英語脳構築「オウム返し英会話学習法」

ワンフレーズでのオウム返しを基本にして、それを「きちんとした表現」へと展開させていく学習法を公開

第3クールどうして3ヶ月で英語脳の構築ができるか 62/90

2017-04-29 15:05:01 | どうして3ヶ月で英語脳の構築ができるか



【どうして日本人は英語を話せないのか?】

● 子どもはオウム返しで言葉を覚える

食事をしている幼い子どもにママが聞く場面を思い浮かべていただきたい。
  Mom: Kathy, how is it? キャシー、味はどう?
こう聞かれても、子どもがすぐに答えられないのを見ると、ママは助け舟を出す。
  Mom: Good? *上げ調子 おいしい?
子どもは、さっそくオウム返しをして同じセリフをくり返す。
  Kathy: Good. おいしいよ
あるいはカレーだとすると、
  Mom: Hot? *上げ調子 辛い?
  Kathy: Hot. 辛いよ
  Mom: Very hot? *上げ調子 とても辛い?
  Kathy: Very hot. とても辛いよ
  Mom: Too hot? *上げ調子 辛すぎる?
  Kathy: Too hot. 辛すぎるよ
  Mom: Really hot? *上げ調子 本当に辛いの?
  Kathy: Really hot. 本当に辛いよ
あるいは、ママが「まずい?」と聞くから、「まずいよ」と答える。
  Kathy: Not very nice. あまりおいしくないよ
  Kathy: Bad-tasting. ひどい味だよ
  Kathy: Nasty. まったくひどいものだよ

日本のママも負けてはいない。やはり「おいしい?」と聞くから幼い子どもは「おいしい」と答え、「おいしくない?」と聞くから、「おいしくない」と答える。これがオウム返しだ。これは幼い子どもが母国語を身につけていくには欠かせないものだ。
 もちろん、英語と日本語の単語も語順も異なる。しかしあるフレーズをオウム返しさせることが、言葉の習得のうえでは欠かせないものであることは、いずれのママも無意識に持ち合わせている。
実際、「まんま」としか言えなかったわが子が、「おいしい」と口にしたときのママの喜びはこのうえないものと言えるだろう。


【今日の学習】

CHAPTER 1
 言葉の習得はオウム返しで始まる


● ワンフレーズ表現を元にして表現が拡大する
彼らは、このようなワンフレーズで言葉を覚え、いつの間にかママが助け舟を出さなくても、自然に次のような表現を身につける。

  Mom: Kathy, how is it?. キャシー、味はどう?
  Kathy: It's very good. とてもおいしいよ
  Kathy: It's really good. 本当においしいよ
  Kathy: It's not good. おいしくないよ
  Kathy: It's not very good. あまりおいしくないよ

もしも、日本人のママが、「おいしい?」と言うのをやめて、毎日Good?などと子どもに言ったらどうだろうか。当然、幼い子どもは「おいしい」と言わずに、Good.と答えるだろう。
 あるいは、It's good.とママが言ったら、やはり子どももIt's good.と言う表現を身につけてしまうだろう。親がイヌやネコを「ワンワン」「ニャンニャン」と教えたら、子どもはそれらを見たらそう答えるものだ。
 Very good.などのワンフレーズ表現を身につけているから、It'sという主語と動詞がつけ加わったキチンとした表現が自然にできるようになる。これが自然な言葉の習得といえる。

● イメトレ初体験
  【イメトレ No.1】be動詞のフレーズ

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※イメトレ学習法でのネイティブよる音声は以下のように進むことになる。
学習される方は、まずvery niceなどのワンフレーズ(※赤文字部分)を口に出して表現し、それができてからThis cake isなど主語とbe動詞をつけて表現していただくことになる。
  Very nice. とてもおいしいね
   ↓
  This cake is very nice. このケーキ、とてもおいしいね

(1) This cake is very nice.
  このケーキはとてもおいしいよ
(2) This food is awful.
  この食べ物はひどい味がするよ
(3) It is bitter.
  それは苦い味だね
(4) This pudding is not delicious.
  このプリンはおいしくないよ


※ thisは話者から近いものを指し示し、thatは離れたものを指し示す。 theは、「例の、その」という意味で、当事者がわかっているものを示し、itは、thisやthatで指し示されたものを、「お聞きのそれは」「話題のそれは」といった意味で使われる。

● ママの言葉も過激化するに続く

be動詞系列での運用から一般動詞系列への運用へ

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