死率は71%、カンボジアでは100%と、ベトナム北部とは違っていた。
このような状況のようです。そしてもう一つは、中国の感染情報。
Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 鳥インフルエンザ、中国で10か月ぶり感染を確認
厚生労働省の動きは次のような報道がありました。
NIKKEI NET:経済ニュース
厚労省が考え付いたプラン(まさか外務省ではあるまい?)としては、まことに上策である。おまけに、ベトナムとの共同研究は、単なる国内研究機関への研究費ばら撒きよりも有効であるし、外交上も意味がある。中国と国境を接する国でもあるしね。まあ、鳥にとっては国境もなければ、どこから飛んできて、どこへ飛び去っても誰にも文句は言われないのであるが、ウイルスを運んでくるのは大いに文句が出るだろう。ウイルスに感染した鳥が、中国は「ベトナムから飛んできたんだよ」と文句を言い、日本は「中国から飛んできたんだよ」と文句を言う、みたいな構図になってしまうな。ベトナムから直接日本に飛んでくる渡り鳥は多分いないんでしょう?(もしいたとしても、何で飛んでくるかわからん。日本になんてはるばるやってきても、餌が多いとも思えないし、空気が悪く不健康そうだし、幸せになれそうな予感はないな。『幸福の王子』に登場するツバメさんが最も可哀想な鳥だと思うけど)。
そういう訳で、鳥インフルエンザ退治が出来るように準備しておかねばならないことは確実で、お役所仕事にしては早い動き出しであったと思う。いつもは、大騒動とか被害が大きくなってからようやく重い腰を上げることが多かったと思うけれど。こういう風に、きちんとやろうと思えばできるんじゃないか。この調子で頑張って下さいな。
Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 鳥インフルエンザ ヒト感染、危険性拡大 東南アジアで続発 ウイルス変異か
この記事より、以下に一部抜粋します。
今月三日のWHO報告書によると、ベトナムではこれまでに鳥インフルエンザ発生の波が三度あった。二〇〇三年十二月から〇四年八月までに起きた最初と二度目の波では、両方をあわせた致死率が74%と高かったが、第三波にあたる同年十二月から〇五年四月は36%と低下。しかし発生は続いており、現地からの報道によると、今月に入って二人の感染者が出た。これは、ウイルスの毒性が弱まったことで致死率が下がった半面、感染の効率はよくなった可能性があるという。
今月六、七の両日にマニラで開かれたWHO専門家会議での議論のまとめによると、ベトナムでも地域差があり、致死率は北部では34%だったが、南部では83・3%と高かった。その一方で、集団発生は北部で八件と多発したが、南部では二件だった。タイでも昨年、ヒトからヒトへの感染が確認されたが致死率は71%、カンボジアでは100%と、ベトナム北部とは違っていた。
このような状況のようです。そしてもう一つは、中国の感染情報。
Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 鳥インフルエンザ、中国で10か月ぶり感染を確認
厚生労働省の動きは次のような報道がありました。
NIKKEI NET:経済ニュース
厚労省が考え付いたプラン(まさか外務省ではあるまい?)としては、まことに上策である。おまけに、ベトナムとの共同研究は、単なる国内研究機関への研究費ばら撒きよりも有効であるし、外交上も意味がある。中国と国境を接する国でもあるしね。まあ、鳥にとっては国境もなければ、どこから飛んできて、どこへ飛び去っても誰にも文句は言われないのであるが、ウイルスを運んでくるのは大いに文句が出るだろう。ウイルスに感染した鳥が、中国は「ベトナムから飛んできたんだよ」と文句を言い、日本は「中国から飛んできたんだよ」と文句を言う、みたいな構図になってしまうな。ベトナムから直接日本に飛んでくる渡り鳥は多分いないんでしょう?(もしいたとしても、何で飛んでくるかわからん。日本になんてはるばるやってきても、餌が多いとも思えないし、空気が悪く不健康そうだし、幸せになれそうな予感はないな。『幸福の王子』に登場するツバメさんが最も可哀想な鳥だと思うけど)。
そういう訳で、鳥インフルエンザ退治が出来るように準備しておかねばならないことは確実で、お役所仕事にしては早い動き出しであったと思う。いつもは、大騒動とか被害が大きくなってからようやく重い腰を上げることが多かったと思うけれど。こういう風に、きちんとやろうと思えばできるんじゃないか。この調子で頑張って下さいな。










外国を悪者にして国民の関心を海外に向けさせるのは世界の権力者の常道だと言うことも念頭においてください。
だいたい何でもそうですが、戦死や大規模事故死などよりも飢餓死や病死の方が何倍も多いわけで、そういうことを考えると、何に資金投下するべきなのかは常に同じなのです。ただ、人の死を経済原理的に少ない方は放置することが許容されるのか、というのは答えが出ない問題でもあるのです。
極端に言えば、たった一人の先進国在住の子供が心臓移植しか助かる方法がないときに、1億円規模のお金を募金で集めて手術に賭けるということがあります。一方で、途上国にその同額を使えば、何万人かの子供たちを救うことが出来るのですが、その重みを比較できるのか、ということです。これは答えを言うことが到底出来ません・・・
ところで私は、家では妻に頼ってばかりで、お恥ずかしいのですが何も出来ないオヤジです。心から感謝しているし、外で仕事ができるのも家族のお陰と思っております。