As a Rainbow

セクシュアリティをめぐる個人的な覚え書き

2011-03-07 | つぶやき


先々週、Rと梅を見に行ってきた。
一昨年の春、Mと吉野梅郷の梅まつりに行って以来、桜より梅派。
桜のような派手さはないけれど、霞がかかったような幻想的な美しさがいい。



毎年恒例の苺狩りも行って(これで4年連続!)



動物園にも寄ってきた。
仲良しミニブタ、可愛かった。

春、大好き。花粉症さえなければ……!

ちなみに、今回の写真はすべてRが撮ったもの。
一枚目の梅、綺麗に撮れてるよね。
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クローゼットを作らない人

2011-02-21 | LGBT関連
「カミングアウトしたときに、されたら嫌な反応」リストはよく見るけれど、逆に、「こうされたら嬉しい」というリストはあまり見かけない。

私自身、自分のセクシュアリティを公言できない状況で人からカミングアウトされて、反応に困ることがある。
「全然いいと思うよ」「恋愛に性別は関係ないよね」あたりは「されたら嫌」リストに挙がることが多い。
「そうなんだ」と流してしまうのも冷たい感じがする。
「辛いことがあったら言ってね」は、辛いことがあるに違いないと思っているようで嫌だ。
嬉々として恋愛トークに入るのも大人げない。
ベストな反応は一体どれだ?と常々頭を悩ませていたのだけれど、先日、これは素敵だわーと思う出来事があった。

数年ぶりに、同業の友人と再会したときのこと。
仕事の話でひとしきり盛り上がった後、お互いの近況報告をはじめた。
実は去年から遠距離恋愛になっちゃって……と私の近況を話したところ、彼女が、

「まあ、coochinさんも色々あるだろうけど、多分、彼氏さん的にもさあ……
 あ、彼女さんだっけ?

と言った。
「彼女さん」と答えると、「そっか。じゃあ、彼女さん的にもさー」と何気なく話を続けた。

彼女との数年間の付き合いのなかで、自分の性的指向に言及したのはこれが初めて。
でも、このとき私は「カミングアウトした」という意識は全くなかったし、彼女も「カミングアウトされた」とは感じていなかったと思う。
それくらい自然な会話の流れだったし、女性を好きなことも、男性を好きなことも、それ以外の性の人を好きなことも、あるいは誰のことも好きじゃないことも、それ自体としては何ら特別な意味はないのだという共通認識が、そこには確実にあった。
ちなみに、彼女がヘテロセクシュアルであることも、私はこの日初めて知った(彼女も、一度も自分の恋人を「彼」と言ったことがなかった)。

当然ながらカミングアウトしなくていい状況が本当は一番望ましいわけで、「秘密」を打ち明ける時/打ち明けられる時のベストな振舞いなんてものは存在しないのだと、このとき改めて気付いた。
それが重大な「秘密」(=クローゼット)として存在してしまった時点で既に、どう言ったって、どう振舞ったって、緊張感をなかったことにはできない。
性的指向が「秘密」になるか否かは、それ以前からの関係性によって決まる。
「秘密」をどう扱うかという部分だけ抽出して考えても、満足のいく答えが見つからないのは当然だ。

それでは、私自身が他者に対して、そういう空気――つまり、性的指向を「秘密」として存在させない空気――を提供できているかというと、全く自信なし。
いや、きっとできていないと思う。
上記の友人は、豊富な知識と柔軟な思考力の持ち主であると同時に、サッパリとした、抜群に気持ちのいい人柄。
あの空気は、多分、彼女の人柄に由来するところが大きい。
彼女のような人柄になることはできないけれど、まあ、少なくとも、私自身が「秘密」という意識を捨てることはできるはずなので、まずはそこからかなー、と思っている。


そろそろここから出ようと思います(精神的に)
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gossip

2011-02-14 | 絵日記
Rと一緒に、噂のゲイフレンドリーカフェgossipに行ってきた。
土地勘ゼロの表参道で迷子になりかけながらも地図を頼りにどうにか辿り着くと、フェムタチ風の素敵な店員さんがお出迎え。



「当店のこと、どこでお知りになったんですか?」と聞かれたので「友人のブログで知りました」とお答えしたら、「女女苑さんを読んでいらっしゃる方が多いんですよ〜」と。
いきなりドンピシャ。女女苑すごい。

