バライロアミアシイグチ
竹林の下に出ていた巨大なオオコゲチャイグチ・・・・
オオコゲチャイグチ
その写真を撮ろうと座り込んでいると、H氏があ~・・・という。見ると、Amanitaの若い菌を蹴飛ばしていた。
スオウシロオニタケ
この日陰の斜面は、以前は分からないイグチが何種類も出ていた場所なのだが、今回は良く見るものしかなく、今日はそろそろ終わりだな、などと話しながら歩いていた。
何度も歩いている場所で、いつもは乾燥しやすくて、ほとんど何も出ていない場所なのだが、ベージュのイグチが1本出ているのが目に入った。いい加減、疲れていて、そのまま素通りしようかとも思ったが、確認だけしようと・・・・
アルカリ?サザナミ?くらいに思っていたが、あれ?見たことのないイグチだ。
柄の根元を触るとヌルっとした感じがするのだが・・・・
変色性は無いな・・・と話していると、柄の根元辺りが弱く青変してきている。が、その程度だ。粘って撮影していると、先に進んだH氏が、「沢山、あるよ」と言う。
5mほど先に・・・・
全部で20本くらいは出ていただろうか・・・・。少々、サンプリング。
ちょっと菌輪のように生えていたので辿ってゆくと・・・・、あれ?・・・・・
柄がピンク色になっている・・・・。
これは?
バライロアミアシイグチ
前日にS公園での出会いを期待していて、見事に振られた奴。バライロの奴じゃないか・・・・。
前回、このイグチの美しさに浮かれて変色性を確認し忘れたことを思い出した。今回は老菌も含めると10本近く出ているので、思い切って切り裂く。
部分的に弱く青変する場所もあるのだが、柄も孔口も変色性はないか、あっても弱いもの。バライロアミアシイグチの特徴に近いものだ。
バライロの奴の近くには・・・・
ミキイロウスタケ
まだ幼菌で紫の発色が見えないが、綺麗な状態だ。
今度こそ、今日はこの位にしといたろ。。愉快な、そして意外な出会いの多い一日だった。そろそろ、帰ってビールを飲みたいところ・・・・
ヨメナ