風に吹かれて

なんてことない独り言を、、

今日まで、そして明日から

2008年11月12日 | 音楽
 バナナ・ダイエットの次は、キウイ・フルーツやトロロ昆布だとか・・・
しかし、どうしてこうも女性ってのは痩せたがるのか?
でもね、女性は、スタイルが良いと言うことと、痩せてると
言うことを勘違いしているのではないかと思うことが多い。
実際、スタイルが良いという人を見たら、ただヤセてるだけだったりもするのだ。
外見も大事なのはそのとおりだが、優しい心に勝るものはないと思うけどなぁ。
心がヤセてたら、淋しいし。。
 とは言っても、当の本人には何の説得力もないのだろうけどね。
今日まで、そして明日からもこの果てしなき葛藤は続くのだろうなぁ。

 そんなわけで、今回は無理やり、『吉田拓郎』。
ニューミュージック・シーンを創り上げた人達の中でも、やはりこの人は際立つ存在だ。
「旅の宿」「夏休み」やら、半端なコピーバンドで浮かれてた頃が懐かしい。

神戸へのレクイエム

2008年11月01日 | 音楽
 今月の下旬、神戸へ行くことになった。
ここは、「履き倒れ」の街らしい。靴屋がズラッ~と並んで…昔からオシャレなとこだったんだね。
 で、調べてみると、大阪・東京の「食い倒れ」、京都の「着倒れ」、奈良の「寝倒れ」…etc
まぁ、好きだったら、いろんな意味で倒れても本望だろうけどね!(笑)
でも、靴で倒れるなんて、神戸の人ってオシャレなんだね。
 さて、佐賀はナニ倒れなんだろう? (良い言葉が浮かばないから止めとくけど)
 
 こんなオシャレな神戸の町並みには、『モーツァルト』の 「レクイエム ニ短調」が似合いそうだ。
映画「エリザベス」でも使われている。実に荘厳である、
長崎と同じように、異国の文化が早くから混ざりあってた港町には、ぴったりではないだろうか。

Hard Luck Woman

2008年10月30日 | 音楽
 また、ハロウィンの季節がやって来た。
・・・仮装で思い出すのは、70年代にヒットした元祖ヴィジュアル系バンド 『キッス』 である。
とにかく、ライブは異様だ。
宙を舞って、血を吐いて、火を吹くのだから凄い!(笑)
聖飢魔IIやX Japanなど、日本のビジュアル系のバンドも、ルーツはここだろう。
そう言えば、最近はキャノンカメラのCMで起用され、ライブ活動も再開したようだ。

「Love Gun」「Detroit Rock City」など、ヒット曲は多い。
あの頃の日本のバンドは、(一部を除いて)ダサい曲作りが多かったけど
視覚的なものはともかく、この時代のアメリカン・ロックは、とても力強くて心地良い。
やはり、洒落てるのである。

つづれ織り

2008年10月19日 | 音楽
 スーパーマーケットの花売り場に、ススキを見つけた。
その場所には、色とりどりの花が並んでいたけど、シュッと伸びたそれは
まさに、この時期にぴったりである。秋、なのである。
可愛い洋花の中にあって、でも、堂々とした素朴な日本の秋だった。
ただ、この何処にでもあるこの草が、今はお金になるのだなぁと・・・
時代は変わったんだなぁと、つくずく思ったりして。

 そんな秋の夜には、『キャロル・キング』 なんかで染み入ってみようか。
70年代、全米のチャートで、15週連続1位と言う時代の教科書みたいなアルバムである。
「 You've Got A Friend 」、 「 It's Too Late 」、 「 I Feel The Earth Move 」…
たまには、こんな曲をBGMに、月のきれいな夜空を眺めてみたら如何?

What a Wonderful World

2008年09月25日 | 音楽
 近頃のニュースは、ひどいものばかりだ。
親子・他人の無差別な殺人、偽装などなど、何がどうなればそうなるのか。
それぞれの理由はあるのだろうけど、同情なんかできないほどの成り下がりぶりだ。
想像とか理解と言うものを、遥か宇宙以上に超えることばかりである。
もう、その心が地に落ちてしまったと思うことばかりだ。
なんだか、油断も隙もない世の中になってしまったね。

 そんなわけで、せめて・・・じゃないけれど、
今日は、「サッチモ」の愛称で知られる「ルイ・アームストロング」。
元々ジャズのトランペッターなんだけど、僕にとっては、ボーカルがとても印象深い。
しゃがれた声で、あっさりとした歌い方が大好きだ。
唄ってる意味はおおよそしか分からないのだが、優しく包み込むその度量は凄い。
まさしく、これが音楽なのだと思う。

 百聞は一聴にしかず。 この秋の宵に、染みること間違いなし!

