「撮影要求」エスカレートする菅家さん

菅家さん、無罪判決の撮影求める

　「『無罪』が言い渡される瞬間の撮影を報道陣に認めてほしい」。
今月２６日に予定されている足利事件の再審判決について
菅家利和さんは４日に会見を開き、法廷内の撮影許可を改めて訴えました。

　「判決の日、初めから最後までテレビカメラで撮影してほしい」（菅家利和さん）

　足利事件の弁護団は去年１０月の再審第１回公判から、
菅家さんが法廷にいる状態でのカメラ撮影を求めてきました。

　日本では人権保護などを理由に、
被告人がいる法廷の撮影については認められることはほとんどありません。
しかし、過去にわずかながら可能になったケースがありました。（中略）

　今からおよそ５０年前の「吉田石松老事件」。
ここでも、裁判長が「再審とは名誉回復の場面である」と撮影を許可しました。

　「無実ですので、そこをカメラで撮ってもらいたい」（菅家利和さん）

弁護団は、
「無罪」を言い渡す瞬間
裁判所が見解を表明する場面のカメラ撮影

を希望していて、宇都宮地裁に対し回答するよう求めています。

ＮＢＳニュース（04日18:27）



えん罪が晴れる、、、
何となく　うれしくないのは　なぜなのでしょう、、、。

菅谷さんは、確かに足利事件では、新しいＤＮＡ型鑑定のもと
有罪の根拠が覆りました。

しかし、菅谷さんは

７９年の万弥（まや）ちゃん事件、
８４年の有美ちゃん事件
９０年の真美ちゃん事件（足利事件）

この三つの事件で「自白」し、立件されたのですよ。
同一人物に、三件も容疑がかかる　偶然などあるのでしょうか？

2月12日に宇都宮地裁で開かれた再審第６回公判で、
検察は、この時　有罪の柱となったＤＮＡ型鑑定や
自白について言及せず、
「誠に申し訳なく思っております」と三人の検事が頭を下げました。

菅谷さんは、検察側の謝罪に
「（謝罪は）当然。まだ許す気にはならない」と言いましたね。


テレビで流された　法廷での弁護団が提出した「取調べテープ」は、
菅谷さんにとって、自白を強要されたと聞き取れる
都合の良いところだけを流しているようにわたしには感じます。

新聞で報道された記事は、とても詳細で、菅谷さんの返答には
だれでも黒だと思うと思いますよ。

「判決の瞬間の撮影を要求」する動画はここです。

菅谷さんの顔、一番最初に釈放されたときの　安らかな顔から
どんどん、険しいどん欲な顔に変化しているように私には見えます。

無罪判決後、彼の人生は大きく変わるのでしょう。

想像ですが、
えん罪関係テーマのコメンティターとしてテレビ出演。
支援の弁護団も、なにかとお忙しくなられるのではないでしょうか。


言葉は悪いですが、ここにも犯罪をネタに “売り込む人々”が
垣間見えてしかたがありません。

皆様からのご批判は覚悟の上、思うところを書きました。