発端は週間現代・・・スウィートテン・コンビーフ始動！！

はじめまして！
岸利融（キシリ トール）と申します。

コンビーフ。

実に懐かしい響きです。
ああ、昔食べたっけ…。　そんな人が多いんじゃないかな。
僕自身、もう10年以上は食べてないような気がします。

僕は大学卒業後、広告代理店に勤めていました。
その頃、よくノザキのコンビーフ発売元の
野崎産業に通ったものです。
ＪＲ（その頃は国鉄）の車窓を流れる
「ノザキのコンビーフ」の看板も、
懐かしい風景です。

さて、2008年の週刊現代8月23日・30日合併号に
連載企画“物は語る”　の第八十六回として、
『コンビーフ』という記事がありました。

ノザキのコンビーフ発売元の野崎産業は、
合併や分社化で今は川商フーズと言う会社になっています。
でもブランド名はそのままノザキを引き継いでいるんですね。
製造は日東ベストと言う会社。

この記事には、コンビーフにまつわる面白い話やエピソードが
ちりばめられていたのだけれど、その中でも衝撃的なのが、

コンビーフの消費期限は3年だけれど
実は7～10年寝かしたものが、熟成が進んで最高に旨い。
高級コンビーフが売り出されたときは、
社員が争って購入し、戸棚の隅に隠している。。。

っていうくだり。これは凄い情報ですよ！
だって、消費期限過ぎた食品なんて、普通は捨てちゃうとか
食べるとしても、恐る恐る。。。ってイメージでしょう？　
でも、実はそこからが究極の世界ってわけだ。



記事の中で、記者が試しにと、工場に備蓄してあった
7年もののコンビーフを食べて、
あまりの旨さに絶句しているところを読んじゃうと、
こりゃ、今から買いに走らなきゃ嘘でしょう。
しかも、なるべく流行っていない店を探してさ、
戸棚の隅にある一番古いコンビーフをＧＥＴすべきだぞ。


で、僕はハタと気付いたのです。

これは、心の辛い人たちにこそ、やってもらいたい。

鬱の人、悲しい人、家族や人間関係で苦しんでいる人。
仕事が辛い人、離婚を考えてる人、自殺願望がある人・・・

今すぐコンビーフを買いに行こう。
そして、10年後に食べる、と誓って、戸棚の奥にしまってください。
心の奥にもしまってください。

僕はこのコンビーフを待つ間なら、我慢できる。
10年後を思いながら、なんとか生きていけるような気がする。
今まで食べたことのない未知の世界。
待って待って、待ち続けた後、この缶を開けるとき、
そこにはどんな自分がいるのだろう。
どんな世界があるのだろう。

コンビーフのタイムカプセル。やってみたい人、いませんか。

さて、10年待つスペシャルなコンビーフとして選ぶのなら、
どんなコンビーフがいいんだろう？
そんなことを思いついた僕は、
とにかくいろんなコンビーフを食べてみようと
決めたのでした。

では、岸利融のコンビーフブログ、
どうぞお付き合いくださいませ！
コメントはコンビーフ以外も大歓迎！
横レスＯＫ！なんでもどうぞ！！

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