あるSEの業務日報

日報代わりの記録です。

オーディオの思い出。PCMレコーダー、初めてのデジタル録音。

2017-01-08 19:29:16 | オーディオ

 今となっては全てがデジタルであり、アナログな物はほとんどない。以前はアナログレコードと録音するにはカセットテープというのが普通だったが、80年代になって徐々にデジタル機器が登場した。今回は私は初めて体験したデジタル録音について話そうと思う。

 PCM録音。

 この言葉は多くの人は聞いた事がないとおもう。まず、PCMとは Pulse Code Modulationの略で、パルス符号変調というCDなどのデジタル記録するために考案された方法であり、これで録音すると全く劣化しない記録ができるのだ。まさにデジタルである。

 当時一般的に使われていたカセットテープはヒスノイズというシャ~という耳障りな雑音が絶えず聞こえていたが、PCM録音はヒスノイズが全く発生しないのだ。ただ膨大な信号を記録するためには、ベータマックスと呼ばれるビデオデッキが必要であり、画像の代わりに音声の情報をデジタル記憶していくのだが、私は1983年だったか一度だけこのPCMレコーダーを使わせてもらった事がある。

 実は一昨年に亡くなった従弟が当時、このPCMレコーダーを購入して、半月間くらいこの機械を貸してくれた事がある。私もベータマックスを持っていたので、ビデオデッキを介して録音することができた。最初の感想は驚きの一言だった。当然だがヒスノイズが全く発生しない。アナログレコードを再生してみても、PCMレコーダーと録音の違いがわからない。デジタルのすごさを見せつけられた瞬間だった。

 それでこの半月間で何か記録できるものは無いかと考えていると、ちょうどFMでイエローマジックオーケストラの解散コンサートが開催される事を知り、PCMレコーダーで録音する事にした。ちなみに当時の私は喜太郎が好きであり、YMOはあまり関心がなくFMで何度か聞いた程度だったが、せっかくライブで流れるのだから通して録音しようと考えた。当時のカセットテープは片面45分が一般的であり、途中でテープ交換しなければならずライブ録音はつらいのだ。その点PCMレコーダーは2時間をそのまま録音できるので便利だ。こうしてYMOの散開コンサートをデジタル録音で記録することができたが、これは1985年にコンパクトディスク(CD)が発売される前の事であり、当時は本当に珍しい事だった。(CDが発売されたのは1981年だった。)

 その後、私が初めてCDプレーヤーを見たのは1986年であり、同級生がソニーのポータブルCDプレーヤーを見せてくれた。それが奇しくもYMOのCDであり、CDのダイナミックレンジの広さを見せつけられ、すぐに自分でCDプレーヤーを買ったのだが、やはりあのPCMレコーダーを体験させてもらったのが大きいと思う。

 

ジャンル:
びっくり
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« オレオとルヴァンを食べてみ... | トップ | 楽天モバイルでスマホを買った »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL