いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

「小沢切除」で巻き返しを狙う従米派の目論見

2010年12月22日 06時00分30秒 | 政治って?
最近、従米派のマスコミや手先どもの動きが鈍っているように思えるがどうなんだろう。
昨年の今頃には、オバマが怒り狂ってる、とか、盛んに喧伝していたではなかったか?

あの大雪の中、異例の駐米大使呼び出し&会見なんかの演出があったくらいで、元気よく「米国はお怒りだ」「クリントンも怒ってる」とか何とか、工作しておったではないか。

それに比べて、今年はどうだ?
普天間問題の進展が全くないのに、何故激怒してないのか、不思議だ(爆)。
在沖海兵隊の役割とか正当性について、宣伝を繰り広げていたのに、今はひっそりとしたままだな。日米合同委員会の決定もないのに、工事を勝手にやらせてもらうぜ、ということまで言っていたのではなかったか?(笑)

なのに、今年はしょんぼりしてるのだな。
どうしたんだ?
米国の代弁者たちは、口をなくしたか?
代弁するべき中身を失ったか?
手段をいくつか封じられたので、困っているのかな?

昨年の今頃だと、鳩山総理の「泣き」が入った時期だった。
献金疑惑というのを責められて、在沖海兵隊の「抑止力」というものについて発言を強いられた、ということになったわけだ。愚かな総理ではあったけれども、従米派は元気一杯だったので、彼らの工作活動が奏功して、鳩山政権は追い込まれていったわけだ。

で、年末からは、小沢にターゲットを絞ったわけだろう?
鳩山の献金問題は許しを請う「詫び&泣き」が入ったことから、一応の決着をみたわけだ。秘書が逮捕、起訴ということで、手打ちとされたということだろうな。残るは、小沢幹事長ただ一人、と。

で、マスコミには「小沢まつり」の準備工作が始まり、年明け早々から検察にGOサインとなったわけだろう?(笑)


今年も、その再来を、と願っているのが、従米派たちの目論見だろうね。

昨年ゲーツはオバマ来日までにどうにかしろ、と要求していたが、今年は何故か期限を切らないとか前原に言わせるわけだ。不思議だよね?
どうして、ルース大使や、ヒラリーや、オバマが顔を真っ赤にして激怒しないのかな?昨年にはあれほど激怒した、と再三再四報じられていたのにね。ああ、もう諦めの境地となって、日本を見捨てたから、ということかな?(笑)怒る気力も失せた、ということなら、分かるね。


で、従米派の奴らは、「元々は自公政権の時に、小沢の政治資金疑惑を検察に着手させたんだろうが。その後始末をしろよ、責任をとれ」とか、自民党なんかに迫ったんじゃないのかねえ。検事総長辞任報道の後から、小沢の離党勧告とか除名もある、といった、「雰囲気づくり」というのが伺えるから。
検察がヘタ踏んでしまったので、いったん「リセット」させた、というわけだろう?
検事総長人事なんて、内閣といえども、そう簡単に手を出せるものではないだろう?


直接的には証拠捏造事件の引責、ということだろうが、そういう話だけではないだろう。尖閣ビデオ流出事件とか、公安文書事件とか、工作した件がまずい結果を招いたから、収拾がつかなくなって、内部的にも従米派の手先たちが現場で勝手に動いたりしているのを政権側との板挟みになっていたりしたんじゃないのか?
それに、東京第五検察審査会の問題が残ったままで、これの処理が従米派の言うことを聞く人間じゃないと「大変マズい」、ということなわけだろう?

仙谷をまず撃った、というのは、そういう意味あいなんじゃないの?
次は、検事総長、と。
菅政権は、「政権維持の為に、支援をしてください」という恭順と引き換えにして、取引したわけだろう?そうして、「小沢を切るなら、野党工作で政権維持に協力できるぞ」ということになったんでしょう?
それが、「大連立」といった形で漏れ聞こえたということでは?


小沢の強制起訴には、基本的に検察の強い意志や権力というものは、あまり使えないわけだ。弁護士が検事役となっているからね。そうそう簡単には、検察の意向というものを反映させられない、と。そうなると、検察の出番というものをもっと作ってやらないとならない、ということなんでしょう。その手がかりとなるのが、小沢の「証人喚問」という話なんじゃないですかね?

だから、ここに来て急に自公が「証人喚問だ」とか言い出したわけで。それならば、昨年末から、あれほど大騒ぎしていた小沢の政治資金問題があったのだから、その時点から積極的に証人喚問だ、とか要求すればよかったのではないのか?
参院選の結果が出てから、時間が経っているのだし、民主党の代表戦も終わった後からならば、いくらでも要求ができたはずなのだ。小沢の問題は突然生じたものではなく、もっと前からあったものだからね。

つまりは、誰かが焚き付け、どうにかして「小沢切除」を達成したいという絵を描いている、ということだわな。それは誰なんだろうか、ということになるが、政治部長だか何だかという田●とかが、誰かに代わって積極的に動いているようだな。
従米派としては、「追い詰められているのは小沢だ」という空気を作り出したくて仕方がないのさ。実際に手詰まりに陥ったのは、彼らだから、だろうね。

得意の情報操作も失敗、危機を煽るのも失敗、検察権力を使うのも頓挫、米国様という権威を持ち出すのも憚られる(多分、無闇矢鱈と使うな、ヘタな情報を流し過ぎるな、とお叱りでも受けたんでは?笑)、ということで、小沢の招致(証人喚問)問題が残された唯一の手掛かりだから、ということで必死なんだろうね。
だから、まずマスコミ力を動員して「空気」を作らねばならない、と。直接的にやるのはマズいから、以前に比べて控え目に、そして主体を誰かにしなければならない、と。それは、例えば「岡田幹事長」「菅総理」といった形をとらせる、或いは、「自民党」「公明党」という野党が、というふうに、主体を別に生み出してゆく必要があるから、だね。それぞれに利益があるから(野党にとってはマスコミに取り上げてもらえるチャンス、存在感を示せるとか)、手に乗って小沢問題をやるということになるわな。


ま、この国の政治家たちは腐っとるな、という気はする。

恐らくある政治家の意向を受けて従米派を調べていた人間たちは、危機に陥ったということみたいですし。向こうの反攻は、甘くなかった、ということなんです。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。