いよいよ、秋のきのこも本番になってきた。今年、この山を定点と定めて何度か訪れたのだが、結局のところ殆んどきのこの発生は無かった。要するに、典型的な秋しかきのこの出ない山のようだ。
で、そろそろ秋だ。山に入るところに実は秘密の場所がある。今年はどうかな・・・。
コウタケ Sarcodon aspratus (Berk.) S. Ito
今年もその季節になってきたようだ。山を登ってゆく。ここでもサクラシメジが結構出ているが、昨日の場所に比べればささやかなものだ。
サクラシメジ Hygrophorus russula (Schaeff. : Fr.) Quél.
これも昨日沢山見た。ウラベニホテイシメジだ。この山では不思議とクサウラベニタケをほとんど見ない。
ウラベニホテイシメジ Entoloma sarcopum Nagas. & Hongo
クリフウセンタケ Cortinarius tenuipes (Hongo) Hongo
この山のクリフウセンは少し古めだった。
この辺りでは珍しい、大き目のカノシタ。何故か、いつも小さなものしか取れない。種類が違うわけでもないのに何故なんだろう・・・。
カノシタ Hydnum repandum L.
去年もこの山で見かけた。去年は小さな個体一個だけだったが、今年はこんなに大きくなるのか・・・と思うほど大きなものが沢山出ていた。
キヒダフウセンタケ Cortinarius xanthophyllus (Cooke) R. Henry
行きには道の下側を歩いて登っていったので、下りは道の上側を少し、山に入りながら歩いた。少し先に白い塊が見えた。これはでかいホンシメジの塊だ!!と、思ったのだが、よくよく観るとシャカシメジのようだった。ぷっくらと膨らんだ柄はまるでホンシメジなんだけどね。
シャカシメジ Lyophyllum fumosum (Pers.) P.D. Orton
うまそう・・・・。
テングタケ Amanita pantherina (DC.) Krombh.
この手のきのこは苦手だ。図鑑を見てもいつもぴったりと来るものがない。
Hygrocybe sp.
降りたところに黄色いノギクが咲いていた。
帰りにもう一箇所、コウタケの出る山を見てみたが、なんと、場所を忘れた。あったのは白いホウキタケ。鍋に放り込み、ポンズで食べるといいんだけど・・・。
ramalia sp.
紅葉が始まってもうすぐキノコの季節が終わるのが切ないです。
幻のキノコだと思っていました。
上のとうちゃんも見たんだ
すごいなあ
この写真!
いずれにしてもきのこはそのまま置いておいても腐って土に還るのですから、その前に私達の胃腸を通ってからでも遅くありません。もったいないから全部採って塩蔵したらいかがですか。家では年末に塩出しし、甘からく煮付けたものを年越しそばにトッピングします。
コウタケは珍しいきのこだとは思いますが、きのこ好きには、自分だけのスポットを確保して毎年、収穫している人が結構います。
今日も一箇所見つけてきました。その内アップします。
限界です。土に返してまた来年楽しめたら良いんじゃない?きょうもクリフウセンが沢山出ていました。今年はきのこは大豊作ですね。
今年はkouchanさん、出来過ぎでは!?(うらやましいだけです)
まだ、シーズン半ばですが、出来すぎですね。今日もコウタケを沢山採ってきました。もうすぐ、ホンシメジ、クリタケ、ムキタケ、ナメコ、シモフリ、シモコシ・・・・・。
しかし、いいものばかりありますね。シャカシメジといいクリフウセンといい、、、
カノシタも大きいものは焼き物にしたらいけますよ。僕は好んで採ってます。