日々楼(にちにちろう)

古今東西・森羅万象の幾何(いくばく)かを、苫屋の住人が勝手御免で綴ろうとする思考の粉骨砕身記です。

メディアのスキャンダラスな番組の1シーンに切り取られる政治

2017年07月12日 | 日記

 

 

* 九州地域の豪雨により被災された方々の御苦難に対し心からお見舞い申し上げます。

 

 

 

メディアのスキャンダラスな番組の1シーンに切り取られる政治

 

A.東京都議選の結果

 

1.東京都議選の結果をどのように書こうか考えて、「メディアのスキャンダラスな番組の1シーンに切り取られる政治」という標記のタイトル

としました。

 

2.先ず、都議選の争点は何だったのでしょうか? 報道メディアに携(たずさわ)る人たちは、次回の衆院選がどのようなものになるかその前

哨戦として、国政を絡(から)めて都議選を語りました。

 

3.一方、小池百合子東京都知事の都民ファーストの会は、「旧態依然の自民党か、都民第一の都民ファーストの会か?」と言って、自分たちを

東京都自民党の対抗勢力として位置づけると同時に、東京大改革を行う行動の党というスタンスで臨んだようです。

 

4.対する自民党は、「東京を世界で一番の都市にする」(平成26年12月16日に発表された政策提言)というこれもまた大きい目標を掲げ

て、個別の政策をその中で語るというスタンスを取って臨んでいたようです。しかし、この「東京を世界で一番の都市にする」という政策目標

は、私達のような他府県民には殆ど伝(つたわ)りませんでした。また、東京都民にはどれくらい伝ったのでしょうか?自民党東京都連には、

それを私達の身近な生活に直結する個別の政策と共に語るべき人が、いませんでした。オリンピック開催、築地の豊洲への移転と言った東京都の

懸案事項は、小池都知事の手の内で回り、これは推測ですが、小池都知事は元自民党員であり、「知事のお手並み拝見!」と言った気持ちが都連

幹部の間にはあったのではないかと思います。そして迎えた投票日です。ちなみに、公明党は、国政と異なり、都民ファーストの会の支持に回り

ました。

 

5.結果は、自民党は改選前の57議席から23議席へと大幅に議席数を減らし、都民ファーストの会は改選前の6議席から55議席(公認立候

補者50名中、島嶼地域の1名を除く49名が当選し、これに推薦議員の6名を加えて55議席です)へと躍進しました。ちなみに公明党は前回

結果と同じ23議席を確保しました。

 

6.今回の都議選は、これからの日本の選挙が向かう姿をはっきりと示したように思います。それは、選挙はイメージ戦であり、アメリカ大統領

選挙のような選挙のショーへと向かう姿です。このショーにおいては、有権者が好印象を持った方が勝ちます。

 

7.今回の東京都議選において、個々の自民党の候補者の力量が都民ファーストの会の立候補者に比べて、当選議席数の差に見られるような差が

あるとは思えません。

 

8.しかし、結果は先に書きました通りです。この原因が、今日のブログのタイトルとなります。即ち、国政に携る政治家とその政治家による政

策立案や決定のプロセスが、「メディアのスキャンダラスな番組の1シーンに切り取られ」繰り返し繰り返し、良質のイメージとは逆のイメージ

と共に、放映され、自民党に対するイメージが悪化したことによります。自民党の都議選候補者の責によるものではありません。

 

 

B.インターネットと映像メディアの発達はすべてのものを劇場にする

 

1.これについては多くを書く必要はないと思います。世界は劇場なのです。劇場の舞台なのです。世界を舞台にして何か成し遂げようとする志

を持つ人は、先ずこのことを意識し、自分を戒めなければなりません。日本もそうです。日本という舞台、国という舞台、都道府県という舞台、

市町村という舞台、職業という舞台、すべてがそうです。私達一人一人は全員それぞれの舞台に立っているのです。

 

2.これが、今日このブログから発するメッセージです。しかし、人は、すべての人が善意の人であるとは限りません。善意を前提にした悪意あ

る振る舞いに遭(あ)わないように注意することも必要です。しかし、そういうことを乗り越えて、私達は舞台を求め、活躍するのです。頑張り

ましょう。

 

 

           

                                               

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