季節はすっかり秋ですね。
こんばんは。またお久しぶりになっちゃいました。
こんなことを書く日が来ないことを祈ってましたが、
やっぱりそうもいかないですね。
実は、本日午後7時5分すぎ、愛犬くっちゃんが亡くなりました。
享年13歳。
飼い始めた時から、いずれはいなくなることはわかってたけど、
それでもいざその時が来ると…ね…。
今週の水曜日までは元気だったのに…
木曜日に急に下痢をしだして、ご飯も食べられないし、歩けないし、
ほぼ寝たきりの状態に。
翌日金曜(昨日)は祝日で、病院が休みのため、
本日朝1番で病院へ。
最初は、下痢さえ治れば元気になるんじゃないか。
そう簡単に思ってました。
でも、現実は甘くなかった。
血液検査をしてみると、膵臓も肝臓も数値が高かったりして、
とにかく重症だと。
ただ、「重症」って言われた時点でも、
まだ薬とか飲めば治るんだろうと思ってた…。
いや、お別れが近いって思いたくなかっただけなのかも。
重症の事態が呑み込めたのは酸素室に入れられた時。
「毎日、内科治療に通えば少しはよくなるかも…
ただ、覚悟はしておいてください。」
突然突き付けられた余命宣告。
今のままだと持って1ヶ月だと…。
とりあえず、今日はそのまま預けて、
夜お迎えに行くことに。
もう、泣いたよね…泣かないわけがないよね…。
泣いて泣いて泣いて泣いた。
そしてお迎えの時間。
少しでもよくなってることを期待してお迎え。
でも、出てきたくっちゃんの姿はすでに意識朦朧の状態。
その時点で、さすがに覚悟した。もうダメかも…って。
くっちゃんままがくっちゃんを抱えて、
診察室を出た瞬間、看護師さんに呼び止められる。
どうも、おしっこが出たみたいで。
外でしかしない子だったから、我慢してたのかな。
いったん、待合室の椅子に降ろして、おしっこが出終わった瞬間、
…息してない。心臓が動いてない…。
急いで診察室に戻って、心臓マッサージと強心剤のような注射を打ってもらって…
それでも心拍戻らず…
「もうお別れです。ご家族の方こちらに来てもらってください。」
先生に言われた言葉。
くっちゃんが、もう危ない状態って聞きつけて
いとこ2人も、おばあちゃんちに来てて。
でも、ちょっとだけ間に合わず、
最期はくっちゃんままと2人で看取りました。
その姿は、いつもの寝姿となんの変わりもなく。
まだ、死んだって言うのが信じられませんでした。
今でも、まだ起きるんじゃないかって。夢なんじゃないかって。
現実を受け入れられるのはもうちょと先かもね…。
確かに、もう老犬で足腰も弱ってたけど、
それでも食欲だけはあって、
寝姿を見ては、みんなで「お腹おっきい~…」って言って。
そんな姿ももう見れない。
当たり前のようにいた存在がもうそこにいない。
リビングのドアから覗けば、
いつも玄関に寝そべってるくっちゃんがいた。
その姿ももうない…。
なんか、心にぽかーんて穴が空いちゃったよ…。
くっちゃんの世話がなくなったら、何すればいいの?
確かに少しわがままな子ではあったけど、
それでもかわいい家族の一員だった。
いっつも、長生きするんだよ…って言い聞かせて。
1年前のくっちゃんの誕生日、実はてんかんを起こして。
そのときはもう、死を覚悟した。
でも、どうにか薬でてんかんを抑えて、
ここまで元気に生きてくれた。
家に残るくっちゃんの遺品や存在。
洋服や、胴輪、バリカン、クールマット、匂い、毛…。
でもそこにくっちゃんの姿はないんだよね…。
ただ、みんなが集まった日に逝ってくれたのは
何よりの親孝行だったよ。
実は、仕事を7月に辞めて。
最後の2ヶ月はずっと1日中くっちゃんと一緒だった。
まだその仕事してたら、
きっとくっちゃんの最後は看取れなかったと思う。
そう思うと、辞めて正解だったのかな。って。
くっちゃん、たくさんの思い出をありがとう…。
天国で、元気に仲間たちと遊んでね。
安らかに眠ってね。大好きだよ。
最後の最後は、
ほとんど苦しむことも痛むこともなく逝ったから、
その点は良かったのかな。って思います。
2011.09.24 クッキー 13歳 永眠。