初秋に、ジャズとばったり・・・

2008年08月31日 | 音楽
 佐賀市内には1ヶ所しかないと思っていたジャズ喫茶を新しく見つけた。
佐賀駅の南にあって、老舗の喫茶店「カナジ」にも近い。

 こんな近くで音を聴いたのは何年ぶりだろうか。
JBLのスピーカーから飛び出てくる音圧は、やはり圧巻である。
ジャズやロックは、やはりこの瞬発力だよなぁ、、などと独り納得したりする。
食い込むようなバスドラのキック、張り上げるペットが突き刺さり
シュッシュッと、指の擦れる音が聞こえるギターやらがとても生々しくて素晴らしい。
控えめに、でも、確実に押し出してくるこのジャンルは、最良のBGMだ。
やっぱり、ジャズは良いね!

 初めて行ったので、今回はリクエストしなかったけれど、初秋の今には
『 Art Blakey & The Jazz Messengers 』 の 「Moanin'」 なんか聴いてみたいね。
バタバタとしたダイナミックなドラミングは、夏の疲れのビタミン剤である。
そんな良い季節が、またやって来た。
 
 「シネマ・テーク」は、ここ。

California Dreamin'

2008年08月21日 | 音楽
 一昨日ぐらいから、急に気温が下がった。
連続真夏日の更新が途切れたのは良いことだけど、それにしても急激に、だ。
それに合わせるように、夏の王様・クマゼミの声も聞こえなくなった。
夜になると、それに虫の音が取って代わっている。
季節の変わり目ではあるだろうけど、その落差は大きい。
昼間はまだ暑さが残ってはいるけれど、気持ちの良い季節がやって来たようだ。

 珈琲の香りがいっそう広がるようなこんな時季になると、聴いてみたくなる曲を思い出した。
 「夢のカリフォルニア」。 『 ママス&パパス 』 のデビューシングルである。
  (シングル2枚目の 「マンデイ・マンデイ」 は、全米で1位になっている)
 
 憧れ、回顧、刹那的心情が入り混じった歌詞で、快活とは言えないけれど
その向き合い方の表現が、羨ましくもある。

Fun Fun Fun!

2008年08月07日 | 音楽
 酷暑お見舞い! 

 「そこ、女性用のトイレですけど、、」
背中に声かけられて見上げたら、スカートを穿いた女性の絵が貼り付けてある。
入り口だったからまだ良かったものの、立ち入ってたら逮捕されてたかもしれない。
ズンと冷汗が体中を流れたのは、言うまでもない。
危うく、今時流行り (?) の犯罪者になってしまうとこだった。
「見たつもりだったけどなぁ、、暑さのせいで脳ミソまで…」
なんて、そう思いたくなるような連日の猛暑だ。

 ご無沙汰してました。ここ佐賀も、毎日30℃以上の暑い日が続いています。
夏の主役クマゼミも、この期を盛んに元気いっぱい声を張り上げているけど
中にはアイスノンを巻いてるのもいたりするほど、とにかく暑いです。
そんな今日この頃、皆さま、お元気ですか?

 で、、夏はやっぱり 『 Beach Boys 』 でしょう! と言うことで、、
「Good Vibrations」 「Surfin' USA」「Surfer Girl」など、ヒット曲はいっぱいあるけど、
やはりこの一曲! どの曲もシンプルな清々しさがとても心地良い。 

Easy Rider

2008年05月20日 | 音楽
 20代の頃、よく観ていた映画の中で一番印象が強く残っているのがこれだ。
ストーリーは退廃・混沌としたアメリカ映画だったが、それよりもサウンド・トラックである。
異様に長い前輪スポークのバイクを走らせているそのバックに、この曲が流れるのである。
そりゃぁもう、当然に感電しまくりであった!
 
