ISOな日々の合間に

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不二家:ISOの認証取り消しも、不二家に臨時審査実施へ

2007年01月28日 | 審査・コンサル
環境新聞の070124に掲載された記事からポイントをご紹介します。

不二家への臨時審査の実施に向け、SGS、日本環境認証機構(JACO)の両審査登録機関による調整が本格化している。対応次第で、ISO審査登録制度の信頼性も問われそうだ。

(中見出し)経産省が注意喚起,JAB認証機関の対応確認
 これを受け、ISO9001の認証を行ったSGSと、ISO14001の認証を行ったJACOは、問題が発覚した11日、同社に対し事実確認を要請。認証取り消しや一時停止などを視野に入れ、臨時審査を行うかどうか検討に入った。

 SGSによるIS09001認証の対象は、同社の菓子事業本部、品質保証部、調達部など。今回問題が起きたのは、現段階ではその対象外の洋菓子事業部門や埼玉工場などの事業所で、直接的に関係があるかどうか調査中だという。既に臨時審査を実施する方針を固め、不二家の担当者と日程調整を進めている。審査の実施時期については未定。 

 一方、JACOのISO14001認証の対象は、埼玉工場、泉佐野工場、野木工場、湘南工場など、問題が生じた事業所も対象に含まれている。 

 一部では、経産省がJABを通じて、両審査登録機関に対して臨時審査を要請したと報道されたが、ISOは民間の審査登録制度。 同省の依頼を受けたJABは、両審査登録機関に対して、「調査」を依頼。

 神戸製鋼やJFEスチールの排水データ改ざん、三菱ふそうのリコール問題、ヒユーザー、木村建設による耐震偽装問題など、ISO認証を取得した企業による不祥事が相次ぎ、その存在意義が改めて問い直されている。制度に対する信頼性を維持していくためにも、その有効性を示す時期に来ているのではないか

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1 コメント

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こんな取り組みは、いかがですか? (skywork)
2007-01-31 21:13:03
「第三者の目」の大切さ、について。


「食品の安全管理」の不祥事が次から次に出て来ていますが、
新しいシステムを活用して「食の安全」に取り組み始めている会社が、
業界の一部には、ありますよ。
こちらを・・・。
↓↓↓↓
http://fsr.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_b19c.html

「日本の食品業界で初の試み」ですので、
参考までに、ご覧になられたらと思いました・・・。

内容の説明の為の「動画」は、こちらです。
↓↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=fa9BwUFMOXo

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