クラムボンの別荘

特に意味なく日々のよしなしごとを…
食べ物多し(^▽^;)>゛

エアカウンターS

2012年02月25日 14時23分33秒 | 独り言

最近テレビで知ったエアカウンターS
家庭用放射線測定器なのだ。
ロヂャーでもこんなのが出ていた。
やっぱりみんな気にしているんだね。
お値段も1万円切っているので放射線を気にしている方には嬉しいだろう。

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6 コメント

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これねー、エステーがこんなことしちゃダメです。 (くりにゃー)
2012-02-25 22:23:59
これ、くせものです。
γ線を計ります。
今、問題になっているセシウム137は、β崩壊しますから、このカウンターじゃ計れないのです。セシウムにはまったく無効。
じゅ、ヨウ素131は、というと、まずβ崩壊してからγ線を出すのですが、エネルギー量の2/3は、β崩壊です。つまり、エアカウンターじゃはかり損ねる。
しかも、放射線というのは、量子崩壊です。つまり、連続量じゃないので、たまたま計った値が高くても、その次に計ると低い値を示します。つまり、正しい値を調べたければ、何回も計って統計処理しなければならない。(たぶん、ポアソン分布です。)
しかも、困ったことに放射線というのは「日常、常に存在する物」、つまり、地表から常に一定量・太陽からの太陽風による一定の放射線(荷電粒子が大気にぶつかってγ線を出します)があるので、そのバックグラウンド放射線を除かなければ、問題となっている放射性降下物による放射線量は測定できないです。しかもバックグラウンド放射線自体、太陽フレアがあると簡単に跳ね上がる。一定していないのです。
結局の所、一般の普通の、訓練されてない人が、そんなに簡単に放射性降下物による放射線量は量れないです。すごく訓練して、かなりの統計処理しないと、正しい数値なんて出ない。
エステーにしては「まがいもの」「便乗商法」してるな、と強く憤りを感じているのです。
まったくもう。
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☆ くりにゃ~様へ (Crambom、)
2012-02-26 10:57:11
ふにゃ、そうなの?
詳しいことは分からなのにゃ
私としてはこ~ゆ~の持つと一喜一憂しなくちゃいけない状態になるのが怖いです。
太陽活動は今低下して地球もプチ氷河期状態になろうとしているようだからフレアは少ないじゃないかな?
まあ、どっちにしてもそこまでしっかりしたものじゃないです。
正しい機器だと数百万円するものですから。
気になる人の気休めでしょうか?
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気休めよりタチが悪いのです (くりにゃー)
2012-02-26 13:33:45
一見正しい値を出すように見える。
でも、その値は、もちろん信用してはいけない。
それを買った人がわからないから、困るのです。
正しい値だと思ってしまう。で、その値を元に「市民活動」したり「行政対応を求め」たり、あるいは「ネット告発」したりするのです。
社会に対する害悪しかない。
ちゃんと説明書を読めば「複数回計ること」「値はばらつきを持つこと」が書かれているのですけれど、そんなもの読まない。一回計っただけで高い値が出たら、ぎゃーぎゃー騒ぐ。何回か計って、その中で「一番高い値」で騒ぐ。
害しか無いしろものです。
猛烈に怒りを感じています。
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☆ くりにゃ~様へ (Crambom、)
2012-02-26 15:48:04
そっか、こ~ゆ~のを買う人は悪いことになっていると思っているから買うんだもんね。
取説はしっかり読む人少ないから
私は読むの好きだけど、関係ないなと思って忘れたり理解範疇外だったりする。
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放射線てとても難しいのです (くりにゃー)
2012-02-26 17:16:45
ニュートン物理は、「物理学はすべてを決定する【神の理論】である」というのが基本的な根底にあります。
だから、理論は正しい。理論通りの結果が現実に現れます。逆に世界を測定することで、ものの本質・ことわりがあらわれます。
だから、1mのものを誰が計っても1mです。

しかし、アインシュタイン物理になると「物の基本は【確定できない】。測定することによって世界そのものが変わる。」という、とんでもない考え方です。すなわち「理論は【確立】であって、そうであるかどうかは【神のサイコロ】によって定まる」という、とてつもなく不確実な世界なのです。
(アインシュタイン物理では、実は1mのものを計るとナノメートル単位で測定値が毎回変わります。1mにはならない。測定誤差ではなく、測定対象自体が「常に振動」しているからです。)

これ、物理を学んだ人間なら、当然ぶち当たる「壁」です。今まで信じていた物が、すべて「虚構」だった、という、恐ろしい衝撃です。信じていた物が根底からひっくり返される。

通常の一般市民はニュートン物理の範囲で生きているので、測定することで世界がわかると思っています。マクロ的にはそれで問題ないからです。

しかし、放射線は、核物理。量子力学の世界で、もろにアインシュタイン物理です。すなわち、測定自体が意味をなさなくなる。測定するなら、それは「統計力学」の範囲で測定しなければならない。一回の測定自体にはなんの意味も無い(測定することで「対象」が変化する、という、測定する「行為」で世界そのものが変わる、という訳のわからん世界なのです)、そのため、測定結果を統計しないと測定自体の意味が出てこないのです。

(通常の生活ではナノメートル単位なんて出てきませんから、1mは1mでいいんです。放射線はそのナノメートルの世界で起きる事象なので、もろにアインシュタイン物理が出てきてしまう。つまり「ゆらぐ」のです。)

普通のニュートン物理で生きている人は、このことが理解できない。(というか、もともと知らない。)
あたかも、ニュートン物理の「体温計」と同じ感覚でアインシュタイン物理の「放射線」を計ると、とんでもない間違いになります。

それをエステーがやってしまっていることに、とんでもなく恐ろしさを感じます。
少なくとも、放射線を測定する人間は、アインシュタイン物理を知っていないと行けません。それはとんでもなく高いハードルなんです。一般市民が太刀打ちできるシロモノではない。そういうことをエステーがやっていることに強い憤りを感じています。
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☆ くりにゃ~様へ (Crambom、)
2012-02-26 22:33:19
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