21世紀の「楽しむ経営」

オフィスゴトウ 代表取締役 後藤 専(たかし)
東京都内・貸しビル業
日々の経営判断・事業の進め方を公開します。

本来なら、行列に並ばなくていい。出前で持ってくるぐらいの「おいしいお店」を見つける。

2014年01月21日 | 日記
昨日のブログでは、少々「はしょった感」を持っているので、もうちょっと続けます。
タイトルはもちろん、自分の本にかけた比喩です。
働き方、仕事の仕方について、今日も書きます。

終身雇用の三和銀行を辞めて、モルガンスタンレーに転職した強い動機は、ライバルが少なそうだったってことです。
当時は、そんな感じだったんです。
中小証券会社で、上司を殴ってクビになった人。
学歴が、「ほんとなのかな」って思える人。
そんな感じの人がいっぱい混じっていました。

銀行で、国債運用のマネージャーの補助みたいな仕事をしていたんで、証券会社さんから毎日電話をもらっていました。
補助なんで、敬語を使ってくれる人も少なかった。
一応補助とはいえ、どこの証券会社を使うかを判断できる身分だったにも関わらずです。
サービスマンシップって意味では、相当改善の余地のある人ばかりだったんです。

本にも書いていますが、それでいて「儲かってそう」な感じでした。
これなら自分もキャラが立つ。
敬語が使えて、調べ物をちゃんとこなせば、元銀行員の真面目証券マンでイケるんじゃないかと思いました。
1年目は、ちょっと苦労したんですが、結果的には大正解だったんです。

管理職になってからも、キャラが立つように考えました。
部下を管理するんではなく、「応援する」スタイルにしようと決めた。
そっちをやってる管理職がいなかったから。

ほとんどの米系証券会社は、「360度評価」ってのをやっています。
部下・同僚・上司から評価をしてもらう。
部下を「応援する」スタイルで仕事してるんだから、評価が高いのが当たり前なんです。
計算づくでやったことですが、「死んでも後藤さんについていきます」って感じになります。

キャラが立つように考えれば、応用できると思います。
もし、あなたの会社で、「部下を応援する」スタイルの人が少ないなら、試してみてください。
見違えるように、「○○さんのためなら、死んでもいいです」って言ってくれるはず。

未だに上司なんだから偉そうにしなきゃって思っている人も多いので、有効なはずです。

タイミングをみて、ご商売をなさってる方への応用についても書いてみるつもりです。
参考になれば、幸いです。






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