日本の「経済なんとか」みたいに肩書きを持つ連中というのは、算数ができないのかね?
大抵はロクなことを言わないような気がするんですが、どうなんでしょうか?特に、知ったかぶり野郎が跋扈するのも、日本経済をダメにしているような気がしますね。いや、経済がからっきしダメなド素人のわたくしが申し上げるのもなんなんですけど。
負けず嫌いでもいいですし、自説の正しさを主張したい気持ちはよく判るのですけれど、ごく普通に考えてみることができない人たちが結構いそうです。
話は大きく変わりますが、日本経済減速の最大の責任は日銀にありましょう。続いて、与党の安倍政権から福田政権に交代があったことが、下期の失速に拍車をかけた形となったのではないかと思います。
何度も日銀には忠告したのにも関わらず、省みようとしなかった。07年1~2月くらいで用心しておけば、夏以降のダウンは軽減されていたかもしれませんがね。
日銀に利上げの根拠を問う
日銀に利上げの根拠を問う~その2
個人消費のこと
06年の実質賃金
日銀は本当の愚か者
こんだけ注意するように再三再四言ってんのに、全く無能なのが、日銀。これだから、福井総裁は落第か?とまで書かれるんだよ。素人でも判りそうなことを、何故考えることができんの?あんなに高学歴高収入の委員とか揃っていて、どうしてこれほどまで無能でいられるの?何の為に存在しているんですか、あなた方は。おまけに、個人の利殖はしっかりやって総裁の歴史に汚名を残したようなヤツが、「任期をまっとうさせろ」と強情に言い張るんだから、どうかしているぜ、この国は。
◇◇◇
いつものボツネタさん経由で知ったのが、こちら。
2008-02-03 - ボ
全く、呆れますな。
『日本経済をダメにしたのは,今回の貸金業法と建築基準法の「改悪」by木村剛氏@本日のサンプロにて』
番組を見てないので、あれですけど、タイトルに凝縮されてますな、算数の話が。
日本経済をダメにしたのは、主に日銀であって、貸金業法改正は大したことないわな。こういう適当なことを大袈裟に言うので、一般大衆に誤った認識が広められてしまうのですね。木村氏や竹中氏は、貸金業法改正の影響が「どのくらいの下押し要因だったか」というのを明らかにしてもらいたいもんですな。学者だか評論家気取りはいいですが、算数くらいの計算はやってみて欲しいもんだ。
上の参考記事の中に取り上げたけれども、7月時点の住宅着工件数が大幅に落ちている(当時は法改正を知らず、ローン金利上昇の影響かと思ったのですけど)のを指摘したのですが、07年度の下押し要因としては住宅建設の大幅な落ち込みが大きな影響力を持っていたものと思っています。
更には、円高によって(これも1月時点で書いた話だ)下押しとなるのは当然考えられた。原油価格上昇も下押し要因となる。
これら要因と比較して、「貸金業法改正の影響」というのがどれくらいか、って話だわな。
貸金の貸出残高が仮に1兆円減少しても、それが消費を全額抑制することにはならない。とりあえず、1兆円分消費抑制に働いたとして、下押しとなるのは0.2ポイント程度なのではないか?そんなの住宅着工件数減少なんかに比べれば、全然影響なんて小さいのではないのか?
ドル円は120円近辺から106円程度まで円高が進んだが、10%以上の増価であれば、0.4ポイント超程度の下押し要因となっていたかもしれないのではありませんかね?(例のESRI のペーパーは10%減価での影響を見てるので符合を逆にすればいいかどうかは不明ですけど)
原油価格上昇は20%で1.5ポイントくらいの下押し要因なので、貸金の金利が下がった「悪影響」と同程度か超えてるかもしれんぞ?それは考えないとでも言うのか?