 『 Steppenwolf 』 の 「 Born To Be Wild (ワイルドで行こう!) 」
それを操るピーター・フォンダやデニス・ホッパーがたまならくかっこ良いのだ!
挿入歌に、「バーズ」や「ジミ・ヘンドリクス」も流れるけど、このイントロを聴いただけで
エレキ少年の僕としては、とにかくも感涙ものであった。
大陸ならではの、映画と音楽である。
 
 話がズレるけど、、
映画と言うものは独りで行くものだと思う。
一緒だった日には、隣の人の心理状態が気になってしかたがない。
楽しいのかなぁ? 退屈じゃないかなぁ?・・・とか。。
映画どころじゃなくなるのである。
気を使ってしまう性分としては、そんな記憶がけっこう多い。

  五月のバラ

2008年05月01日 | 音楽
 桜が咲いてた時期も束の間、もう葉桜がキラキラと輝く五月である。
この季節は、一年の始まりに相応しく、前向きになれる環境でもあって
とても良い気分になれるから好きだ。

 そんな五月になると、よくあちこちで流れる曲である。
『ブレンダ・リー』 の 「五月のバラ」。
少し裕福な家庭のステレオの上には、オーケストラ全集と一緒に
この人のレコードもよく見かけた。
僕の一つ前世代のアイドルだけど、そんな意味で、今も印象が強い。 
 
 五月 この僕が 帰るまばゆい五月
赤いバラは 思い出のバラは 君の庭に咲くだろうか…
70年代に、なかにし礼が書いた曲だ。
「世界の果てまでも」 や、『エディット・ピアフ』 で知られてる「愛の賛歌」も素敵だけど、
この人の、しっとりとした曲調をサラリとした唄い方がとても心地良い。

最近、、いや、いつも思うこと

2008年03月20日 | 音楽
 あなたが喋っているから、僕は黙って聞いてるだけだと言いたいのだけど
人によっては、「どうして黙っているのだろう? 聞いてるのかな?」 と思われてることもある。
僕は、ただ会話のエチケットを実践しているだけなのだ。
自分で言うのもなんだけど、僕は、人の話をちゃんと聞くことができる、、と思う。
 (決して、自慢をしているわけではない)
 
 しかし、こんなことをいちいち思うほど、聞き下手が多いのはどうしてか?
すでに自分の中で完結したことを、ただ朗読しているだけの人
あるいは半分だけしか聞かないもんだから、最後まで話のピントが合わない人。
それらは、話をしていて分かるのだ。そして、それは辛くて退屈な時間となる。
言いたいことがあるとか、聞くよりもその方が楽なのはお互いさまなのに。

 「話し上手は聞き上手」、「目は口ほどにモノを言う」、、
けっこう、不毛な会話は多い。そして、僕は疲れる。まぁ、相手もそうなんだろうけどね。
もっとさぁ、マッタリとしようよ、会話を楽しもうよ、と思うのである。
 
 そんなこんなでも、もう季節は春、と言うことで
今回は、『 Shadows 』 の「Spring Is Nearly Here(春がいっぱい)」
ベンチャーズほどの人気はなかったけれど、このイギリスの音は身近であった。
ゆったりと流れるメロが、とてもふわふわとした暖かい気持ちにしてくれる。
ヘタな話をするより、黙ってこんな曲を聴きたいね。良い気分になれるよ、たぶん。

Rhapsody & Blues

2008年03月01日 | 音楽
 車を買い換えて一月が経った。
前に乗ってたオデッセイは、慣れてくるにつれて広過ぎて淋しくもあったので
今回は、小ぶりのシルフィを買った。
今更、トランクが付いてる車なんて、、と思っていたけど
そんなセダンの割には、室内が(特に後ろの足元が)広々としてとても良い。
機能ばかりが優先されて親しみが湧かないのは、日本車の特徴だけど
まぁまぁ、そこを割り切ってしまえばよく出来てる車、だと思う。 
 
 そんな新しい車を走らせながら聴く音楽は『 Crusaders 』だ。
たとえば、、「Rhapsody & Blues」。
音が深くてノリが良くて、そしてファンキー。ドライブには最適の音楽である。
ジョー・サンプルのバッキング・キーボードはとてもニクい!
とにかく、音がオシャレなんだよね。
「Sweet Gentle Love」なんて、雨の日のドライブには取って置きのBGMだよ。

