ワンコと暮らしはじめたら

ワンコとワンごはん、日々のこと
くるみと一緒に過ごす時間

奈良 奈良公園に鹿がいるのは…

2017年05月12日 | 奈良と、神社と、好きなものごと
最近、こんな記事を見ました。

奈良公園 鹿せんべいを与えてケガする外国人増

さもありなん、と思いました。
なぜかというと…

一昨年の夏のことですが、
くるみを連れて奈良旅行に行きました。

その時、東大寺に行ったのですが、
南大門の辺りには、
鹿せんべいを売っている屋台もあり
観光客が鹿せんべいをあげるせいか
いつも結構な鹿がたむろっています。

私達が鹿せんべいの屋台の近くを
通りかかった時のことです。

外国人のグループで来ているらしき人が
鹿せんべいを持って、
鹿にあげようとしていました。

鹿は、鹿せんべいを見せると
頭を下げてお辞儀をしているように
見えるしぐさをします。

それが楽しくて、何度もさせたいとか
一緒の写真を撮りからかとは思いますが、
見せるだけで、
いっこうに鹿におせんべいを
食べさせてあげないのです。

鹿は何度も何度もお辞儀をしていましたが、
おせんべいをくれないので、
おせんべいを持っている人に向かって
というか、おせんべいに向かって
突進していきました。

そしたら、おせんべいを持った人や
そのグループの人が逃げたり、怒ってたり。

私はそれはヒドイよと、腹が立ったので
鹿せんべいを指差してから鹿を指差して

ちゃんとお辞儀をしたんだから、
そのおせんべいを鹿にあげなさいよ!!
見せるだけで食べさせてあげないなら、
鹿だって怒るし、かわいそうじゃない?!
というようなことを言いました。

日本語で、ですが。

アジアの言語は話せないし
咄嗟に英語で話せる程の英語力もないし
スペイン語が通じるようにも思えなかったので、
そういう時は、
自分の言葉が一番。

スペインにいた時も、
ヨーロッパを旅行した時も
トラブルの時には日本語と身振り手振りと
ちょっとの英語とスペイン語で乗り切りました。

多分、細かいことは通じなくても、
どんなことに困ってる、とか
どんなことに怒ってる、とかは
その場の状況と、話し方と様子で
困り事も、怒り具合も、通じるんだと思います。

その時も、通じたようですし
多少、日本語がわかる人が
グループに居たのかもしれません。

早く鹿におせんべいをあげろ!と、
グループの人が言った感じでした。

が、もしかしたら、
自分達でも、
どうして鹿が向かって来てるのか
状況的にはわかるはずなので
私の言ったことは、
わかっても、わからなくても
関係なかったかもしれません。

そのグループの人のように
突進されるまで鹿を焦らさなくても
観光らしき人が鹿せんべいを
なかなか鹿に与えない様子は、
他でも見かけました。

他にも、鹿に、
自分が食べていたお菓子などをあげていたり
紙のようなものをあげているのを見かけたり…

紙の時は、
それは鹿が食べられるものですか?
と聞いてみたりしました。

鹿は食べてるよ、ということを言って
肩をすくめていましたが…

昔ながらの、楮で作った和紙なら、
鹿が食べても害は少ないかもしれませんが
雑誌や新聞とか、お菓子の包み紙なんて
ダメに決まってます!

学部生の頃に奈良に行ってた頃は
そういう様子をあまり見たことが
なかったんですけどね…。

今ふたたびの、奈良へ とか
JRがCM始めた頃から、
修二会の時も観光客が増えて来たないかと
感じて、その後、増加傾向を感じていました。
そして海外の人が増えたなと感じるように
なったのは、visit Japanと言い出した頃からです。

言語も歴史も価値観、宗教観も様々な人達を
迎えて、それぞれのモラルやマナーだけに
まかせるのには、やはり無理があると思います。

鹿せんべいをあげようとして
噛まれてケガが多くなった、という記事を見て
さもありなん、と思ったのは
こういうことがあったからです。

鹿がお辞儀したりする様子はかわいいし、
柵もなしに、こんな近くで鹿に接することは
他ではあまりないことなので
鹿と楽しく交流したいのはわかりますけど。

そんな風にエサを見せられ、焦らされて、
鹿が嬉しい、楽しいわけないです。

かわいいと思うなら、そう思うなりに
もっと大事に思って接して貰いたいですね。

なんといっても、奈良公園周辺にいる、
鹿は神様のお使いなんですから。

春日大社の御祭神が三笠山に降臨された時に、
鹿に乗ってやって来たという神話があります。

奈良公園にいる鹿達は、
奈良平城京への遷都、春日大社創建以来、
そこに暮らす人々が、神や自然を畏怖する心や
春日大社の神様を尊ぶ気持ちがベースにあって
神様の使いとして大事にしてきた鹿なのです。

山の鹿が街まで降りてきて、
エサを貰ったりするために
そこらにいるわけではないんです。

奈良公園で、鹿が自由に歩いているのは
神話と歴史があったからなので、
海外の方でも、日本の観光客でも
その歴史と人々が鹿と過ごしてきた思いを
尊重して鹿と接して貰いたいものだなと
思います。

と、記事を見て、
お預けされて怒っていた鹿を思い出し、
腹立たしかったことも思い出し、
力説?してしまいました。

次は穏やかに、春日大社の御祭神のお話しを
したいと思います。









ジャンル:
文化
コメント   この記事についてブログを書く
« 動物病院に健康診断に行きま... | トップ | 奈良の神社3 春日大社 そ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

奈良と、神社と、好きなものごと」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。