残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

2月の読書

2017年03月06日 14時52分15秒 | Weblog




● エミリの小さな包丁  森沢 明夫/著  KADOKAWA

信じていた恋人に騙され、職業もお金も、居場所さえも失った25歳のエミリは、南房総の祖父の家へ転がり込む。
そこで、無口な祖父や、周囲の人たちの優しさに触れ…。人間の限りない温かさと心の再生を描いた、癒やしの物語。
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設定自体はよくある話ですが
なにやら心落ち着くお話し。

プロローグで、いきなり「私の武器、包丁」と始まり
おや?
と、思わせつつ美味しい、心温まる家族再生の物語へと導きます。

こう言うストーリー好きです!
★★★★★















● たまちゃんのおつかい便 森沢 明夫/著 実業之日本社

田舎町で「買い物弱者」を救うため、「おつかい便」をはじめた珠美。
継母とのいさかい、仕事の悩みや突然の別れ…。心があたたまって、ほろっとする、お仕事成長小説。
『月刊ジェイ・ノベル』連載に加筆・修正して単行本化。
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★★★★☆

こちらも、家族再生?の物語。

いつもホッとするストーリーで
作者の人柄を感じるような作品です。

ちょっと荒んだ気分のとき
この作者の本は一種の頓服薬になります。











● 花の回廊―流転の海〈第5部〉   宮本 輝/著 新潮文庫

昭和32年、松坂熊吾は大阪で再起を賭け、妻房江とともに電気も通らぬ空きビルに暮らしていた。
十歳になった伸仁は尼崎の集合住宅に住む叔母に預けられた。
居住者たちは皆貧しく、朝鮮半島からやってきた人々が世帯の半ばを占め、
伸仁は否応なく凄絶な人間模様に巻き込まれていく。
一方、熊吾は大規模な駐車場運営に乗り出す。戦後という疾風怒濤の時代を描く著者渾身の雄編第五部。
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★★★★☆















● 慈雨の音: 流転の海〈第6部〉   宮本 輝/著 新潮社

昭和三十四年、中学生になったものの、あいかわらず病弱な伸仁の身を案じていた松阪熊吾だが、
駐車場の管理人を続けながら、勝負の機会を窺っていた。
ヨネの散骨、香根の死、雛鳩の伝染病、北への帰還事業、そして海老原の死。幾つもの別離が一家に押し寄せる。
翌夏、伸仁は変声期に入り、熊吾は中古車販売店の開業をついに果たすが──。
「生」への厳粛な祈りに満ちた感動の第六部。
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★★★★☆



後、2-3冊で流転の海が終わるのかと思うと
まだしばらく続いてほしいなぁと思い始めました。

最終巻はまだ執筆中とのことなので
新展開してもうしばし書き綴って欲しいと願います。

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