こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

星空の王

2017年02月12日 | プラネタリウム

 久喜プラネタリウムへ先週は「天体観望会」でしたので、今日は一般投影を見る事に。今月の番組は「星空の王」。

 「~の王」というのは良くありますよね?「百獣の王」とか、海賊王とか。そんな「何かしらの一番」である例えとして使われる言葉ですね。

 では「星空」ではどうなんでしょう?まず「星座の王」ともいえるのが、この時期良く見える「オリオン」ではないでしょうか?星座や天体に詳しくなくても「オリオン座」を知らない人はまずいないと思います。小学校の授業でも習う程ですし。では「星の王」は?これも冬の星座にあり、「-1.5等級」の明るさを持つ「おおいぬ座」の「α星 シリウス」が該当するでしょう。そして、つい最近まで「巨星の王」だったのが「おおいぬ座 VY星」でこちらは「太陽の1420倍の大きさ」の巨星なのです。現在は「はくちょう座V1489」ともいわれています。

 では「王様の星座」はあるのでしょうか?「古代エチオピアの王」である「ケフェウス」がそうですね。それと意外な所と言いましょうか、王様らしくないですが王様なのが「ぎょしゃ座」。「ぎょしゃ」と言えば「馬車の運転手」という意味で「王」ではないですが、このぎゃしゃ座の人は「アテナイの王」である「エリクトニオス」なのです。「エリクトニオス」は足が悪く、戦場を自由に駆け回るために「4頭立ての馬車」による「戦車」、「チャリオット」を発明した人なのです。

 さて、星座の「ぎゃしゃ座」ですが、なぜか「子ヤギ」を抱いていますが、この「ヤギ」も「王」と関係があるのです。「ギリシャ神話」での「神々の王」である「ゼウス」に乳を与えたとされている「アマルティア」、または「ニュムペー」とも言われています。

 このように意外と地味な「ぎゃしゃ座」ですが、実は結構「王」と関係があるんですね。

 それでは、本日の登場良人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。「ぎょしゃ座」の「ヤギ」がどのような存在か聞いて感心の「カスミ」さんなのです。

 

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