ISOな日々の合間に

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HDDのデフラグ(最適化)

2006年08月24日 | 雑感
仕事が一段落したり、数日纏まった休めを取れるときは、先ずは体や休めながら、頭では数ヶ月から1年先のことを思い描いている。一方で、大事な商売道具であるパソコンのメンテも忘れない。メンテといっても最も重要なのは、処理速度を維持するためのハードディスクの最適化です。

最初のPCを購入したときから、パソコンメンテ用ソフトとしてシマンテック社の「Norton Utilities」を使っています。まず、コンピュータ上の不要な散乱ファイルをクリーンアップし、次いで「WinDoctor」でWindows上の問題点が無いか診断し修復したのち、「Speed Disc」を起動してHDDを最適化し、処理速度を回復させます。

ところが、PCに搭載されているHDDの要領が大きくなったためか、1台のPCを最適化するのに数時間以上かかる。その間、そのPCを使うことができない。最適化終了と表示された後、念のため、HDD上のファイルの分布状態を見てみると、空き領域に非常に多くのファイルが雑然と残っていて、最適化されたとは言えない状態でした。

そこで、念のために、更に断片化率を分析させると、何とその値は五十パーセントを超えるものでした。断片化の解消と、利用頻度の高いファイルをアクセス容易な位置に再配置してくれるはずだが、期待はずれの結果だった。理由はともあれ、「Speed Disc」役立たず、と結論した。様々な常駐ソフトが稼動していることが理由かもしれないが、結論は明快だ。

そこで、今回は最初は「Speed Disc」を利用する前にWindowsXP搭載のデフラグ機能(写真が処理画面)を利用する。ただし、WindowsXP搭載のデフラグでは、ファイルの再配置機能は不十分思われたので、その後「Speed Disc」を利用してみることにしました。

WindowsXP搭載のデフラグ(断片化解消)機能を利用するには、[スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]→[デフラグ]を選択してください。デフラグを開始すると写真にある画面で進行状況がわかります。デフラグ後に、「Speed Disc」を利用したところ、ファイルの再配置も見かけ上すっきりしていました。

処理に要する時間はいずれの場合もほとんど変わらなかったようです。その結果としてのPCの処理速度は申し分ない状態に戻ったように思います。PCの処置速度が落ちて来たと実感できるときは少なくともデフラグすると良いでしょう。