tontonの花日記

花と旅と自然が大好きな私。

小噺

2011-01-09 01:29:43 | Weblog


ヴェランダにいましたら、消防自動車が警笛(?)を鳴らしながらすっ飛んで行きました。
暫くすると、今度は救急車がピーポー、ピーポーと・・・。
そして、また、一呼吸おいてパトカーが、ウ~ウ~・・・。
なにがあったのかは判りませんでしたが、なんとなく江戸落語を思いだしてしまいました。

落語のマクラに使われる江戸の小噺ですが、
鰯売りが、天秤棒の両側にかけた桶に鰯を入れて「え~、いわしこいっ!いわしこいっ!」
その後から、「篩屋」さんが来て、負けじと大声で「ふる~い」「ふる~い」
新鮮さを売り物にしている鰯売りにしてみれば、大変な迷惑。営業妨害。
それで、「まるでうちの鰯が古いみたいに聞こえる」と文句をつけます。
でも、ふるい屋も商売ですから、引きません。
そこへ来たのが、使い古しの金物、つまり「古金(ふるかね)」を買い取って歩く下金屋。
今でいう、リサイクル屋です。
その下金屋が「では、私が一番後から行って上手く納めましょう」と。

結果、
鰯売り 「イワシこいっ、イワシこいっ!」
ふるい屋「ふる~い、ふる~い」
下金屋 「ふるかねぇ、ふるかねぇ}

という、お笑いです。

全く関係ないじゃない!と言われそうですけれど、
消防車、救急車、パトカーが、少しづつ間をおいて走った事が
私に、なんとなくこの小噺を思いださせしたのでした。
不謹慎だったら、ごめんなさい。

テレヴィで、ミラノ・スカラ座の「椿姫」
主役のアンジェラ・ゲオルギューがすばらしいでした。
続いて「リゴレット」、プラシド・ドミンゴがリゴレットを演じたので吃驚。
眠れない一夜になりました。

花は金盞花。
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3 コメント

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本歌取り川柳をどうぞ (QPR)
2011-01-09 05:35:20
ヴェルディも 落語も好きで 夜が更ける
連想 (なんじい)
2011-01-10 01:20:23
古金屋 かわいい声に 怖い顔
古金 (六文銭)
2013-04-12 19:47:37
「私の処は下総国のはずれ。足利成氏が鎌倉を逃れて拠って立ったところです。馬琴の南総八犬伝のなかで、犬塚信乃と犬飼現八が戦ったという芳流閣があったところといえば、お察しがつくでしょうか。」

って言われて「芳流閣」ってどこ?古河市か。

ふるかわし ふるかわし…? ふるかね~ ふるかね~ っていう小噺があったような…
気が付いたらtontonに行きついちゃった

 信州松代藩 真田十万石 六文銭

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