Click 2 CR-IQ 日々_ver.3

ここは管理人CR-IQ(クリック)が、日々の出来事をメインにしつつ、思ったことを書き綴るblogです。

マリア様がみてる レディ、GO!

2005-05-26 18:49:19 | ノベル
作者:今野緒雪 コバルト文庫

この作品から徐々に引き伸ばし意識が見えてきます。
確かに運動会の話は、第1巻に少しだけ出てきてましたし、
この話においての色々な複線張りがあることは認めますが、
それでも、この作品においてわざわざそれを撒く必要はなく、
結果的に伸ばすために出したという感覚が否めません。

ただ、それでも作品としては中々よい感じ。
相変わらずの祐巳スーパーモード、祥子さまとの甘い関係、
あるいはさっきも言った先への種まきと意外と見るところは多く、
何よりすごいと思うのが、運動会というイベントを
ちゃんと面白くなるように競技を考えて導入されている点。
一般的な高校でありそうな運動会でありながら、
いくつか普通よりユニークな競技を入れているあたり、
中々遊び心あふれていていますし、
そういう下地がある中でキャラが動くので、
世界観は崩さずに次へ繋ぐ役割をしっかり手がけています。

というわけで、総じて悪くはない内容。
ただ、必然性は感じられないところが少しマイナスなくらいかな。

評価:☆7

有害図書指定とゲームとかの話

2005-05-26 18:41:30 | game一般
まずはこの記事から。
有害図書:“暴力”ゲームソフトも指定へ 神奈川県

まあ、愛知県とかでも動きがあったりしましたが、
ついに本格的に動き出したなあという印象ですね。
コレに関しての条例レベルでの規制に関しての意味のなさは
以前書いたとおりのことを簡単に述べれば、
いまどきネットでいくらでも買えるのに、わざわざ規制することに
何の意味があるのか、ってこと、
そしてそれはつまり自分たちの自治体だけ規制かけてればいいや、
ということの表れなんだなあという話、
また、CEROですら明確な基準をもって判断しているかどうかが
フィルターがかかっていてわからない状況のゲームの規制概念に関して
ちゃんと具体的にどういう基準でこの判断を決めたかなんて
出ないんだろうなあ、なんてありきたりなことを考えたりもしてます。

で、それと別の視点で切り込もうというか、こういう二次的な情報だけで
コメントするのは、一応研究者としてはやはり良くないかなあと思って
もう少し切り込もうと、神奈川県庁のHPに行ってみました。
そしたらありましたよ、基準。

神奈川県青少年保護育成条例による『有害図書類』の包括指定とそれに基づく『有害図書類』~

なんでかわからないですが、うちのIEでは表示がおかしくて、
所々かけてて読めないんですがw。
まあ、性描写に関しては非常にわかりやすく基準が示してあるし、
実際の規制状況もはっきり示されていていいんですが、
暴力に関してはあまりに曖昧で笑えますw。
これの更新日時が昨日とかめっちゃタイムリーなので、
もう少ししっかりしてるかと思ったらガッカリしちゃいましたよ。
少なくとも現状の曖昧な基準を満たした作品なんて、
ゲームに限らず映画・テレビ・漫画などで腐るほどあるわけで
それ全部規制するのかなあ、なんて思ってしまいます。

とにかく、現状調べてても何のソフトをまずこの規制にしたのか、と
候補6本中1本ということなんで他の5本も合わせて何なのかの公開をしてくれると
それを基にうちのデータベースとかでCERO審査との比較、
あるいはゲーム映像を実際に見ての判断が出来るんですが…
情報の少なさゆえに動きが取れないし、
そしてそれゆえにきな臭さを感じてしまいますね。
とりあえず、続報を書くことも視野に入れつつ今日はここまで。

make a difference

2005-05-26 18:15:21 | Weblog

「まじスト」を萌え100%だけの作品と分かってても好きな僕はもうだめだorz。

今日は書きたいネタが満載なので、大変ですw。

さて、学校は授業2時間。
1個の授業で同期の子が言ってた話からちょっと妄想してました。
いや、別に危ない妄想とかではなくw。

その友人はネパールの事に非常に詳しく、実際何度か行っているんですが
ネパールにおいては、肯定と否定の表現が日本と逆なんだそうです。
それは、首を振る動作に関してなんですけど、
通常日本では、物事に肯定する時はうなづく、
つまり首をタテに振る動作をするわけで、
そして否定の時には首をヨコに振りますよね。
それがネパールでは肯定の時は首をヨコに振るということで、
最初に行った時にタクシーで「○○行ってください~」という時に
首をヨコに振られたおかげで10分近く揉めた、という話がありまして。

これで何を考えてたのかって言うと、
いわゆるアニメとかゲーム、映画などの映像表現において、
うなづくシーンって言うのは腐るほど出てくるわけですよ。
で、もしこの国でそういった作品を封切りするとなると、
この表現の全てを手直しする必要にかられるのかなあ、とか、
むしろ自国のほうで一般的には首の振る方向は逆、ということを
認識した上で見るものなのか、どっちなのかなあということを
おぼろげに考えていたわけです。
何かしらを表現する時は、ちょっとした仕草でも言葉でも
気をつけないと、別の国の人、ここでいう別の国というのは
広義で取っていますけど(とピンと来る人には笑える仕様にしてますw)
勘違いとかヘタすると抗議されたりするんですよね。
相手のこと・バックボーンをある程度知った上で、
色々なことを申すというのは、完璧に行うのは不可能ですが、
表現者であるなら常に意識する必要はあるのかも、と
思ったりしました。