高タンパク自作ゼリー？！

皆さん、こんばんは！


今日も引き続きクワネタが見つかりませんので、昨年7月頃に自分で
作った高タンパクゼリーのお話でも、、、。


「また可笑しな物作ってるな～」と思われる方も多いと思いますが、
自分で作ってみようと思うきっかけは、よく「高タンパク」
「高栄養価」「トレハロース入り」などのうたい文句でゼリーが
販売されていますが、「じゃあどれだけ高タンパクなの？」
「他のと比べてどれだけ高栄養価なの？」という疑問を持ったのが
始まりです。

その栄養分、タンパク分が他のゼリーよりどれだけ多いかの
詳細は記載されていませんよね？

「本当に高タンパクなの？高栄養価なの？」と疑い始め、
「じゃあ自分で作ってみて、虫の食い具合を比較してみよう」と
思ったのです。


菌床の添加剤である、乳タンパク、トレハロース、を持っていたので、
それを液体に溶かして、ゼリーにしようと考えました。

その液体は？
市販のビタミン入り、アク○リアスを選びまして、スーパーで
液体をゼリー状にする「ゼラチンパウダー？」を買って帰りました。

家に帰って早速箱に書いてある液体の分量を添加剤が溶けやすくなるように
少し加熱、適当に乳タンパク、トレハロースを溶かした後、
ゼラチンパウダーも投入。

そして90ccのプリンカップに注ぎ、冷蔵庫へ！
後はゼリー状になるまで冷やすだけ！

「よ～し！完璧！」


数時間後、産卵中のセットの中にゼリーを入れて
眠りました。

明くる朝起きてケースを覗いてみますと、なんと
プリンカップの中のゼリーが綺麗になくなってるじゃないですか

「おお～おれの作ったゼリーは、そんなに美味しかったのか～！」

大満足してもう一つゼリーを入れて仕事に出かけました。
仕事から帰ってすぐにケースを覗いてみると、「ええ～」
またもやプリンカップの中身はなし、、、。

どれだけ美味しくても、そんな短時間で♀1頭が食べる量では
ないような気がしてきました。

そこでゼリーをケースではなく同じ温室に入れて、明くる朝見てみますと、
ゼリー状のはずが液体になってるじゃないですか


「なるほど」食べたのではなく、液体になってマットにこぼれていただけか、、、。
がっかり、、、。

気を取り直して、ゼラチンパウダーの量を増やしました。
が、まだ液体になります。
そこで箱に記載してあるパウダーの分量の約2.5倍のパウダーを
入れて再度実験。

結果28度で長時間経っても液体にはなりません。
「よ～し！この分量で！」とはりきって作り直し。

ケースに入れて１～２日様子を見ましたが、ゼリー表面に食べた痕が
少しありますが、食ってくれません、、、。

「なぜだ？何で食わないんだ？」

味が悪いのか？
市販のゼリーは甘いのか？甘さは関係ないのか？
それを知る為には市販のゼリーの味を知らない事には

結構戸惑いましたが、、、。

選んだのは○○○きのこ園の高タンパクのプロテインゼリーです。

恐る恐るゼリーに口を近づけ、舌でペロリ、、、。
「んん？甘い」

しかもそこそこ美味しいじゃないですか

「はは～！甘さが足りなかったのか、、、。」
私は諦めず、再度挑戦！

「え？でもトレハロースって糖分じゃなかったっけ？」
「トレハロースって、どんだけ甘いのか？」

結構勇気が要りますが、ゼリーも味見しましたし、
ここまでやったら試すしかないでしょ～！

そうです。添加剤として購入したトレハロースをペロリ、、、。

「んん」
微妙に甘いけど、砂糖ほど甘くはありませんでした。
市販のゼリーの方が甘いですね。

ローヤルゼリーが♀の産卵に良いとどこかで情報を見た私は薬局に行き、
市販のローヤルゼリーのドリンク剤を購入し、そのドリンク剤と
蜂蜜を加えました。

まだ液体の状態で味見を、、、。

乳タンパクを入れてるから人間にとっては微妙な味（はっきり言って美味くない）だけど、甘いし栄養たっぷりだし！

「よ～し！今度こそ完璧」

ケースにゼリーを入れ、市販のゼリーと自作ゼリーのどちらをより食うか
実験です。

数日後、、、。


結果は惨敗でした、、、。


やはり自作ゼリーにはほとんど口を付けず、市販ゼリーを食っていますね。

「お前は味音痴か！どれだけ苦労して作ってやってるんだ！」
と言いたかったです。

完全自作は諦めました、、、。


明日は改良版、自作ゼリーのお話をお届けします。

続く、、、。