福山雅治 Hey! 歌詞は
この辺に あるようで・・・
Everything's gonna be all right スベテウマクイクノダ
この曲は ハワイで出会った 若い女の子に捧げた。
彼女と出会ったのは本当に偶然。 偶然じゃないのかも。必然だったのかな。
* *――――――――――*
町でアロハシャツを眺めていたら 彼女は急に声をかけてきた。
「ね~どこかに もっとイカシテル洋服ないかな?」
彼女はショートカットで金髪に髪を染めていて
歩く姿はまるで男の子だった。
私は ジャンキーな彼をもてあましていたこともあり、
彼女を
アラモアナショッピングセンターへと案内した。
当時気に入っていた
アルマーニA/X を 紹介。
ここは シーズンオフの洋服はディスカウントされて二階にあるのだ。
彼女は 1着のシャツを自分のために 購入した。
彼女はサーフツアーでハワイに来ていたらしく ワイキキしかウロウロしていなかったらしい。 初めてのアラモアナに歓喜してそしてアチコチの店を見て歩いた。
センターから少し離れているけれど 地元の人しか行かない、
美味しい珈琲の店も紹介した。
心から感動してくれた。
色々を話を聞いてあげた。
「お嬢様学校に入学させられてしまったこと。」
「自分が女であることがイヤであること。」
「バンドをやりたいけれどなかなかメンバーがいないこと。」
「自殺未遂をして退学をしたこと。」
「ずっと引きこもりだったこと。」
「それを癒すために ハワイのツアーに参加したこと。」
「でも同じ部屋の友達とはウマがアワナイこと。」
等など・・・。
彼女には よい音も必要だなぁと 思ったので。
アラモアナホテル 最上階にある バーにも連れて行った。
もちろん ドリンクはジュースだ。
生演奏のあるそのバーで。彼女は 踊った。音に酔いしれて。
自分のリズムで 踊っていた。
私は たまたま 持参していた ぬいぐるみを手渡して
ミュージシャンにあげるように 指示した。
感動の気持ちを ギフトに・・・。
* *――――――――――*
その後 彼女を ワイキキに送るついでに、いつも行っているバーにも連れていった。 そこには カラオケがある。
そこで 私が 彼女に 歌ったのが この曲。
Hey! 福山雅治 だ。
彼女は 泣いていた。
ただ ただ 泣いた。
* *――――――――――*
東京の空の下で 彼女は きっと 生きているだろう。
あれから 3年が過ぎた。 20歳を越えた彼女に。
もう一度 会ってみたい。
自分の道が 見つかっているといいけれど。
見つかっていると思う。 なんとなく そう 思う。