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高音質リッピング:PCオーディオのための推奨CDリッピング

2012年07月02日 | お楽しみ
「スーパーオーディオ並:その2」

 PC-Audio で良い音を楽しむには、アンプやスピーカーの選定に頭やサイフを悩ます前にすべきことがあります。 また、良いリッピングソフトや再生ソフトを選択するだけでも不十分です。

 PC環境下で如何にCDに書き込まれたAudio data を漏れなく正確にRipしてWaveファイルに収めるか、Ripしたデジタルデータをどのような環境下で正確にDACに受け渡すかが重要です。アンプやスピーカーといったアナログデータの処理への投資はその後でじっくり検討すればよいでしょう。

 CD-Rip工程はCDから0/1のデジタルデーターを読み取るだけの工程なので、読み取りプロセスは至って単純な話だと思うかもしれませんが決してそうではないようです。

 電源系の高周波ノイズを除くと、再生音質は画期的によくなりますし、Waveファイルの保存場所を回転系のHDDから非回転系のSSDに置き換えるだけでも明らかに改善されます。例えば、フラッシュメモリーに移して聴いてみれば効果が理解できるでしょう。

 そうしたことに気付き、いろいろ試み、前回投稿した以降に更に改善された結果を以下に纏めました。使用しているハードやソフトの情報は前回のブログ「お楽しみ / 2012年05月03日」を参照してください。
(このブログの左側ペインを下り、「CATEGORY」欄の「お楽しみ」をクリックすると表示されます。)

結論としては、現時点でのRipping時の対策は以下の3点です。
その1 システム全体で電源からの高周波ノイズを排除する
その2 システムから回転系のHDDを排除する(内蔵、外付けを問わず)
その3 モニターをオフにしてリップする

具体的には、
その1 電源からの高周波ノイズを排除する
この点は前報の「お楽しみ / 2012年05月03日」で写真を含め紹介済です。

その2 システムから回転系を排除する
 ここからが、前回以降の変更点です。
C-ドライブのHDDをSSD(バッファロー製 SSD-NS/PMP)に置き換えると音質がさらに改善されました。OS、ドライバーSoft、Ripや再生用soft、そしてリップされたWaveファイルなど、一連のsoftやデータ全てが回転系の影響を受けなくなったことが改善の理由だと思います。

その3 モニターをオフにしてリップする
 C-ドライブがHDDの時に驚くほど有効であることに気付きました。調べるとモニターの冷陰極管制御系から高周波ノイズが出ている可能性が高いことが分かりました。
具体的には、CD-Rippingをスター後、直ちにモニター電源をオフにします。Rippingが終了するとビープ音が鳴るので、それまで待ち、Rippingが終了のちにモニターの電源を入れます。 
 C-ドライブをSSDに替えるとHDDの時ほどの劇的な効果は認められませんが、それでも音の透明感や音像の立体感が改善され有効です。

 以上の対策を施し再生してみると、前回よりも更に音質が改善されています。CDにある全ての情報を漏れなくRipし再生ていると思えるほどです。F-range、D-Range、S/N比、立体感、空気感が向上し、臨場感たっぷりに再生され素晴らしい。ヴァイオリンやオーボエなどの高音部の艶と音の伸びも素晴らしい。低音や女性ボーカルも素晴らしい。

上記対策後の再生音評価の一例を紹介します。
対象ディスクは、1961年録音のB.Walterとコロンビア交響楽団による「マーラーの交響曲第1番(2004年発売DSD版)」です。
対策前はヴァイオリンの高音部やフルオーケストラの際に僅かながらザラツキや音の混濁があり、多少気になっていました。

 演奏開始直後から聞かれるヴァイオリンの最高音部でのppの「キーン」という「しみとおるような背景音」が、透明で明瞭に聞き取れるようになりました。各楽器の音も明瞭に聞き分けられ、奥行き感を含めその位置関係が明瞭です。弦楽器だけでなく、多用される種々の管楽器の音もナチュラルで艶があり美しい。
 音の立ち上がり良いのでリズミカルでもある。第1楽章を聞き始めていつの間にかリズム合わせて体を揺らしているのに驚きました。高齢のワルターが斯くもリズミカルで、力強く、若々しい演奏をしていたなんて、うれしい驚きであり新発見です。
 SACD再生環境を持っていませんが、なまじのSACD再生音にも決して引けをとらないのではないだろうか。

今のPC-Audioシステムに大いに満足して居ます。
電源レギュレーター「Voltampere社製 GPC-TQ」を導入したことでUSB-DAC「Lindemann USB-DAC 24/192X」は潜在能力を十分発揮しクラスを超えた性能を発揮しているし、パワードスピーカーと言えどもたっぷりの低音からのびやかな高音まで癖のない音を提供してくれる「Orphean WB-28」に不満がない。
予想外の結果でした。うれしい誤算と言えそうです。SACD再生機、アンプやスピーカーの購入検討は当分の間必要なさそうです。
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