The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
聖書のことばから―姜尚中ワールドの一端を垣間見る
姜尚中;全ての業には時がある。 [伝道の書 第3章1節]
フジ子ヘミング;遅くなっても待っておれ。それは必ず来る、遅れることはない。 [ハバクク書第2章3節]
上の言葉は いずれも旧約聖書にあるという。姜尚中氏の紹介した言葉は、先日NHK教育の番組“仕事学のすすめ―人生哲学的仕事論”で示されたものだ。この言葉を聞いて、フジ子ヘミング氏が 以前に紹介していた言葉を思い出した。いずれも、絶望の彼らを励まし、勇気付け、逆境の淵から救い出した珠玉の言葉だ。そして、旧約聖書には、このようにタイミングについての箴言が繰り返し登場するのだなぁと、思った。いずれも、艱難に耐え 死ぬほど努力したにもかかわらず未だ“時”を得られず、苦しんでいる人への 力強い励ましの言葉である。考えてみれば、それは聖書の言葉として当然なのかも知れない。
しかし、こういう言葉は ある意味において無責任さを漂わせているように感じる。“神の言葉”としての重みは感じるが、それが返って無責任を示すような気もするのだ。特に、“遅くなっても・・・”の言葉は 戦い疲れて気息奄々 既に虫の息の人に、最後の鞭を入れているような 厳しい囁きを伴っている。さらに、その言葉は矛盾している。しかし、そんな矛盾があっても神の言葉には従え!という強い強制力をしのばせている。 . . . 本文を読む
“アンガー・マネジメント”?
今、世の中には様々なマネジメントの手法があり、それがシステム化されて来ている。例えば、このブログのテーマの品質マネジメントに始まって、環境マネジメント、労働・安全・衛生マネジメントからリスク・マネジメント、最近は事業継続マネジメントと様々なマネジメントがある。最近はドラッカーが流行り、あの大阪市長も“マネジメント”などと言い募っていて、教育現場にそれを持ち込もうとしていてイメージ・ダウンもはなはだしいのだが・・・・・・ここではアンガー・マネジメントを取上げる。
アンガーつまり“怒り”のマネジメントである。なぁーんだ、しかし、そんなことをマネージしなければならない?いや、“怒り”は、自身の精神、肉体に悪い影響があるとされる。それが場合によっては個別の人間関係から自らの社会的ポジションすら損なうことになりかねない。したがって、あまり野放図に怒っていると、良いことは全くない。漱石の“草枕”の冒頭は その辺の心情を語ってといっても 良いのではないかと思う。 . . . 本文を読む
ゴールデン・ウィークでしたこと、思ったこと
今年のゴールデン・ウィークでしたこと。それは、ここ数年検討しては先送りしてきた我が家のパソコンの更新であった。連休直前の週末、かねてより目星を付けていたPCを買った。
1台はデスク・トップで家族共用、もう1台は私専用のものでノートとは言え持ち歩くものではない据え置き型。一時はラップトップと呼ばれていたカテゴリーの製品。実は、デスク・トップは決定していて、迷うことはなかったのだが、ノートの方は迷っていた。私の部屋でテレビも見たい、但しそれは地デジのみで十分なので、チューナーを外付けにして要求性能を満たすべきか、それとも あまり気が進まないメーカーのチューナー付きで要求性能を満たすものにするかで最後まで決断できずにいた。そこで、それを店員に伝えたところ、では、希望メーカーの1グレード上位を希望価格に近い値段でどうかと提示してきた。驚いた。ゴールデン・ウィークは今年春モデルの最後の商戦なので、ディスカウントしたようだ。考えていた予算より5千円上乗せになったが、それに上回る性能向上だ。ならば、それで良しとするべし。つまり、ブルーレイ・ディスクが使え、CPUもインテルの最上位のcore-i7。今まで買っていたPCはいずれも、私の要求性能と価格の間を呻吟して、結局は中途半端な仕様のものを買ったのだったが、ここに来て 突き抜けた印象だ。
お蔭で、デスクトップもノートも同じメーカーのものになった。 . . . 本文を読む
