名もなき旅の記録

名もなき日本人の名もなき旅の記録。ささやかでありがち、だけどかけがえのない日々の記録、になる予定。

地の涯てにて

2006-09-22 21:17:57 | インド
現在地、旧ラダック王国の王都レー。 標高3500m。空気が薄い。 それにしてもなんだここ? 所属こそインドだが、完全にチベットの文化圏に属し、至るところにチョルテンやタルチョがはためいている。 でもチベタンが町を占拠しているようでもない。むしろムスリムのほうが地味に多い。 チベット語も聞こえてくればウルドゥ語も聞こえてくる。 でも市民の大多数はラダッキで、今まで聞いたこともない言語で会話して . . . 本文を読む

まなり

2006-09-19 22:48:32 | インド
マナリー。 晩夏のデリーからほんの一晩で晩秋の国へ。 さすがインド。いろんな顔を見せてくれる。 インドの酷暑を乗り越え、一段と逞しくなったこの体。 困ったことに気温30℃を下回ると寒く感じてしょうがない。 なんだこの土地。 宿にファンがついてない。そんな部屋がインドに存在するとは。 そして半年ぶりのホットシャワー。最高。 シーズンがややずれているのか、ツーリストはあまりみない。 おかげでバル . . . 本文を読む

タダイママナリーナリ

2006-09-16 22:27:28 | インド
デリーを離れること北へ570キロ。 マナリーにやってきました。標高1900m。寒い。 2、3日でレーに向かうつもりだったけど、思った以上に居心地が良さそうなので、しばらくのんびりしてるかも。 つーか、寒い。 りんご、うまい。 景色、きれい。 ネット代、高すぎ。 旅の想い出、プライスレス。 . . . 本文を読む

9ヶ月ぶりのデリー

2006-09-13 01:48:55 | インド
久々のデリー。 前回はほんの1週間しかいなかったのに、何を見ても全てが懐かしい。 宿はやっぱり大好きなパヤルに、といいたいところだけど、ドミ150ルピーは宿泊拒否としか思えないのでパス。 そして今回はキャムランロッジというところに泊まっている。 何がどうなってそうなったのか、モスクを改装してできた宿。 壁に打ち付けられた板の隙間から中庭を覗くと、現在も礼拝所として使用されているのが見える . . . 本文を読む

名残り

2006-09-12 01:31:41 | インド
インド生活200余日、そのうち50日をコルカタで過ごしてるにも関わらず、今頃になってまだ新しい発見をしたりしている。インドマスターへの道は遠い。 バングラデシュから戻り、バングラの目線そのままにコルカタを歩くと、今までの自分には見えなかったものがいろいろ見えてきた。思わぬバングラの効能だ。 まず、究極に当たり前のことなんだけれども、 『みんなベンガル語を話している』 、、、そりゃそーだ . . . 本文を読む

ロケットに乗って

2006-09-07 00:22:56 | バングラデシュ
日曜午前に無事三度目のインドビザを入手し(3ヶ月シングル)、選挙が近づいてるらしいダッカでカレダ・ジア現首相のパレードを見物し、その日の晩のロケットスチーマーに飛び乗って人とリキシャと排ガスの都市ダッカを脱出。風と大地の緑と泥の河を堪能すること27時間。 昨晩コルカタに戻って参りました。 今回の旅でコルカタに来るのはこれでかれこれ4回目か。 バングラからコルカタに来ると、サダルが . . . 本文を読む