私のようなド素人の個人的推測ですから、あてにはなりませんが、「為替変動+原油価格上昇」の下押し要因の方が、「貸金業法改正」なんかに比べれば全然大きいと思いますけど。まあ、経済学教授とか経済評論家なんかの言う方が正しいと世の中の大勢の人は思っているでしょうから、それはそれでいいですけどね。
それと、定率減税廃止ね、これの影響は大きかったと思いますけど。ひょっとして住民税の変更なんかも、心理的な影響を与えた可能性はあるかもしれませんが。
貸金業法改正がどのくらい下押し要因となっていたのか、とくと調べて下さいよ>内閣府どの
大抵はロクなことを言わないような気がするんですが、どうなんでしょうか?特に、知ったかぶり野郎が跋扈するのも、日本経済をダメにしているような気がしますね。いや、経済がからっきしダメなド素人のわたくしが申し上げるのもなんなんですけど。
負けず嫌いでもいいですし、自説の正しさを主張したい気持ちはよく判るのですけれど、ごく普通に考えてみることができない人たちが結構いそうです。
話は大きく変わりますが、日本経済減速の最大の責任は日銀にありましょう。続いて、与党の安倍政権から福田政権に交代があったことが、下期の失速に拍車をかけた形となったのではないかと思います。
何度も日銀には忠告したのにも関わらず、省みようとしなかった。07年1~2月くらいで用心しておけば、夏以降のダウンは軽減されていたかもしれませんがね。
日銀に利上げの根拠を問う
日銀に利上げの根拠を問う~その2
個人消費のこと
06年の実質賃金
日銀は本当の愚か者
こんだけ注意するように再三再四言ってんのに、全く無能なのが、日銀。これだから、福井総裁は落第か?とまで書かれるんだよ。素人でも判りそうなことを、何故考えることができんの?あんなに高学歴高収入の委員とか揃っていて、どうしてこれほどまで無能でいられるの?何の為に存在しているんですか、あなた方は。おまけに、個人の利殖はしっかりやって総裁の歴史に汚名を残したようなヤツが、「任期をまっとうさせろ」と強情に言い張るんだから、どうかしているぜ、この国は。
◇◇◇
いつものボツネタさん経由で知ったのが、こちら。
2008-02-03 - ボ
全く、呆れますな。
『日本経済をダメにしたのは,今回の貸金業法と建築基準法の「改悪」by木村剛氏@本日のサンプロにて』
番組を見てないので、あれですけど、タイトルに凝縮されてますな、算数の話が。
日本経済をダメにしたのは、主に日銀であって、貸金業法改正は大したことないわな。こういう適当なことを大袈裟に言うので、一般大衆に誤った認識が広められてしまうのですね。木村氏や竹中氏は、貸金業法改正の影響が「どのくらいの下押し要因だったか」というのを明らかにしてもらいたいもんですな。学者だか評論家気取りはいいですが、算数くらいの計算はやってみて欲しいもんだ。
上の参考記事の中に取り上げたけれども、7月時点の住宅着工件数が大幅に落ちている(当時は法改正を知らず、ローン金利上昇の影響かと思ったのですけど)のを指摘したのですが、07年度の下押し要因としては住宅建設の大幅な落ち込みが大きな影響力を持っていたものと思っています。
更には、円高によって(これも1月時点で書いた話だ)下押しとなるのは当然考えられた。原油価格上昇も下押し要因となる。
これら要因と比較して、「貸金業法改正の影響」というのがどれくらいか、って話だわな。
貸金の貸出残高が仮に1兆円減少しても、それが消費を全額抑制することにはならない。とりあえず、1兆円分消費抑制に働いたとして、下押しとなるのは0.2ポイント程度なのではないか?そんなの住宅着工件数減少なんかに比べれば、全然影響なんて小さいのではないのか?
ドル円は120円近辺から106円程度まで円高が進んだが、10%以上の増価であれば、0.4ポイント超程度の下押し要因となっていたかもしれないのではありませんかね?(例のESRI のペーパーは10%減価での影響を見てるので符合を逆にすればいいかどうかは不明ですけど)
原油価格上昇は20%で1.5ポイントくらいの下押し要因なので、貸金の金利が下がった「悪影響」と同程度か超えてるかもしれんぞ?それは考えないとでも言うのか?
私のようなド素人の個人的推測ですから、あてにはなりませんが、「為替変動+原油価格上昇」の下押し要因の方が、「貸金業法改正」なんかに比べれば全然大きいと思いますけど。まあ、経済学教授とか経済評論家なんかの言う方が正しいと世の中の大勢の人は思っているでしょうから、それはそれでいいですけどね。
それと、定率減税廃止ね、これの影響は大きかったと思いますけど。ひょっとして住民税の変更なんかも、心理的な影響を与えた可能性はあるかもしれませんが。
貸金業法改正がどのくらい下押し要因となっていたのか、とくと調べて下さいよ>内閣府どの
元多重債務者は弁護士に過払いで戻ってきたお金が
まったく入ってこないんじゃないかというそうだが、
債務がまったくなくなったからいいじゃないかという。
現場の零細・個人事業主の月末の数百万の資金融資ができない。総量規制でね。金利も下げられて、どんどん貸金業だけじゃなく、そこに関わる媒体。クレジット業界は淘汰されていった。それに変わるビジネスモデルを構築せずにね。
これは現場の耳学問だよ、君のように、サラ金は極悪だと頭の中にすり込まれていて、メディアがいっていることを鵜呑みにしてマクロ的な数字を出してモノを言えという問題ではないんだ。
零細や個人事業主は経営が逼迫してつぶれていったよ。君のように数字を出せってか?まあそうやって現場の個人や零細の人間を腐らせてくれ。
つなぎ資金というを知らないだろ、短い期間なら利息もそうつかない。サラ金から借りるような人種はつぶせばいいというような発言をしてただろ、つなぎ資金を借りなければつぶれるということもある。総量規制でここの層をつぶした。
いっとくが、君がいってたサラ金に変わるビジネス
モデルは構築できなかったね。結局空想で理想をおい
続けて、サラ金は極悪だとVシネマのようなものだと
おもってたんだろ?