ゴールデン・ウィーク休業の ご挨拶
今年は、と言うか、今年も結構長いゴールデン・ウィークである。通常土日休みで、メイデイもお休みとなれば、5月2日を有給休暇にすれば9日の大型連休となる。このブログは大抵、勤労日に多く読まれるので、いかに気合を入れて投稿したところで、この期間に読まれることは少ないはずだ。労の割りに報われぬ。
また、最近 個人的事情もあってこのブログへ投稿するエネルギーが、少々乏しくなって来ている。その充電のための時間的余裕も頂きたい。ISOばかりではなく、何事も有効性を考えるべきではないか。
そこで、今回は いつものコメントではなく、早いタイミングの週末での “ご挨拶”とさせていただきたい。 . . . 本文を読む
大阪府立大学“植物工場”を見学
先週、大阪府立大学の“植物工場”を 仲間と見学した。昨年、11月“おおさかATCグリーンエコプラザ”で開催されたビジネスセミナー“植物工場最新動向”で、大阪府立大学植物工場研究センター・村瀬 治比古教授の講演を聞いて以来、是非見学したいと思いつつ、都合が付かず、先月初頭に府立大ホームページより申込み、ようやくこの日に至った。
南海電車・白鷺駅で仲間と落合って、駅前大通を南へ向かう。キャンパスの前を走る国道310号線を渡り、府大正門に至るとキャンパス内の満開の桜が目に入る。落ち着いた郊外に、ここちよくコンパクトにまとまった総合大学のイメージ。ほぼ3階建ての建物ばかりで、空間に余裕を感じる。 . . . 本文を読む
宇宙論を読んで
このところ、“宇宙論”を少々お勉強していた。お勉強と言っても入門の新書を高々2冊読んだ程度だ。さすがに、ここに至ると いよいよISOマネジメントから遠ざかった印象だが、それでもなお環境マネジメントに関るものならば、自然界の掟を知ることは意義深い、との言い逃れは可能である。その自然界の掟の究極が“宇宙論”である。要するに、環境や品質マネジメントを言うのならば 森羅万象何でも テーマになり得る。視野を広く取ることで、様々な事象の本質を見誤らないことが重要で、ISOマネジメントを考える上で、取り分け審査やコンサルタントを適切に行うためには、その姿勢は不可欠なことだと信じている。 . . . 本文を読む
消費税増税
消費税増税に命をかける、と首相は意気込む。それを、意気に感じる政治評論家もいる。確かに、日本の財政は客観的に見て危うい。その上、日本の貿易赤字、さらには経常収支も赤字になる傾向にあり、このままでは、いつ何かのきっかけで、円が、日本国債がハゲタカの餌食になるか分からない状態にあるのは客観的情勢だろう。
しかし、増税が日本経済に及ぼす影響は非常に大きい。増税直前には駆け込み需要が起き、一時的に景気は上向く。そして、増税の直後、その景気は一気に下降線をたどるはずだ。それが、どの程度になるのか。その結果、税収が落ち込んでしまうようでは、元も子もない。 . . . 本文を読む
40年遅れの読書―糸川英夫著“逆転の発想”を読んで
前々々回書いたように映画“はやぶさ”を見て、あらためて糸川英夫博士の影響力の大きさに感動したものだったが、そう言えば博士が創始した組織工学なるものは その後どうなったのか、その活動の消息が全く伝わって来ていない。そこで博士の残した著書に触れてみたくなり、図書館で“逆転の発想”(角川文庫)という小冊子を見つけたので読んでみた。
発行された1970年代にはベスト・セラーだったようで、“あとがき”に “『逆転の発想』は、正・続・続々・新上・新下と今までに5冊発行されて、「発想ブーム」の元祖になったように言われている。”とある。そう言えば、私も“逆転の発想”のこれら正・続・続々・新上・新下のいずれかを読んだのかもしれない。記憶の彼方に、定かでないかすかに そんな印象がある。読み始めると、何よりもその70年代の雰囲気が芬々と甦ってくる。 . . . 本文を読む
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