日刊ゲンダイに思わずに気になってしまった。病院で血液検査をされるので、通院している人なら必ず気になる記事だ。
-「生活習慣病に関わる肝臓などの臓器は、約10日で組織のタンパク質の半分が新しく生まれ変わるといわれています。だから2週間もあれば、数値が変わってくるのです」-
冒頭に書いてあるように、この2週間が重要であり、検査の数日前ではダメという事だ。ではどうすれば良いかという事だが、これは昔から言われている糖尿病の食事療法とたいして変わらない記事であるが、ポイントは野菜がたっぷり入った味噌汁というのがポイントだ。ちょっと前までは味噌汁は高血圧になるので控えるべきと言われていたが、あれは全くの間違いで、むしろ積極的に取ったほうが血糖値の改善はもちろん、血圧が正常に保たれることが分かっている。大昔から食べてきた食事は、きちんとした根拠があったのに、一部のへんな学者が塩を減らす必要があるとか言いだして、味噌が悪者になってしまった。記事にあるようにたっぷり入ったワカメは食物繊維が多くカリウムも豊富なので、無理に食事を抜くよりも、しっかり食べて野菜中心の食事にするほうが良い。あとは毎日30分くらい歩く事と合わせて、要点さえつかめれば血液検査はさほど気にする必要はない。