BOXING観戦日記

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WBC世界ミドル級タイトルマッチ

2012-02-09 14:21:21 | Boxing
王者 フリオ・セサール・チャベスJr VS 挑戦者 マルコ・アントニオ・ルビオ

チャベスJr 判定勝利

考察 〜チャベスJr〜

現ミドル級のラインナップの中では体格に恵まれており、
反則ギリギリの肘使いもあり、バッティングを厭わない前傾姿勢も手伝って、
インサイドでは抜群の強さを見せる。
その距離から繰り出す左フック、左アッパーは元々の威力に加え、
ボディの弱点(レバー、ストマック)にグサリと突き刺さる軌道で、
打ち合いの中では絶対的な武器だと言える。
反面、打ち合いにならなかった際に何か武器があるのかという
攻撃のバリエーションの乏しさを見せてしまったとも解釈できる。
これまでは若さゆえにムキになって露骨な打ち合いに持ち込んでいるのかと思っていたが、
もしかすると無骨に殴り合うスタイルでしかボクシングができないのかもしれない。
父親譲りと言ってしまうことに抵抗があるのはこの点。
SrはJrほど身長がなく、その代わりに下半身の強靭さと広すぎない肩幅、
厚すぎない胸板から繰り打されるパンチの回転力が武器だった。
Jrはその点で攻防のつなぎがスムーズでなく、
打たせるのではなく、打たれる瞬間があまりにも多い(ように見える)。
まるで亀田大毅を観ているようだ、と表現すると流石に言い過ぎだろうか。
世界王者となってからも少しずつではあるが着実に成長してきているのだが、
その分、試合ごとにボクシングの自由度を狭めているように思える。
”ジュニア”という名前が重石になっているのだろうか。
限界を超えるべく、本物のマッチメークが必要だ。
セルヒオ・マルチネスと戦わない限り、
本物の(≠本当の)評価は得られない。


考察 〜ルビオ〜

パッと見て特徴に乏しく、じーっと見てもはやり特徴に乏しい。
D・レミュー戦と何か変わっているかと思ったが、何も変わっていない。
つまり、それだけ完成度が高い選手というか、
バランスの取れた選手ということだったのか。
タフネスと精神力もメキシコの世界ランカーなら当然といったレベルで、
体格に優る相手のラッシュに防戦一方とならず、
適度に打ち返すのもポイントを渡しても流れは渡さないという意思表示だ。
こういう選手は誰に対しても善戦してボロ負けすることは滅多にないのだろうが、
その代わりスカっとした勝ち方をするのも珍しいはず。
今後もミドル級戦線で王者から安全牌として招かれることも多いだろう。
そしてそのチャンスをものにできずにキャリアを締めくくる。
そんな気がしてならない。
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キーワード
マルチネス マッチメーク ストマック アントニオ フリオ・セサール・チャベス
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