SHIN-GEN-SAI 【箴・言・彩】

珠玉の名言・箴言をイシューします。

100-1=ゼロ

2007-02-28 05:47:06 | 臨床
「100-1がゼロに、100+1が150にも200にもなるのが現場」

週刊医学界新聞、第2721号より、
座談会の記事の中の辻本好子氏の言葉。
まさに現場の真実をひとことで表した名言である。
学生は勿論のこと、現役のPTでさえもよく肝に銘じるべきはこの言葉なり。
ほんの些細なひとことや笑顔があったかなかったかで
それほど患者さん・利用者さんの受ける印象が変わる。
そう、現場には魔物が潜んでいる。

星野仙一の言葉

2007-02-24 06:12:47 | 人生
「金銭的な見返りなどまったく期待していない。オレをここまで育ててくれた野球界への恩返しになればということ」

北京五輪日本代表監督・星野仙一氏の言葉。
これ、米球団に出資し、経営に参画することで、
次世代の若者に野球のマネジメントを学ばせたいという構想だそう。
さすが大御所、そこまで思いを馳せることが出来るというのは器が違う。
本当に野球が好きなんだね。
そして、後に続くものに夢を与える。大切なことです。

山岸一雄の言葉

2007-02-21 00:08:28 | 人生
「ラーメンは人の個性が出るもの。同じ味を出そうとしても無理。私はお客さんに育てられてここまでやって来た」

あの懐かしの東池袋・大勝軒の山岸一雄氏の言葉。
なんと47年も続いた名物ラーメン店もついに3月で廃業とのこと。
さびしい限りである。
養成校時代は、この東池袋の地に3年間住んでいた。
この店から何百メートルも離れていないのに、
残念ながら一度も名物の特製もりそばを食べたことがない。
辞める理由が土地再開発に引っ掛かったとのことだが、
それ以前に大病を患い、また52年間も現役を続けたのだから、
もういいだろう、とも思う。
しかし、こんなに長く愛され続け、
また弟子を育て、後進に暖簾分けしたのも100人以上。
指導者としても一流であった。
その彼をして、この謙虚な言葉である。
プロフェッショナルとはかくあるべし。

勝つ!

2007-02-17 05:23:20 | その他
「勝つ! 勝つ! 勝つ!」

いやはや、これですよこれ。
これぞミスター、長嶋節。
どこぞのレスリング父娘のようだが、
それだけ巨人に愛情があってのことなのだろうね。
いずれにしても、ミスターのパフォーマンスは
本当に勇気がわいてくるから不思議なものだ。
暗い事件や理不尽な出来事の多い昨今だけど、
あの笑顔と、そして病に負けず頑張っている姿は
まさに太陽である。

よかったと思う瞬間

2007-02-10 05:02:08 | 人生
一日に一回、一週間に一回、
ああよかったなと思う瞬間がありますか? 
             淀川長治


思わずドキッとする言葉である。
どんなに毎日が忙しくても、
こういうこころだけはなくしたくないものである。
人生を楽しむためにも、
気持ちをニュートラルに出来るゆとりは持っていたいね。
今は亡き淀川さんのあの日曜洋画劇場での笑顔が目に浮かぶ。

批判を受ける

2007-02-07 05:20:21 | 臨床
「自分のやっている事に批判を受けなければ駄目です」

理学療法ジャーナル、vol.40 No.13の1198ページ、
武富先生と鶴見先生の対談から。
まったくその通りなんだよなあ。
そういう意味では、安全な所にいては何も変わらないし、
成長も見られない。
どんどん外へ出ていって、他流試合というか、
傷だらけにならなければ。
「寝ても醒めてもPT」はつらいよ・・・。

ヘルプマン第7巻

2007-02-03 06:04:44 | 臨床
「全力で力になる」

ヘルプマン第7巻、97ページ。
神崎仁の矜持が利用者のこころを動かした名シーン。
そう、忘れていた初心の気持ちである。
そういや、皇太子のプロポーズの言葉もこんなだったっけな。
いつの時代も、どこでも、これに勝る言葉はないやね。
だけどそれだけに責任は重い。
介護や福祉は要領よくこなせばいいものでは決してないのである。