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釣行日記 vol.2 〜房総野池②〜

2017年04月20日 | Bass Fishing

代休がたまってきたので、思い切って休みました。

というのも、仕事の予定が先々まで決まりはじめ、

このままでは校了後に休みをとれそうにない様子になってきたので

代休の有効期限が切れる前に一気に消化することにしたのです。

 

この日はとてもいい天気で気温も余裕の20℃超え。

すっかり春を迎え、ドライブを兼ねた釣行にはうってつけでした。が、しかし……

わくわく感MAXで到着した野池は、まさかのコイ・パラダイスでした。

岸際のブッシュというブッシュでバシャバシャとコイが産卵大会を始めていて

ショアライン(岸際)のおいしいスポットはほぼ全滅状態。

(コイが産卵で叩きだすと、そこからバスは消えちゃいます…)

沖のストラクチャー(地形変化)に乏しい皿池でこの状態になると、

もはや、まともにバスを釣るスポットがありません。

でも腐っても仕方ない。とりあえず釣りをスタートさせ、

まずは実績抜群のクランクベイトをキャストしまくるもノーバイトの空振り。

リアクションバイト(反射食い)を期待してジャークベイトのハードジャークを試し、

まったく反応がないので、真逆のスローなステイで食わせに徹するも反応なし。

↑ジャークベイト。ラトリンログ(手前)/ワンテン(奥)

水質はかなりマディで透明度15cmくらい。(これじゃバスがルアーを見つけにくい)

どうやら周辺の田んぼで“しろかき”が始まったのが原因のようです。

↑あちこちの水田に水が張ってありました。前回の釣行にはなかった光景です。 

これは一番釣れないタイミングに当たっちゃいました。

粒子の細かい濁りと農薬が池に流れ込み、岸際はコイが占拠。

水中の溶存酸素が不足してサカナは酸欠気味になり、活性も大幅に低下。

こうなると、移動速度が速いルアーではバスが追いきれなかったり、

食っても、食いが浅くてバレやすい現象に陥ります。

(ノーバイトなんだから、食いが浅い以前の問題なんですが…)

そこで、ラバージグで怪しいスポットのカバー撃ちに切り替えます。

↑ジャンクヤードジグ3/8oz+スウィートビーバー

“ここはいるでしょ?”というピンスポットにジグを送り込み、

「ほら、ここにエビっぽい何かがいるよ!」とバスにアピールします。

すると、3投目。ラバージグが着底した直後にラインが横にスーっと動いていきます。

「っしゃ!」と絶妙なタイミングでフッキングを入れるも、ノー感じですっぽ抜け。

なんで??? とうろたえましたが、もしかしたらネスト(産卵床)を守るオスかもしれません。

卵を守るオスは、ネストに異物が進入すると、口先でついばんで離れた場所まで運ぶことがあります。

もちろん、バックリ食うこともありますが、いずれにせよネスト(産卵床)を守るオスだけの行動。

透明度がほとんどないので、確証はないですが、いかにもネストがありそうな場所でした。

卵を守るオスを釣ると、場合によってはネストを放棄しちゃうことがあるので、

ラバージグの釣りは終了としたものの、はてさて次の一手をどうするか……

 なにしろ地形変化が乏しく「ここ!」という釣るべきピンスポットがない以上、

やはり巻き物で広範囲に探って当てていくしかない。けれどクランクベイトじゃ速すぎる状況。

クランクベイト並にアピールが強くて、それでいて広範囲を探れて、しかもスローに引ける…となれば、自分の持ち駒には、もうコレしかない!

↑僕が好きなスピナーベイト、ノリーズ クリスタルS スーパースローロール(1/2oz)。

スピナーベイトは僕が自信を持ってキャストできるルアーのひとつ。

クランクベイトで何度も通したコースを、再びスローローリングすること、数十投。

ゴツっという感触と同時にラインが走りました。

意識してなかったけど、条件反射的に腰を入れてフッキングしてました。

その瞬間からロッドに伝わる重さを判断して、30cm以下のチビではなさそう。

今回は余裕を持ってファイトを満喫して、難なくランディング成功です♪

43cm。

前回よりサイズダウンしちゃいましたが、良くない状況の中で考えて絞り出した一匹。

持ち駒を出しながらサカナに辿り着いたので、大満足です。

春っぽく赤いスピナーベイトで釣れたのもウレシイ!

↑吠えるおっさん。

いんやー、きんもちいがったっす。

余韻に浸りながらのキャストではこの後が続かなかったので、移動。

今回の目的である、未開発野池調査へと向かいます。

水質は超クリア。ほぼ一周できる野池を堰堤側からチェックします。

でも、なーんもいません。奥のシャローには何かいるだろう。いや、いてほしい。

 

カメが大量にいました。ミシシッピ アカミミガメというヤツです。デカいのからカワイイのまで。

「バス、いないのかなー」と探索すると、岸際にライギョがいました。しかもたくさん。

30〜60cmクラス、大小合わせて8匹見ました。あとは巨大なコイが多数。

池をぐるっと一周すると立て看板があり、池の改修日時が書いてありました。

28年10月〜…… ありゃま。つい最近まで、工事のために水が抜かれてたようです。

結局、バスの姿は見られず、ルアーへの反応もなし。

↑一周、チェックし終えた時点で調査終了です。

↑池のほとりにトカゲもいました。かわいいや。

 

ところで、この池には“川まわし”の形跡が数カ所ありました。

↑何やら洞窟のよう。

↑奥の岩盤にはどこへともなく続くトンネルがありました。

↑こちらは完全に洞穴のような見た目。

↑やっぱり、奥にはまだ先へと続く穴がありました。


この川まわし、房総半島の水辺でたくさん見ることができます。

曲がりくねった川を真っすぐにするためのトンネルや、田へと水を引く水路など

「どうやって掘ったんだろ?」という感じの小さな穴や巨大なトンネルが岩盤にたくさん開いています。

けれど川底だった肥沃な土地を農地としてゲットしたまではよかったものの、

皮肉なことに、この川まわしのおかげで房総の川は水量が減り、枯れた場所もあります。

川まわしの多くは江戸時代に行われたものだそうですが、人ひとりが通れるかどうか?

というくらいの穴もたくさんあるんですよ。しかも30mくらいの切り立った絶壁にも。

きっと、穴に寝そべった状態で少しずつ手掘りしていったんでしょう。すごいです。

(川まわしで検索するといろんな画像が出てきます)

中には“濃溝の滝”のように観光地になっている川回しもあります。

この池に川まわしの形跡があるってことは、池自体が相当古いものだと判断できます。

全国的にいえることですが、野池は治水よりも灌漑目的につくられたものが多く、その多くがかなり古いものです。コンクリートで護岸されていても、それは後に補強工事などが行われたものがほとんど。

土地の名士が出資して建設された野池には碑文が置かれているところもあります。出資した人たちの名前やその金額、工事を請け負った人(会社)、竣工日時などが刻まれてたりします。

だから野池で釣りをしていると、その土地のかつての姿を辿ることができたりします。

呼び名も土地ごとにいろいろあって、〜池、〜堰、〜淵、〜沼などいろいろです。

 

結局、今回は社会科の勉強を終えた時点で納竿。メシ食いにいきました。

↑外房は海の幸がうまいです。こんだけ刺身が乗って1100円でした。

 

本格的な夏を迎える前に、また行きたいな〜。

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