あるSEの業務日報

日報代わりの記録です。

アンプにトライガードテープを貼った。

2016-08-22 01:38:58 | オーディオ

 昔使っていたトライガードテープの残りが出てきたので、アンプの電源コードに貼ってみた。

 結果は予想した通り、とても分厚くなって、弦楽器が特に深みが増した。1重巻きしか行っていないので、2重にするとさらに良い結果が得られるだろう。

 トライガードの写真を撮ればよかったのだが撮るのを忘れてしまったので、左にあるアンプの電源コードにトライガードテープを貼り終えたところがこれ。

 わかりにくいが、左のグレーの線がそうで、アンプから出た電源コードにトライガードテープを巻き付け、その上から絶縁テープを巻き終えたところで、写真中央に電源プラグが見える。

 トライガードとは、真っ黒い色をした紙のようなテープで、ピンケーブルやスピーカーコードなどを巻き付けると音が良くなる不思議なテープで、巻いた後に絶縁テープを張り付けるというもので、張り付け終わったところがこの写真だ。さて本来ならこれで終了なのだが、私はいつもポリエチレン袋をさらに巻くようにしている。

 巻いたところがこれ。

 ポリエチレンを巻いたので白くなっているのがわかる。これで作業完了だ。

 ポリエチレンと言っても普通のレジ袋で、カッターで短冊状に切っただけでありとても簡単た。でもポリエチレンで巻く理由はいくつかあって、トライガードテープと絶縁テープだけでは時間が経つと、ほどけてしまう恐れがある事と、さらに重要なのだが、トライガードを2重に巻いた場合はトライガードの1枚目と2枚目が触れてしまうと音が悪くなってしまうので、しっかり絶縁する必要があるのだ。ポリエチレンはぴったりと張り付いて扱いやすいし、巻き崩れが起きないようにレジ袋で保護して、トライガードの接触を防いでいる。だが残念ながらもうトライガードの在庫がないので、1枚しか巻くことができなかったが、トライガードが手に入ったら2枚目をぜひやりたいと思う。

 さて、今回視聴したのは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲だ。

 ディアゴスティーニから隔週で販売されていた「グレートコンポーザー」からで、ピアノ協奏曲4番/5番だ。演奏はウィーンフィル。ホルスト・シュタインさんの指揮で、確か1冊2,500円くらいだったと思う。24号まで持っているが、パソコン雑誌などもいろいろ買わなければならないので、毎月の支払いが大変だった記憶がある。でもこのグレートコンポーザーは選曲だけでなく録音と演奏が素晴らしく、買って良かったと今でも思う。

 さて演奏なのだが昨日たまたま聞いていたものでそのまま再生した。元の音と処理を終えた音との聞き比べる為にもちょうど良いだろう。結果はアンプが冷え切っている状態で演奏したのにもかかわらず、昨日とは全然違う音だ。アイソレーションレギュレータできれいに信号を整えたとしても電磁波を拾ってしまうので、アンプはノイズをうけてしまうが、トライガードを巻くことによりノイズの侵入を防ぐことできる理屈だ。百聞は一見に如かずで、実際に試してみると良いだろう。

 今回の写真もそうだが、私の機器はケーブルが極太なのに気づいただろうか。スピーカーケーブルやCDプレーヤーなど、ほとんどのケーブルにはこのトライガードを2重に巻いている。そして外側にブチルゴムを巻き付けてダンプしている。1枚目の写真の一番左の黒いケーブルがCDプレーヤーの電源ケーブルで、トライガード1枚目、絶縁テープ1枚目、ポリ袋1枚目、トライガード2枚目、絶縁テープ2枚目、ポリ袋2枚目、ブチルゴムテープ、ポリ袋3枚と順番に巻き付けているからこんなに太くなる。他のスピーカーケーブルやピンケーブルも基本的に同じ処理をしているので、ノーマルのケーブルの時に比べると格段に音質が向上したので、私にとって必須のアイテムなのだ。

 トライガードの説明書だ。もう20年もなるが最初は半信半疑だったが、あまりの音の違いに驚き、腰を抜かした記憶がある。トライガードはまだ販売されているようなので、おいおい追加して仕上げていこうと思う。



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