作者:田口仙年堂 ファミ通文庫
この上なく暖かくなれるクリスマス・ストーリー。
前回までがガーゴイルの過去の傷に迫るという
実に重厚な内容だったのですが、
今回は逆にそれを忘れすぎるわけではない程度に
払拭させる、実にこの季節に相応しい
温かみを持つ作品となっておりました。
何をしても楽しさを感じられない少年に対して
病院をあげて、はては彼の友人や関係者たちの
全てをあげて、過去最高のクリスマスにするために
各自が奮闘しあうお話になっています。
それぞれのものにとっての、
「楽しませる」ということと、
「楽しむ」ということの考え方や思いの違い、
そんな状況を、以前の祭りとは違う
聖夜の祭という賑やかさを感じさせながらも
そこに荘厳さすら感じるのは、
作品のなせる業なのか、
それとも…
なんにしても、久々に本来の意味での
「ガーゴイル」を感じられる作品だったと思います。
重たい話もそれはそれで引き込まれますけど、
やはりこういう暖かさあってこその
ガーゴイルだと思いますね。
次はいつかなあw。
評価:☆9
この上なく暖かくなれるクリスマス・ストーリー。
前回までがガーゴイルの過去の傷に迫るという
実に重厚な内容だったのですが、
今回は逆にそれを忘れすぎるわけではない程度に
払拭させる、実にこの季節に相応しい
温かみを持つ作品となっておりました。
何をしても楽しさを感じられない少年に対して
病院をあげて、はては彼の友人や関係者たちの
全てをあげて、過去最高のクリスマスにするために
各自が奮闘しあうお話になっています。
それぞれのものにとっての、
「楽しませる」ということと、
「楽しむ」ということの考え方や思いの違い、
そんな状況を、以前の祭りとは違う
聖夜の祭という賑やかさを感じさせながらも
そこに荘厳さすら感じるのは、
作品のなせる業なのか、
それとも…
なんにしても、久々に本来の意味での
「ガーゴイル」を感じられる作品だったと思います。
重たい話もそれはそれで引き込まれますけど、
やはりこういう暖かさあってこその
ガーゴイルだと思いますね。
次はいつかなあw。
評価:☆9
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