活かして生きる ~山里の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

修行の道理2

2016-10-11 04:05:00 | 

禅の修行においては、修行を始める前に、修行の方向、即ち

「自己に参じる」 ということの道理をよくよく学ぶべきです。

 

「無我に成ろう、仏に成ろう」 とする、その自己を忘れるのが禅の修行のです。

ですから、自分の思い通り坐禅をしても何もなりません。

 

「自己に参じる」 という 「修行の道理」 が明確に分からずに坐禅をしても、

解決の場所を誤る為に、「修行が真の修行」 にならないということになります。


禅の修行は、自由自在な本来の自己の働きを抑え込んでいる

「自我」 の枠を取り除いて、

「本来本法性、天然自性身 (ほんらいほんぽっしょう、てんねんじしょうしん)」

の自由自在さを真に会得していく修行です。

 

それによって今持っているものが、さらに大きく使えるということですから、

自分が真に自由自在に成れるか、不自由のままで終わるかは、

「自らの実證」 にかかっているのです。

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