United Minds (Strikes Back)

2013年に解散した電子音楽ユニット、SpiSunのWeblog“United Minds”跡地

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Madness,madness,they call it madness...(序章) 〔by ラウド〕

2006-08-11 18:56:21 | Music

MADNESS、〈FUJI ROCK FESTIVAL 06〉への出演と共に単独公演が決定

 

とてもじゃないけど、にわかには信じがたい出来事だった。あのマッドネスが来日、しかも自分で観ることが出来るチャンスがある。
そもそも僕はミュージシャンを気取っておきながら、ライブには殆ど興味がない人間である。お金がないからチケット代の分CDを買いたい、ってのが大きいのだが、そもそも高い金を払ってまで観たいと思うライブがあまりなかった。あっても実現不可能なものばかり。最近観てみたいのならOasis、Keane、Ladytron、Emilie Simonあたりかな。それでも何が何でも、ってほどではない。

その、“何が何でも”観なければならないライブが、手を伸ばせばそこにあるのである。行かない奴がいるだろうか。店を辞めてでも行く決意でチケットを確保した。

そして遂に2006.7.27.がやって来る。

僕が何故マッドネスを愛しているか、そしてマッドネスがどのような功績を残したか…はまたの機会に語るとして、ここで(この後、名古屋戦も参戦する)友人Fの登場と相成るわけである。この男こそ、僕に英国のフットボール及び音楽のアンダーグラウンド・シーンを事細かに説き、2-Toneスカやパンクの魔窟に誘った張本人である。何故か「もしかしたら行けないかもしれない」などと弱気な事を言ったりもしていたが、無事に…というか自転車の不調で遅れた僕よりも遥かに早く渋谷入り。

渋谷に明確な意図を持って来たのは、97年か98年くらいに宇都宮隆のライブで来た以来かもしれない(当時はバンドのヴォーカルをやってた男がイベント好きで、色んな所に行っていたのです。特にウツのライブにはよく行ったなぁ)…それで土地勘が薄れたかどうかはわからないが、何故か松涛やら神泉やらの方に迷いながらも無事渋谷AX着。めちゃくちゃNHKの前じゃん!この友人と行動を共にすると、いつもこんな感じで回り道が多くなる。

時間の経過に内心かなり焦りつつも着いたその場所には、いるわいるわ、ルード・ボーイやナッティー・ボーイの皆さん。僕らも決め決めで参加しようとも思ったが、英国ワーキング・クラス青年のライブ時の正装、地元フットボ-ル・クラブのキットでの参戦を固く誓いあっていた。ジェフサポ同士よ、我々はジェフの世界クラブ選手権進出の前哨戦として、英国紳士共に存在をアピールしてきたぞ!と言いつつも、僕はフットサルシャツでFはコンフィットシャツだったんだけど…。

グッズを買って会場に入ると、スタンディング席は前がガラ空き。驚きつつも真ん中に駆け寄る。
信じられない。こんな近くで観られるなんて。最前列には何故か若い女子が多かったので二列目みたいなものだけど、これだけ近くでアーティストを観るのは過去にも例がない。付き合いで行った知り合いのライブでも、だ。心の中で立ち見を主張したFに感謝する。

しかしここは、やはりルード・ボーイが集う地だったのだ。甘くはないのだ。

密着したカップルが、僕にもじりじりと密着してくる。真ん中に行きたいのだろう。負けまいと僕はどんなボールにも食らいついてキープしようとする巻の感動的なポストプレーを思い出し、「オレの体はどこをとっても機械だぜ」と電気グルーヴ的精神で耐える耐える。

そんな圧力が、突然緩む。直後、カップル男氏の「何すんだよ!何のつもりなんだよ!!」という怒声。
思わず目を向けると、ドクター・マーチンのブーツ、裾を折り返したジーンズ、サスペンダー、ユニオンジャックのTシャツとタトゥー、スキンヘッド…という、純度100%スキンヘッズ、という風体の白人男が、カップル男氏に頭からビールを浴びせていたのだ。
激高したカップル男氏が、その外人の手からビールの紙カップを叩き落とす。それは中に残っていたビール共々、重力だとか慣性の法則だとかをわざわざ考える必要もなく、ごく自然に、必然的に、当たり前であるかのように僕の脇腹と尻にヒットするのであった。

あぁそうか、そうだよな…と納得してしまった。過去にマッドネスが行ったライブ会場の様子を思い出すまでもなく、僕にとっては全てが未知の領域に踏み込んでいるのだ、と。
思えば、宇都宮隆、B'z(行きたくなかったんだけど…)、TUBE、TM Network、Deen、The Gospellrs…と、僕はプロフェッショナルのライブは女性ファンの方が多いものしか僕は行った事がなかったのだった。

ビクついていいのか、面白がっていいのかわからないうちに、その悶着は特に喧嘩にならずに一応終結していた。

しかしこの外人は何を考えていたのだろうか。ビールを見知らぬ人にぶちまけて「イェーイ、のってるぜ!フゥー、今日はハクイ夜だぜ!イマいぜ!」とその人がノリノリで喜ぶとでも思ったのだろうか。ここは日本だぜ。ここは東京(ry

すると、会場が暗転、「ワルキューレの騎行」が流れる。場内大歓声。

そう、Here comes the Madness!!!!

 

 (大した話じゃないけど、長くなりそうなので続く…)

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4 コメント

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Unknown (Cloud9)
2006-08-11 21:09:24
始まる前からのオーディエンス同士のトラブル...予想通り”マッドネス”のライヴはこうでないといけません(苦笑)オーディエンスがこのテンションならば”マッドネス”のステージは一体どんなものだったのか...続きが早く読みたい~(笑)
Unknown (ミカ・ラウド)
2006-08-11 23:49:42
いやぁ、あれには正直肝を冷やしました。
すみません、引っ張るつもりはなかったんですが…。
Unknown (Cloud9)
2006-08-12 00:09:37
とか言いながらも引っ張るところがなかなかでございます(笑)1回目のレビューでこのテンションですから...とても次だけで語り尽くせるとは思えませんね~(笑)まぁ”起承転結”と見積もって最低4回シリーズは覚悟しておりますです(爆)
Unknown (ミカ・ラウド)
2006-08-12 02:37:30
すみません、間違いなく次で終わると思います。正直そこまで長く書く体力がありませんw

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