「我、包帯し 神、これを癒したもう」
しかし、高い地位を得た後も、バレの心は常に病める者たちとともにあった。
病床にあったシャルル9世との会話で次のような伝説が残されている。
「バレよ、今日も病院には多くの患者がおるかの?」
「はい。まったく病み人とは哀れなものでございます」
「そうか。しかし、わたしにはその哀れな患者よりももっとよい手当てをしてくれよ」
「国王陛下、おそれながら、それはいたしかねます・・・」
「なぜじゃ!?」
「私は病み人すべてに、国王と同じ手当てをしているからです」
「フ・・・」
「まんが 医学の歴史」茨木保 医学書院刊 より
冒頭の言葉はアンブロアズ・パレの言葉。
国家元首にこれはなかなか言えないことである。
医学とはかように平等・公正でありたい。
まんがとはいえ、素晴らしい本である・・・。
これからしばらくこの本からの言葉を抜粋したいと思います。
しかし、高い地位を得た後も、バレの心は常に病める者たちとともにあった。
病床にあったシャルル9世との会話で次のような伝説が残されている。
「バレよ、今日も病院には多くの患者がおるかの?」
「はい。まったく病み人とは哀れなものでございます」
「そうか。しかし、わたしにはその哀れな患者よりももっとよい手当てをしてくれよ」
「国王陛下、おそれながら、それはいたしかねます・・・」
「なぜじゃ!?」
「私は病み人すべてに、国王と同じ手当てをしているからです」
「フ・・・」
「まんが 医学の歴史」茨木保 医学書院刊 より
冒頭の言葉はアンブロアズ・パレの言葉。
国家元首にこれはなかなか言えないことである。
医学とはかように平等・公正でありたい。
まんがとはいえ、素晴らしい本である・・・。
これからしばらくこの本からの言葉を抜粋したいと思います。