取り立ての現場とかも知ってるか?知らないだろうな?
「過払い返還金が弁護士に入る」のは、私のせいではありません(笑)。私は弁護士でも何でもないので。多く取り過ぎたのは貸し手の方でして、法に基づき正当に貸していたのなら返還を拒否すれば済むことであり、正当な貸出を無理矢理取り返すような権限は誰も持ってません。
>月末数百万の融資
消費者金融は業界自主規制で50万円だったのでは?ビジネスローンとか商工ローンみたいなのであれば、大口貸出があるのかもしれませんが、そういう融資額の大きいのは大抵はもっと低い金利が多いでしょうね。
倒産するのは、資金繰りの問題もありますが、基本的に多いのは売上減などの「営業不振」が原因でしょうね。そういう事業を借金を増やして継続したとして、将来的に上向く可能性が大きいという場合でなければ、諦めて転業した方が合理的かもしれません。
サラ金やヤミ金をやっていると色々と勉強になることが多いでしょうから、現場の耳学問なんでしょう。
>なあ現場の庶民生活の知らないエスカレート式のぼっちゃんじゃないんだよ
いちおう庶民です(笑)。「エスカレート式」というのは、ひょっとして「エスカレーター」?のことであろうかと思いますが、有名幼稚園→有名私立小学校→有名私立中学校→有名私立高校→有名私立大学、みたいに「エスカレーター」式で上がっていく、ということでありましょうか。
残念ながらどれもハズレでして、保育園だし学校は全て国公立でしたのでエスカレーターはなかったです。
>つなぎ資金
何となく知ってますけど、それだけの利用で借りられないということにはならないでしょうね。少なくない債務残高が残っているからこそ、引っ掛かるわけで。短期の借入を繰り返していても、すぐに返済に回すので借りられるのが普通ですが?(笑)
>サラ金から借りるような人種はつぶせばいい
どこに言ってますでしょうか?そんな主張はしたことがないわけですが。
>サラ金に変わるビジネスモデル
今でもサラ金もクレジットもありますが?
>サラ金は極悪だとVシネマのようなものだと
おもってたんだろ?
Vシネマには何らの興味もないわけですが、~のようなものだ、と言われても(笑)。あなたが「貸してる連中はシャイロックのようなものだ」とか言われても困るでしょう?
取立て現場なんて、知るわけありませんよ。取立て屋じゃないし、取立てられてないので(笑)。あなたがその過酷な現場から開放されたのであれば、良かったんじゃないですか?取り立てずに済むようになって、取立てコストが軽減されたということです。
ああ、萬田はんなら金貸しの中でもいい方かもしれません(笑)。債務者にお金をくれるので。
>サラ金に変わるビジネスモデル
今でもサラ金もクレジットもありますが?
この思考感覚で個人・中小・零細といった資金需要側の地域経済をつぶしていったんだろうね。
半分以上淘汰されて、つぶれていったあげく、総量規制と金利下げでコストがかさみ、過払いでおいうちをかけて縮小している現実なんだが、それと同時に
資金調達したい人たちに貸せなくなった結果、ほとんど断り地域経済がボロボロになったという現実は
今でもサラ金やクレジットはありますがという言葉で一括して、スルーか?
多重債務者を救うために正義を振りかざした結果このざまなのに、多重債務者は救われずに弁護士が大もうけしている現実については知らないですまされるそのような思考感覚だったわけだ。
正義だなんだときれいごとを振りかざしていきながら、多重債務者にお金を戻す仕組みをつくれなかったわけだ。
あなたの文章を見ていると、マクロレベルで数字を出せよといってて、現場の地域を回ったり、そこで何が
起きているのか皮膚感覚で体感していないから仕方がないんだがね。
信金と銀行とサラ金の融資基準というのを比べて
もっと勉強し直したらどうだい?
またおとくいの数字を出せか?
