「長時間、間違い」「キリギリスにするな」…首相と財務相が時短論争
論争は、残業時間半減や有給休暇の完全取得、週休2日制の100%実施などを
盛り込んだ諮問会議専門調査会の報告について展開された。
尾身財務相は、報告について「アリとキリギリス」の寓話(ぐうわ)になぞらえて
「日本をキリギリスの国にしてしまうような気がしてならない。
みんなが働かないことがいいことだという考え方は自由主義に反する」と発言した。
さらに「残業時間の半減などを、国家の方向として決めることは極めて疑問」と数値目標の設定に反対した。
これに対して安倍首相は、
「みんなキリギリスになったら大変なことになるが、
長時間労働を前提として経済や仕事が成り立つというのは、やはり間違っていると思う」と反論した。
(引用)
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_07041216.cfm
(2007年4月12日 読売新聞)
============
最初に、この記事を読んだとき、尾身財務相のご懸念はもっともな話だと思った。
が、二日も経つと、こんどは、財務相の取り越し苦労かもしれないと思うようになった。
わたしは、いまの会社に入社してかれこれ40年近くになる。
事務系の就業時間は8時半から17時までという規定だが、
現実、目の前に今日中に仕上げておかなければならない仕事があり場合、
うっちゃって帰る社員はいない。
所属部にもよるが、わたしの場合は、明日にひびくからだ。
実際、翌日に何が起こるか予測がつかないから、
仕事の針を常にゼロに戻してスタート出来る状態を保たなければならない。
4月の人事異動で、わたしの仕事場はさらに忙しくなった。
残業したからといって、残業代を要求する者もいない。
みんな、その日の仕事は、その日のうちに済ませたという、達成感があるためである。
この達成感は、何ものにも変えがたい。
だから、残業時間半減の数値目標設定に疑問をもたれる、財務相の意見には同感だが、
『働かないことがいいことだ』の心配は、
日本人に限っていえば、当てはまらないのではないか、、とも思える。
不意の交通整理が、それまでの流れをかえって邪魔するように、
職種にもより一概にはいえないが、本人の自主性に任せていればいいのではないか、、、と思う次第だ。
ただ、週休2日制の100%実施は、成し遂げていただきたい。
歳のせいか、最近とくに二日続けての休日がありがたいと思えるようになった。
入社3年目で、完全週休2日制になったわたしは、恵まれているが、
家族たちの休日状況を知るにつけ 申し訳ない気分にさせられている、、、。
論争は、残業時間半減や有給休暇の完全取得、週休2日制の100%実施などを
盛り込んだ諮問会議専門調査会の報告について展開された。
尾身財務相は、報告について「アリとキリギリス」の寓話(ぐうわ)になぞらえて
「日本をキリギリスの国にしてしまうような気がしてならない。
みんなが働かないことがいいことだという考え方は自由主義に反する」と発言した。
さらに「残業時間の半減などを、国家の方向として決めることは極めて疑問」と数値目標の設定に反対した。
これに対して安倍首相は、
「みんなキリギリスになったら大変なことになるが、
長時間労働を前提として経済や仕事が成り立つというのは、やはり間違っていると思う」と反論した。
(引用)
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_07041216.cfm
(2007年4月12日 読売新聞)
============
最初に、この記事を読んだとき、尾身財務相のご懸念はもっともな話だと思った。
が、二日も経つと、こんどは、財務相の取り越し苦労かもしれないと思うようになった。
わたしは、いまの会社に入社してかれこれ40年近くになる。
事務系の就業時間は8時半から17時までという規定だが、
現実、目の前に今日中に仕上げておかなければならない仕事があり場合、
うっちゃって帰る社員はいない。
所属部にもよるが、わたしの場合は、明日にひびくからだ。
実際、翌日に何が起こるか予測がつかないから、
仕事の針を常にゼロに戻してスタート出来る状態を保たなければならない。
4月の人事異動で、わたしの仕事場はさらに忙しくなった。
残業したからといって、残業代を要求する者もいない。
みんな、その日の仕事は、その日のうちに済ませたという、達成感があるためである。
この達成感は、何ものにも変えがたい。
だから、残業時間半減の数値目標設定に疑問をもたれる、財務相の意見には同感だが、
『働かないことがいいことだ』の心配は、
日本人に限っていえば、当てはまらないのではないか、、とも思える。
不意の交通整理が、それまでの流れをかえって邪魔するように、
職種にもより一概にはいえないが、本人の自主性に任せていればいいのではないか、、、と思う次第だ。
ただ、週休2日制の100%実施は、成し遂げていただきたい。
歳のせいか、最近とくに二日続けての休日がありがたいと思えるようになった。
入社3年目で、完全週休2日制になったわたしは、恵まれているが、
家族たちの休日状況を知るにつけ 申し訳ない気分にさせられている、、、。
私の職場では、モチベーションをキープする
のはお金という考え方が強いです。
私が、確かにお金も大切だけど、やりがい、
達成感というものを誉める上司、またそれら
を評価するシステムを整備すべきという提案
をしたのですが、そんなことでモチベーショ
ンがキープなんかできるわけないということ
で、一蹴されてしまいました。
今年で35歳の男ですが、私にとっても土日
の連休はありがたいです。ほとんど、自分の
勉強にあてておりますが。あとは、ジムか映
画です。
今後ともよろしくお願いいたします。
最近、お金、お金と世間全体が、煽り過ぎると思いませんか?だからみんな不安になって、大切なものを見失っている気がします。
お給料の高い、低いよりも、きつくても、やりがい、達成感があり 今の仕事が楽しいと思える仕事についている幸福感を実感できるような社会っていうか、、、
日本人の意識が変わればいいなと思っています。
でも、残念ながら、私たちの意見ていうのは、少数意見なんでしょうね、、