鶴橋という所は交通至便で国鉄時代は利用乗客数の全国第10位の駅であった。尤も降りる客が多い訳ではなくて国鉄環状線と近鉄奈良線、大阪線の乗り換え駅であったから。
今はJR各社を俯瞰した統計が無いが多分15位以内にはなるだろう。
私は高校まで徒歩通学だったし、大学時代は国鉄に乗り京橋で京阪に乗り換える、大阪で阪急に乗り換えるかであったので近鉄は余り利用しない。
でも数年前に近鉄と阪神が相互乗り入れして三宮まで乗り換えなしで行けるようになった。ついでに言うと奈良線に乗り大和西大寺で乗り換えるとそのまま京都市営地下鉄に乗り入れて市内まで少し時間はかかるものの行く事が出来る。そして昔は近鉄特急のヴィスタカーは鶴橋を出ると名古屋までノンストップだった。ということで近鉄鶴橋から奈良、三重、愛知、京都、兵庫に便利に行ける。
今回は最終日に神戸で昼食をとって伊丹空港に向うルートとなった。
友人との前日の母校訪問が無ければ最終日に京都に独りで行き、詩仙堂辺りを散策して、手始めに御料理はやし と言う店で京料理を頂いてほろ酔いで新幹線で東京に戻る予定であったのを振り替えた結果である。
初めて乗る延伸区間は尼崎で阪神本線に乗り入れる。通しで運行しているのは快速急行で、これはとても早いのかと思ったらそうでは無くて本線で特急に抜かれる事は無いものの、主要駅で隣ホームに普通電車がついて乗り換え客を乗せて発車する。ということで鶴橋から三宮の所要時間は53分。まあ大阪で阪神、阪急に乗り換える手間を考えると時間的に同じで楽チンという事になる。
神戸にはお気に入りの店があり中国酒家という。主人の関さんに会って喋って久しぶりに炒三鮮と白海老の蒸し物等食べたかったが昨日の秋分の日の振替休業であった。もう一軒の馴染みの新愛園も同じく振り替え休みで、消極的チョイスで 群愛飯店で手軽なランチとする。
空港バスまで1時間半程、西村珈琲の北野坂店を目指す。今と違って神戸支店在勤時代この店は会員制だった。細身のマダムが居て会員証のキーを渡して中のシックなソファー、オルゴールの並ぶ店内で美味しい珈琲が飲めた。
その頃と次の鹿児島勤務の頃が何の憂いも無く時間も金も自分の思うままに浪費できた時代だった。北野坂を下っていく途中にジャズクラブがあり、Swing系のジャズを聞き、ハイボールを飲んでいい気分になりきって電車で大阪に帰る。電車が混んでいる事は無く絶対座って帰れた。
その頃と比べて、今は。
浪費する程は時間も金も無いが、目的意識さえきちっとしておれば両方とも足りない訳でない。漠然と考えながら一杯800円の珈琲を飲み終える。
今はJR各社を俯瞰した統計が無いが多分15位以内にはなるだろう。
私は高校まで徒歩通学だったし、大学時代は国鉄に乗り京橋で京阪に乗り換える、大阪で阪急に乗り換えるかであったので近鉄は余り利用しない。
でも数年前に近鉄と阪神が相互乗り入れして三宮まで乗り換えなしで行けるようになった。ついでに言うと奈良線に乗り大和西大寺で乗り換えるとそのまま京都市営地下鉄に乗り入れて市内まで少し時間はかかるものの行く事が出来る。そして昔は近鉄特急のヴィスタカーは鶴橋を出ると名古屋までノンストップだった。ということで近鉄鶴橋から奈良、三重、愛知、京都、兵庫に便利に行ける。
今回は最終日に神戸で昼食をとって伊丹空港に向うルートとなった。
友人との前日の母校訪問が無ければ最終日に京都に独りで行き、詩仙堂辺りを散策して、手始めに御料理はやし と言う店で京料理を頂いてほろ酔いで新幹線で東京に戻る予定であったのを振り替えた結果である。
初めて乗る延伸区間は尼崎で阪神本線に乗り入れる。通しで運行しているのは快速急行で、これはとても早いのかと思ったらそうでは無くて本線で特急に抜かれる事は無いものの、主要駅で隣ホームに普通電車がついて乗り換え客を乗せて発車する。ということで鶴橋から三宮の所要時間は53分。まあ大阪で阪神、阪急に乗り換える手間を考えると時間的に同じで楽チンという事になる。
神戸にはお気に入りの店があり中国酒家という。主人の関さんに会って喋って久しぶりに炒三鮮と白海老の蒸し物等食べたかったが昨日の秋分の日の振替休業であった。もう一軒の馴染みの新愛園も同じく振り替え休みで、消極的チョイスで 群愛飯店で手軽なランチとする。
空港バスまで1時間半程、西村珈琲の北野坂店を目指す。今と違って神戸支店在勤時代この店は会員制だった。細身のマダムが居て会員証のキーを渡して中のシックなソファー、オルゴールの並ぶ店内で美味しい珈琲が飲めた。
その頃と次の鹿児島勤務の頃が何の憂いも無く時間も金も自分の思うままに浪費できた時代だった。北野坂を下っていく途中にジャズクラブがあり、Swing系のジャズを聞き、ハイボールを飲んでいい気分になりきって電車で大阪に帰る。電車が混んでいる事は無く絶対座って帰れた。
その頃と比べて、今は。
浪費する程は時間も金も無いが、目的意識さえきちっとしておれば両方とも足りない訳でない。漠然と考えながら一杯800円の珈琲を飲み終える。