白とダークブラウンを基調にした居心地の良い店内には、噂通り、LGBT関連の本がズラリ。
背表紙の色でレインボー風にレイアウトした本棚がお洒落。



よく見るとLGBT関連の本だけでなく、エイミー・タン『ジョイ・ラック・クラブ』アリス・ウォーカー『喜びの秘密』などのエスニック文学や、古本と思しき『川端康成全集』なんかも置いてある。
オーナーさんのこだわりが垣間見える、背表紙を見ているだけで楽しいラインナップ。
上段と下段の単行本・文庫本は購入できるとのことなので、文学好きの方はぜひ。

「gossip」という名前の通り、店員さんとのお喋りも楽しい、アットホームなカフェ。
ケーキも美味。今度はランチタイムにお邪魔したいなー。



* * *


素敵なカフェに行って、水族館にも行って、お酒も飲んで酔っぱらって、とてもとても楽しい一日だったけれど、Rが21時の新幹線で帰ってしまって、家の中が静かで、一人ぼっちで、外は寒くて、今すごく淋しい。

あの手この手で淋しさから必死に逃げてきたけれど、とうとう追い付かれてしまった。
淋しさは、いつも私の横にぴったり寄り添っていた。
気持ちが通じ合わなかった日。
喧嘩をした日。
Rがこの部屋を出て行った日。
それから猫たちのお引っ越しの日。
それでも、気付かぬふりでそっぽを向いて、予定のぎっしり入ったカレンダーを眺めれば、逃げ場はすぐに見つかった。
逃げて逃げて、もう絶対に捕まらないところまで逃げ切ったと思っていたのに、ついに追い付かれてしまった。

仕方がないから、逃げ場を全部捨てて、淋しさとともに生きよう。
物分かりのいいふりをするのもやめて、どうしてこっちに戻ってこないの、あなたがいないと淋しいんだ、あなたでなくちゃやっぱりだめなんだとおんおん泣いて、うんと困らせてやろう。
勝手なことばかり言うと怒られたら、ハコフグの写真でも眺めながら、今度はさめざめと泣いてみよう。
泣いたらきっとお腹がすくから、美味しいものを求めて街に出よう。

途方もない淋しさを、抱きしめたり、小突きまわしたり、時々はぎゅっと噛んでみたりしながら、とにかく一緒に生きてゆこう。
そう決めたら、淋しくて、でもなぜかあっけらかんと幸福な気持ちになった、4年目のバレンタインデーでした。
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VD history

2011-02-12 | 
2008 ミルフィーユ


2009 ムースケーキ


2010 ガトーショコラ


2011(今年)はプリンケーキに挑戦。


断面図。スが入ってしまったけど味は美味しかった。ちょい前倒しのVD。


* * *


VDとは何の関係もないけれど、ついさっき何気なくテレビを見ていたら、アニソンをバックに踊る愉快な男子新体操部の子たちが出ていた。

アニソン 踊ってみた 鹿児島実業高校 (男子新体操)


面白ーい!と思ってyoutubeでいくつか動画を見ているうちに、凄いのを発見。

青森山田高校スイス遠征動画(Men's Rhythmic Gymnastics)


鳥肌。男子新体操、生で見てみたい。
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ハマりもの

2011-02-06 | 本・映画・ドラマ
最近のハマりもの。

■セウ・ジョルジ
10数年ぶりに再開した英会話で、デビッド・ボウイが好き、と言ったら若い先生が教えてくれた。
初期ボウイのポルトガル語のカバー。すごく素敵。

Seu Jorge - Changes


■カレル・ゼマン
必要があって改めて観直したら、やっぱり素敵。不思議な魅力の虜。

『クラバート』


『ほら男爵の冒険』


* * *


そういえば、付き合い始めたばかりの頃、Rが「coochinが好きそうだったから」とTSUTAYAで『クラバート』を借りてきてくれて、それで初めてカレル・ゼマンの存在を知ったんだった。
カレル・ゼマンと同じく今では大好きなユーリ・ノルシュテインは、ちょうど10年くらい前、親友Sちゃんが「coochinちゃんも絶対好きだから!」と、阿佐ヶ谷で開催された『外套』製作資金調達のためのワークショップに誘ってくれて、それで初めて知った。
あのとき未完だった『外套』は、その後、どうなったんだろう?

実際に行った場所やそのとき交わした会話はすぐに忘れてしまうけれど、「心のお出かけ」に連れて行ってもらった記憶は、何年経っても鮮明に蘇る。
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