正当な貸し付けで?しかしねえ、正当な貸し付けがあいまいで、きれいずきの人間たちが、コスト感覚もなく極悪非道だなどというメディアにあおられて感情論で考えた結果、法改正を行った。信金と銀行とサラ金の融資基準も研究せずにね。
しかしそれがあいまいで、地域経済はボロボロだ。この責任もとらず、正当な貸し付けでやれば何の問題もないんだしらんぷりですまし、マクロレベルで数字を出せってか?
>倒産するのは、資金繰りの問題もありますが、基本的に多いのは売上減などの「営業不振」が原因でしょうね。
逆に聞くが、資金繰りで倒産している媒体と売り上げ減による倒産と比率は全国でどれくらい?
あなたの「地域経済」とやらは、何処のことを言ってるのですか?ひょっとして、地域じゃなく「my経済」ですか?かなり限局的な経済ではないかと思えますけれどもね。まあいいでしょう。
>資金調達したい人たちに貸せなくなった結果、ほとんど断り地域経済がボロボロになった
貸金から借りてなくて、貸せない人というのは珍しいですね。それとも他で目一杯つまんでいる人を断っているんですかね?多重債務者への貸せないのは、止むを得ない場合もあるでしょうね。
ボロボロというのは小規模の貸金業者のことですか?
返済能力以上に借りてもボロボロですから、どこかでケリをつけるしかないでしょうね。貸せなくなった小規模貸金の経営が苦しくなるとしても、それはしょうがないでしょうな。借り手がボロボロになるか、貸し手が苦しくなるか、どちらか選べみたいな話では?
>多重債務者にお金を戻す仕組み
そんなローンは存在しているんでしょうか?(笑)たくさん借りたら、多く戻ってくるなんてこともないわけで。大勢の多重債務者が生み出されるのを防ぐことに意味があるのですよ。多重債務者の全てに返金する制度なんてあるわけがないです。
>弁護士が大儲け
こんな話は法改正前から書いてますよ。
>信金と銀行とサラ金の融資基準
ご専門では色々とあるでしょうな。で、あなたは比べてみましたか?(笑)貸出金利が違うのですから、モデルとして異なっているでしょうね。これも書いたので割愛ですが。ただ、銀行や信金からの借入で自己破産する人は限定的であり、貸金に比べればカワイイもんですよね。
>正当な貸し付けがあいまい
笑いました。じゃあ正当も不当も判らずに貸していたと?それで返還せよ、ということでは。
>融資基準の研究
何度も書いてますので、結構研究が好きそうですね。あなたがその研究成果を出せばいいのではありませんか?(笑)銀行や信金に断られた借り手に貸してやってるんだ、と言いたいのですか?まあ、零細貸金以外にもノンバンクはあるし、大手貸金もあるし、借りる方法はありますわな、多重債務を背負ってなければ。
>逆に聞くが、資金繰りで倒産している媒体と売り上げ減による倒産と比率は全国でどれくらい?
ご自分で調べてみればいいと思いますが。全国のデータというのは、揃ってることは少ないのでは。よく出るのは、例えば帝国データバンクとか東商リサーチとかのデータを調べてみたらいかがですか?
これも既に書いた話題ですので。帝国~のものでは、不況型倒産が圧倒的に多く倒産件数の9割程度、そのうち最大は販売不振です。不況型倒産には「資金調達の失敗」や「借入困難」というのは含まれません。最新のデータは見てませんが、去年に書いたのでウンザリしてます。
最後に申し添えますが、あなたの不満を並べられるのは迷惑です。本当に弱小貸金が廃業することで地域経済がボロボロになっているのであれば、最優先課題として政治的に救済されるでしょう(笑)。しかし、現実にはそうはなっていません。それは何故か?
一体、どういった方々に貸しているのか?
資金調達困難になり、地域経済がボロボロになった結果締め出された人たちを、テレビ局や新聞社に連れていってあげてはどうですか?日経や産経新聞は法改正に反対していましたから、きっと大々的に取り上げてくれることでしょう。
それができないのですか?
多重債務者でないのであれば、社会の表に立って窮状を訴えればよいではありませんか。弱小貸金業者なんかもここで文句を並べてないで、国会前あたりでデモ行進でもやってみては?(ダジャレでなく、笑)
権力によって「不当に返還金を取られている」と痛烈に訴えたらいかがでしょう?弁護士会館前で座り込みでもおやりになってみては?
何故そうしたことができないのでしょうか?(笑)
表に出ると何か不都合なことでもあるんでしょうか?
あなたの不満は聞き飽きました。あなたの言う「貸付ができなくなって地域経済がボロボロになった実例」を挙げて、数字も出して省庁や地方の役所に出しなさい。そこで説得に足る論拠を示せれば、誰かが救済に動いてくれますよ。ただ文句を言いたいだけなら、自分ちのトイレとかでやって下さい。