不思議な体験

先日、不思議な体験をしました。
それは、あるお客様がメガネをお忘れになり、見た時にはどなたの物か分からなかったのですが、そのメガネに触れた瞬間に直ぐに誰の物なのか分かりました。
そのメガネの「上質感」は独特のものを感じさせ、例えば目をつぶって触れたとしても良い物だと感じ取れる程のもので、それは紛れもなくアムズオクロスさんのメガネだと直ぐに感じたのです。
そして、そのお客様に連絡させて頂くと、やはりその方のメガネでした。
そのお客様が本日お越しになり「先日はすいません、ところで良く私の物だと分かりました？」と言われたので私の感じた事をそのままお話しすると「そうですねこのメガネは確かに丈夫だし、キレイに見えるし、本当に素晴らしいです」と誇らし気に話してくれました。
私はメガネの専門家ーでは無いので難しい事は分かりませんが、毎日過酷に使っていても変わることのない独特の剛性感や開閉してもグラグラにならない確かな造り。
それをこんなに軽く造れるのは、これこそmade in Japanが誇る職人技による物なのだと感じます。
でも私がそのお客様のメガネだと気づいたのは、毎日触れている私のメガネと同じ感触を感じたからでしょう。
人の五感とはそんなものなのでしょうか？
私も長年のお付き合いのあるお客様がパーマやヘアカラーなどの感触が当たり前になっている事でも、初めてご来店いただいた方は再来店された時に「シャンプーしたらビックリしました(^O^)こんな柔らかな感触は初めてです(^_^)」って言われるので「やっぱりそんな風に感じるのかな？」って改めて思います。
そんな事を伺うと、毎日触れる物のを上質感にこだわる事への大切さを感じます。