空を見上げて

『 コギと暮らしたい 』
そんな夢と希望を叶えた30過ぎた独身女とコギのささやかな日常です!

撮られるのは苦手です! その3

2016-12-31 22:30:00 | ひとりごと
いよいよ、最終話です。
今回も、便やら何やらの話が多くなりますので、お食事中の方はご遠慮くださいませ。
(※ 本文と写真は、まったく関係ありませんので、あしからず



大腸ポリープを切除したワタクシ。
検査を受けたのは土曜日、翌々日の月曜日の診察でも、経過は順調でした。
異変が起きたのは、水曜日、検査から4日目のことでした。







この日、会社はワタクシ以外、みんな体調不良でお休み。
事務所でひとり仕事をしていました。
お昼ご飯を食べてしばらくすると、催したような感じがします。
検査後、初めての〇ンチでした。

ところが、しばらくぶりのこの〇ンチ、色が普段と違います
血のりがついたように赤いのです。
何度見ても、赤い〇ンチです。

心配になり、病院へ電話すると、すぐに来てくださいと。
事務所に鍵をかけ、病院へ直行しました。







そのままリカバリー室(処置室)へ通され、ちょうど、大腸カメラの検査中だった
院長先生が出てきました。

先生は
「ポリープを切った時には、しっかり止血できていたから、その出血じゃないと
思うよ。 痔なんじゃないかな~?」
そんなことを言われながら、ゴム手袋をはめた先生が触診すると
「ダメだ、完全に出血している」
そういいながら、真っ赤になったゴム手袋を見せられました。

何とポリープを切除した部分から、出血してしまったようです
こういうことは、100人から200人に1人ぐらいの確率で起きるそうです。
でも、自分がそうなるとはまったく思っていませんでした。
この日まで、食事には注意し、おかゆやうどんなど消化の良い物しか食べていなくて、
お風呂もシャワーのみ、ニコの散歩もお休みしていたぐらい気を遣っていましたから。







運悪く出血してしまったワタクシに、先生は
「選択肢は、3つ。
1つ目は、このまま入院して、止血剤で出血が止まるのを待つ。
その場合、絶食、絶飲で1週間は安静にしていること。
2つ目は、様子をみる。 その場合、多分、今晩中に大量出血するから、救急車で
病院へ搬送され、開腹手術を受けること。
3つ目は、このままもう1度大腸カメラを受け、傷口を縫って止血する。
100%ではないけど、ほぼ出血は止まると思う。
どれがいい?」

こちらの病院は、入院施設がありません。 選択肢の1と2は総合病院へ入院することに
なります。
となれば、私が選ぶ選択肢は3しかありません。
そのまま、検査着に着替え、すぐに大腸カメラを受けることになりました。







大腸カメラは、前回と同じ流れです。 違うのは、ワタクシの気持ちの準備が
出来ていないこと。
やはり、眠くなる薬は効かず、意識がしっかりある中で処置が行われました
傷口を縫うと言っても、実際は、傷口を内側に折り込み、クリップで周りを止めると
いう処置です。
クリップは、数週間から1ヶ月で体外へ便と一緒に出てしまうようです。

処置後、点滴を受け、リラックスルームで1時間ほど休憩し、その後、診察室で
写真を見ながら説明を聞きました。
ポリープを切除した部分から、出口(水戸さま)にかけて、出血が確認されたこと、
ポリープを切除した部分よりさらに奥には、出血が確認されなかったこと、
そのため、出血した箇所は、ポリープを切除した部分で間違いないこと、
今回、クリッピング術により傷口をしっかり塞ぐことができたので、再出血の可能性は
少ないこと、
ただし、まれにクリップが外れ、再出血する場合もあるので注意すること、
そう説明を受け、診察は終わりました。







本来なら会計をして終わりですが、ワタクシ、こんなことになると思っていなくて、
財布の中には1万円ほどしか入っていません。
この日の会計は、約4万円。 まったく足りません

カードも使えないというので、銀行に行ってきますと伝えると、翌々日に経過観察の
ために診察を受けなければならないので、その時でいいですと言ってもらえました。

滅多にない経験をしましたが、それでも不幸中の幸いと思えることもありました。
出血した日が、水曜日だったこと。
この病院は、火曜日が休診日です。 出血したのが火曜日だった場合、総合病院を
受診することになっていたかもしれません。

それと、出血に気が付いた場所が事務所だったこと。
事務所のトイレは、和式トイレです。
和式トイレだったから、色の違いに気づいたかもしれません。
自宅の洋式トイレだったら、そのままトイレットペーパーで見えなくなり、気付くのが
もっと遅くなったかもしれません。
小さなことですが、落ち込んでいた私は、そう思うことで自分を慰めました。







一応、病院と院長先生の名誉のために言っておきますが、院長先生は腕がいいと評判で、
実際、予約は3ヶ月以上先までいっぱいです。
ほとんどの人は、胃カメラ・大腸カメラとも眠っている間に検査が終わるようです。
そして、ポリープ切除後に出血する人は、ほとんどいないそうです。
ワタクシのケースは、特殊なケースです。

一番気がかりだったこと、切除したポリープは、悪性ではありませんでした。
ただ、そのまま発見されずに放置されると、ガン化することもあるそうです。
毎年、大腸ガンの簡易検査(検便)は受けていましたが、特に問題なかったので、
今回の胃痛がなければ、大腸カメラをやることはなかったかもしれません。
そういう意味でも、いいきっかけになったと思います。







大腸カメラ、今後は3年に1度ぐらいはやった方がいいと言われました。
私の場合、体質的に今後も眠れない可能性が大きいので、痛みはあると思いますが、
それでも腸がすごくきれいにもなるので、定期的に検査は受けようかな~と思っています。
ただし、国保のワタクシは、胃カメラも大腸カメラもそれなりにお金がかかるので、
これからはカメラ積立をしようと思います。
(社会保険に加入している場合は、会社負担で受けられるのかもしれませんね。)
胃カメラも大腸カメラもやったことがないみなさん、40歳を過ぎたら1度受けて
みるのもいいと思いますよ。



長~くなりましたが、これが私の胃カメラ・大腸カメラ体験記です。
参考になりましたでしょうか?

今年は、本当に色々あり、すっかりブログの更新も滞ってしまいました。
来年は、もう少しニコやププの日常をご報告できたらと思います。
今年も1年お世話になりました。 来年もどうぞよろしくお願いします
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2 コメント

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Unknown (たえさん)
2017-01-05 05:12:53
まつこさん!!
そんな大変な事件があったのですね!?
ずいぶん痩せてしまったのはそーゆーことだったのですね!?
でもなんともなくって本当にヨカッタです
あ~ヨカッタ\(^o^)/

また元気なまつこさんに会えるのを楽しみにしています
今年もよろしくお願いします
ありがとうございます!! (まつこ)
2017-01-24 21:11:13
◆たえさんへ
コメントありがとうございます。 お返事遅くなってスミマセン。
私の場合は、痩せてちょうどいいぐらいだと思いますよ。
体が少し軽くなりましたから
大腸カメラは、胃カメラよりずっと大変だと思いましたが、体の中がきれいになる感じもあって、
時々、やってみるのもいいかな~と思いました。
たえさんも、健康診断は必ず受けてくださいね!
今年もよろしくお願いしま~す!!

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