黄昏のビギン

2008年02月21日 | 音楽
『和幸』

 毎週、月曜日の夜に放送されている、「坂崎さんの坂崎さんと言う番組」を
楽しく聴いている。今の音楽も織り交ぜながら、でも主に60年、70年代を流す番組だ。
 僕にとっては、忘れていたものを (曲名だけじゃなくて) 思い出させてくれて
とても良い気分になる一時である。

 「タイムマシンにお願い」 のヒット曲がある 『サディスティック・ミカ・バンド』 のリーダーだった
加藤和彦と 『アルフィ』 の坂崎幸之助が組んでアルバムを出したのを知ったのは、
数日前のNHK放送だった。
 いつもは、テレビの音を背中に聞きながらパソコンを眺めているのだけど
この時はついつい見とれてしまった。
上質なサウンドと、音楽の距離がピッタリと合ってとても心地良い。

 昔は良かった・・・と、懐古趣味ではなくて、ほんとに素敵なのだ。
こんな音楽、たまにはあなたもどうですか?

恋と「Joanna」

2008年01月24日 | 音楽
 高校1年生の時に、僕は恋をした。
同じ高校の、いつも三つ編みにしている小柄で可愛い人だった。
カバンの中に、何日も前から渡せないでいる手紙を入れたまま、斜向かいに眺める毎日が続いた。
 だってね、告白の手紙なんてそんな簡単に渡せるモンじゃないよね。
今時のメールと違って、気持ちの重さが違うんだから ( いや、意識の上では、一緒かな? )
まぁ、純情と言ってしまえばそうだったんだろうけど。

 そんな悶々とする日々の中、思いついたのが、ラジオへのリクエストだった。
「そうだ、僕の気持ちをリクエストして送ろう!」 と。
『 NBC長崎 』の、「リクエスト・アワー」って番組。
リクエストを葉書に書いて出したのは、もちろん初めてだった。
運よく読んでくれるかどうか心配だったけど、、
これが見事に採用されて、「 ○○高校の○○さんから○○さんへ 」・・・実名である。
その夜、小躍りしてドキドキしたまでは良かったのだけど、
さぁ、翌日の教室が大騒ぎ!この番組、人気があってファンが多かったのだ。
いわば、みんなの前で告白したのと同じ状態になってしまったのだ。
言うまでもなく、当分の間、何かに付けて冷やかされっぱなしの日が続いたのである。

 ・・・その時にリクエストしたのが、「Joanna(ジョアンナ)」って曲だ。
唄っているのは、「Scott・Walker」。
元 『 Walker Brothers 』 のメイン・ヴォーカルである。
声が良くて顔も良い、背が高くて足が長い!(笑)
「ダンス天国」を大ヒットさせたバンド、と言うか、グループだ。
他にも「Jackie」とか、「Walking In The Rain」のヒット曲がある。
 
 結果的には苦い恋になったけど、今となってはこの曲とともに懐かしい思い出である。

爆走列車(Grand Funk Railroad) が走った時代

2008年01月10日 | 音楽
 「Heart breaker」 なんて、よくコピーしたものだ。
この曲でコンテストに出たこともあって、(結果は散々なものだったけど、、)
そのステージの大きなアンプや、FUZZが使えたことの嬉しさを今でも憶えてる。
なにしろ、大出力のアンプやジルジャンのシンバルなんて、滅多に見れなかったからねぇ。
その時の後遺症は残っていて、 「G」 とか 「F」 の文字を見かけると
今だに、背中を電気が走るんだよね。

 そんなわけで、、今年最初の音楽は「G・F・R」。 
シンプルでノリ一発の、まさに、アメリカン・ロックのど真ん中バンドである。
60年後半から70年代にかけて、理屈なんてどうでも良いよ!とばかりに
エレキ音が大音量で響き渡り、世界中が狂喜乱舞したのである。
いささか単純過ぎるきらいもあるが、直球ど真ん中なアメリカン・バンドである。

 今年は、こんな感じでいけたら・・・いや、無理だよね!(笑)
干支みたいに、チマチマチョロチョロ動き回るんでマウスかぁ。
いや、動かされるというか、、でもまぁ、元気が何よりってことで。