物々交換コレコーレ

物々交換が出来る不思議なお店

物々交換コレコーレ社長片桐健二のミクシーのブログ(ハドルネームグローバル顧問)の日記から転載します。

2012-01-01 03:02:14 | ブログ

今年の10大ニュース(物々交換コレコーレ編)

作成: 片桐 健二 日時: 2011年12月31日 2:54

物々交換コレコーレとしても今年は、いろいろありました。当然3.11に繋がるものもコレコーレの関わりを振り返れば欠かすことができませんが、その他にも非常に多くの出来事が続きました。

 

私が経営している物々交換コレコーレの取材がNHKワールドニュースに170ヶ国に翻訳された反響から思いもよらないすばらしいアーチストの方々との出会いが広がったり、思いもよらない超貴重品が次々と交換に持ち込まれたりしました。

 

20ヶ月連続で取材された反響から生まれた出会いには、マスコミに感謝しないわけにもいかない借りが物々交換コレコーレにはあるのかもしれません。

 

「ガ イアの夜明け」でコレコーレが取材された内容が放映された翌日の3.11の大事件と、その大事件に向き合うマスコミの姿勢や癒着の問題は、が起きたという 事実だけでなく、同日の同企画の番組に取材されていた家族の方々に起きた悲惨な事実を知ることになったことにより、ガイアの夜明けの反響の凄さよりも重要 な使命が生まれてきました。

 

その家族が福島原発の直近にあり、悲惨な大事件の被害者として非難に明け暮れている状況を知ることから原発とマスコミ、金融界、産業界との癒着問題の本質的な問題がクローズアップされてきたことは大きな意味がありました。

 

物々交換コレコーレの社会参画の役割と使命を根本から考え直すための問題意識を掘り起こすきっかけにもなりました。

 

結果として正しいことを正しい、悪いことを悪いと明言できる会社の体質をより強化させるための経営方針が打ち出されたことは、とても大きな意義がありました。

 

その方針から、会社はマスコミから20ヶ月連続で取材され続けてきているビッグチャンスを自らつぶす選択を行うことを決定したことも社内的は大きなニュースでした。

 

原発への怒り、TPP陰謀への怒りを企業として鮮明にすることは、企業圧力に晒されることを選択することです。

 

一 般的には、マスコミからの援護射撃は、企業拡大のチャンスとなりますが、物々交換コレコーレの選択は、企業を極限まで縮小して、外圧に主張を歪めさせられ ない企業体質に変えていこうとする方向転換は、株主と社員の意志統一の徹底が必要であり、さらにマスコミとの縁を切る経営を行う方針、一切の借金や、不条 理な義理を作らないビジネス上の戦略が重要になります。

そのような企業体質を生み出すことは、想像を超えるほど難しく難解な問題を次々と引き起こしてきます。

 

俳優山本太郎の俳優人生の生命線を脱原発にかけて実際に干された苦渋は、実際には様々なしがらみで運営している企業の方の苦渋の方がさらに深いともいえます。

 

そのようないい訳を前提に国民の未来を裏切り続ける企業が蔓延し風評被害というトリックを好んで使用し自己正当に走っているのが現実です。

 

山本太郎的な決意を企業として鮮明にすることは、金融、行政や、マスコミ圧力を多面的に受けて事業を行う決意をしなければなりません。

実際コレコーレの店においても、脱原発協力店として宣言を明言した内容を張り出し、あらゆるネットを通じて明言していく方針を打ち出したことで、様々な問題が事実として明らかになってきました。

 

も ちろん、現物募金として、品物の募金を受け入れ被災地にボランティアで行く方々に品物を提供したり、現物と交換に募金をして頂く「現物募金」を行ってきた ことから作り上げることができた草の根的に広がる貴重な人脈やエピソードもかけがえが無い大切なニュースとして次々と生まれてもきましたが‥

経営効率においては明らかなマイナスを抱え込んだのも事実です。

 

今年に関しては、あまりにもいろいろな意味で衝撃が大きすぎることが連続し、例年のように箇条書きで10大ニュースを書くことがどうもしっくりしないという感覚をもっています。